キンスパ2024に参加した堀江由衣ファンの感想(DAY1)


概要

こんにちは。2024/05/11,12に開催された King Super Live2024に参加してきました。この記事ではファンの一人として、感想を書いていこうと思います。本当は全部のアーティストのことについて書きたいくらい、素晴らしいライブだったのですが、まとまりがなくなってしまうので、この記事では、やまとなでしこを中心にDAY1の感想を書いていきます。

自己紹介

簡単に自己紹介をします。
私がほっちゃんのライブに初めて参加したのは、2013年の春のことでした。俗にファンの間で「ダーターライブ」と言われている「堀江由衣ベストライブ~由衣と時間泥棒~」からファンをはじめています。11年くらいのファン歴になりますね。
ほっちゃんのファンになってから、「やまとなでしこ」というコンビで田村ゆかりさんと活動していたことを知りました。当然、最初期のやまとなでしこは生で見られていません。
ただ、ゆかりんのライブにも興味があり、何度か遊びに行きました。「ゆかりっくFes」のときの歌声には、すごく気持ちが乗っていて、ゆかりんは本当にいいアーティストなんだと感じたのを覚えています。
そんなわけですから、今回のキンスパに「田村ゆかり」の文字が見つかったときはワクワクが止まりませんでした。

ゆかりんの出演について

ゆかりんが登場したのは、Day1の前半のトリ。
歌った曲は「You&Me」「Baby’s Breath」の2曲です。
ステージが暗転してから、ゆかりんが登場して「You&Me」を歌い始めたとき、会場のボルテージが一気に上がりました。比喩ではなく、周りの温度がブワッと熱くなるのを感じましたね。間違いなく王国民が一気に発熱しだしてた。うん。
僕もテンションバク上がりして、興奮が止まりませんでした。マジヤバイ。IQが3になる。なんて思ってるのに、数年ぶりのmotsuさんのコールは自然と完璧にできてました。「三つ子の魂百まで」とはちょっと違うかもしれませんが、大好きだったものは本当に忘れられないんですね。
(ちなみに曲の後半から気づいたのですが、歌詞がスクリーンに出ていて、うろ覚えの人も参加できるように配慮されてました。優しい)
MCでは、キンスパの参加が2015年以来であること、現在はキングレコード所属ではないのに呼んでくれたことへの感謝、「もしかしたらいまピンチかもしれない、ゆかりんを大舞台に立たせたい」という担当だった三嶋さんの親心への言及がありました。
このときのMCも、僕がゆかりっくFesで感じたのと同じように、ゆかりさんの言葉には気持ちが乗っていました。本心だったんじゃないかな。おセンチになっちゃいます。
そんな気持ちにさせておいてからの二曲目はしっとりめの「Baby’s Breath」なんですね。もうMCで皆さん心を動かされてますから、ほんとにすっと歌声が染み渡っていくのを感じました。あのMCからあの曲につなぐのはずるいって。

一人の持ち時間

ちょっと脱線しますが、この日のライブは前回までのキンスパの教訓を活かしてか、全アーティストかなり転換が早く、MCの時間も急ぎ目な印象でした。実際セトリを見直してみても、ゆかりんの前のアーティストのみなさんが1,2曲で交代しているのがわかるかと思います。

https://news.kingrecords.co.jp/2024/05/28571/


やまとなでしこ出演?!

「Baby’s Breath」が終わったあと、会場が暗転したので、当然、前のアーティスト同様に転換だろうと油断していたら、青いドレスのほっちゃんがゆかりんの隣に立っていました。

しかも、歌っている曲はやまとなでしこ「恋の天使舞い降りて」 
僕が10年間、夢見続けてきた光景がまさに目の前に現れたのです。嬉しさと幸せと驚きがいっぺんに襲ってきて、わけがわからなくなりました。本当はこの正直な気持ちを、歓声とともに伝えたかったのですが、我を失っていた僕は半ば引きつったような声で「ぅぁぁ……っっ……うあ」としか言えませんでした。すみません。
コラボはあっても、最後に別アーティストの曲を歌って終わりだろうなと思っていたのに、オリジナルメンバーでユニットの曲を歌うなんて。しかも、振り付けも二人でやってるし!正真正銘、やまとなでしこの生ライブ。今まで見てきたライブの中で、一番うれしかった場面です。

