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SAPIX6年生 「漢字の要」解説 第7回 「細部ミスに注意すべき漢字(5)」

「漢字の要」の解説は、おもに部首や止め、はらいの注意点が書かれています。
このnoteでの解説は、「熟語の組み立て」「音読み漢字の意味」など今まで習った知識を使ったり、派生する漢字について書いたりして知識を増やし応用力をつけてもらうつもりで書いています。

「漢字の要」10頁の漢字解説になります。 

「署名」
漢字はいくつかのパーツでできています。部首と作りがそのパーツです。
「署」の部首は「罒」、作りは「者」
意味は「名を記すこと=サインすること」
もとは「やくしょ」の入り口にあった守衛の詰所。そこから「役所」、「書き記すこと」に意味が派生したとされる。
警察署・消防署・税務署・署長(役所の長官)
「警察・所」と書かないように。

「勢い」
破竹の勢いで決勝戦まで勝ち進んだ。

「衛星」
衛星は「星をまもる」「恒星・惑星・衛星」は区別しましょう。
衛生「命をまもる」

「回復」
「回」も「復」も、ほぼ同じ意味の漢字で「かえる・かえす」「もどる・もどす」、
「ふたたび、くりかえして」の意味もあります。「復習」
病気の場合の「快復」は、「気持ち、からだが良い方にもどる」の意味です。

「復興」
意味は「ふたたびさかんにする」

「朗報」
「朗」の意味は「月のあかりが明るいこと」です。意味は「あかるい・ほがらか・たからか」
「朗報」は「うれしい、良い知らせ」のこと。
「明朗」=あかるくほがらか。
「朗読」=声たからかに読む。


「将来」

「丬」は「しょうへん」


「操縦」
「操」は「あやつル」
「縦」は「糸」と「従う」のパーツからできている。
「縦横」とは「縦横の関係が自由自在である」ことから「思いのまま・心のまま」の意味になる。「ほしいまま」の意味が出てきます。
「縦横無尽」


「脳裏」
「裏」の意味は「ころものうちがわ」です。
部首は「衣」です。「衣」の文字が、上と下に分かれて、そこに「里」が入る形です。
「哀」と「衰」も「ころも」です。 

「浴びる」
「浴びる」と「沿う」は、部首とつくりのちがいをはっきり意識して学びましょう。


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