記事一覧
シェアハウス・ロック0508
初めて買ったレコード
私が生まれて初めて買ったレコードは、ハリー・べラフォンテのカーネギーホール・コンサート(1959年)の抜粋版『ダニーボーイ』だ。シングル盤。小学4年のときである。これはミラード・トーマスのギターだけで始まる。
その『ダニーボーイ』が素晴らしかったので、それからはレコード店に頻繁に出入りし、カッタウェイ盤でカーネギーホール・コンサートの他の曲目のシングル盤を買いあさった。
シェアハウス・ロック0507
『翻訳語成立事情』
表題は、『翻訳語成立事情』(柳父章、岩波新書)のことである。つい最近、古本市の3冊100円コーナーで発見したものだ。まだ、きちんと読んでいない。きちんと読んでいないものの、この本も、近代日本語の成立を考えることになってからすぐに読みたかった本であると思った。『哲学字彙』と同様である。
ちゃんと読んでいないので、とりあえず目次を紹介する。
1 社会 societyを持た
シェアハウス・ロック0506
【Live】飲み会 in シェアハウス
先週の金曜日は、前に何回か出て来た四谷のライブバー「461」(夫妻)が、我がシェアハウスに遊びに来た。
出迎え後、まず京王堀之内駅の南方2㎞ほどのところにある長池公園に、「見附橋」なるものを見に行った。これは、四谷見附にある橋(いまもある!)を改築するときに、その半分ほどをこの公園に移築したものである。それで、「見附橋」だ。私らがこっちに移住してきて割
シェアハウス・ロック0505
英語がひとつで訳語がいっぱい
前回は、後半でとんでもないことまで言ってしまった。今回は、本来の「近代日本語をつくった人々」シリーズに近いことを申しあげる。まあ、前回のトンデモは、今回のお話のマクラだと思っていただければありがたい。
まず、マクラの続きから。
そもそも、「言語記号の音声(形態)とその意味との間には必然的な関係性はない」わけだから、言語A―意味―言語Bが、そんなにすっきりいくは
シェアハウス・ロック0502
華英・英華の辞書
福澤諭吉が万延元年遣米使節の軍艦奉行・木村摂津守の従者として咸臨丸に乗り、サンフランシスコに渡ったことは『シェアハウス・ロック0426』(「福澤諭吉」の項)でお話しした。このときに諭吉は、『ウェブスター大辞書』の簡易版と『華英通語』を購入したこともお話しした。
『華英通語』に、福澤自身が英語の発音と中国語の訳語の日本語読みをカタカナで加えたものが『増訂華英通語』である。これは
シェアハウス・ロック2404中旬投稿分
明治時代の言語の断層0411
近代日本語は明治期にそのおおかたが整えられたと思う。だが、その明治期内でも、相当の変遷がある。それを知ったのも、自己流でコツコツ勉強をした過程で、である。
福澤諭吉は明治2年刊の『西洋事情』に、
譬へば訳書中に往々自由(liberty)通義(right)の字を用ひたること多しと雖ども
と記している。ここで、rightを「通義」としている。
だが『学問のす
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