  こんなにも胸がときめくのは ねえどうして
  勇気出して この想いを打ち明けたら きっと叶う

文脈としては異なるんですが、歌詞の中のこのフレーズがいつも以上に刺さりました。今振り返ってみても、嬉しさのあまり、思わずもため息が出てしまいます。
他の曲ではなく、「恋の天使舞い降りて」を歌ってくれたことに感謝します。本当にありがとうございました・・・。

余談ですが、僕はDay1は黒ネコ同盟のFC先行で座席を購入したにもかかわらず、チケ運が悪く、Level7からのライブ参加となってしまいました。当然、ステージ上のアーティストも結構小さく見えたのですが、やっぱり、持ってる人はちがうというか、遠くから見ても所作が可愛い!
遠目で見てるのに、二人の振り付けとか、それ以外の小さな動きに愛嬌があるんですよね。僕が好きな二人なので、多少の先入観はあるかと思いますが、やっぱりそれでも可愛かったです。

更に余談ですが、やまとなでしこの出番のあとに20分間の休憩が入りました。僕の隣の友人はセトリに満足しつつも「なのはコラボはないかぁ……」と言っていました。やまなこで成仏した僕の隣で、なのフェイの亡霊が誕生したわけです(笑)。

ほっちゃんの出番について

ほっちゃんは「インモラリスト」「silky heart」の2曲を歌いました。
正直、ゆかりんの出番で一生懸命コールを入れてしまったので、本命のほっちゃんの出番では、「YAHHO」のときにもっともっと力を入れてコールしようと思っていたのですが、どちらの曲もコールを入れられる感じの曲ではありませんでしたね(笑) ちょっと悔しいです。

ただ、「インモラリスト」は曲の重厚さと、ほっちゃんの柔らかくて少し怖い声で会場の空気を掴むのに十分すぎる力を持っていましたね… しかも個人的にめっちゃ好きな曲だし!
やまとなでしこの出番で感動させておいてから、インモラリストで興奮させてくる。悔しいけどそのコンボもだいぶ効く… しかも、上坂さんはライブ冒頭で「インモラリスト」と同じ作曲者の清竜人さんが書いた「ボン・キュッ・ボンは彼のもの」を歌ってたわけだし、レーベルメイト同士のつながりも感じられる選曲なわけです。インモラリストっていう曲だけでも強いのに、そういう選曲をしてくるのかよ!にくいやり方だ!当然ラスサビでUOを折りました。

やまとなでしこの出番のあと、すぐに休憩となってしまったので、二人でのMCはなかったのですが、ほっちゃんからは、こんな言及がありました。(記憶はあやふやなので、間違ってたらすみません)
「みなさんもしかして、このライブ中ずっと立ちっぱなしですか?ああ~、もうちょっとだけ頑張ってください(笑)」
「あ、ちなみに、やまとなでしこなんですけれど、あれは再結成ではないですからね。解散したわけではなくて、活動休止していて、なんか今日久々にオファーが来たなぁ、っていう感じなんですよ。なので、再結成ではないです。」

短いMCの中でこのコメントは嬉しすぎる。多分、本人としてはもっと話をしたい部分はあったんじゃないかと思うのですが、まきの指示が出ていたのか言及はほんの少し。
ただ、この一言でほっちゃん自身は「オファーがあればやる気があります!」という気持ちを表しているわけで、これはまだもしかしたら今後もあるかも、と思える嬉しいMCでしたね。
(ほっちゃんはAice⁵などのユニットをやりたがりなところが、昔からあるのを知っていたので、やっぱりこの人はぶれないなと少しほっこりした瞬間でした。)

セトリについてなんですが、ほっちゃんのライブっぽさを出すには、たしかにこの2曲を使うのはいいかもなと思いました。壮大な敵とバトルするときに使用される楽曲と、内田雄馬さんをはじめ、みんな大好き「とらドラ!」の楽曲という構成であれば、少ない曲の中でらしさを表現できるセトリになっていたのではないでしょうか?2日目のセトリは「アシンメトリー」「バニラソルト」の2曲ですから、似たような構成になっていると言っていいでしょう。
また、画像は二日目のものですが、ライブでおなじみの踊りっ娘倶楽部のみなさんも一緒だったので、2曲ではあったものの、たしかにほっちゃんのライブっぽさが出ていて良いステージだなと感じました。

また脱線します。すごく個人的な思い入れですが、ほっちゃんの活動をチェックし始めた時期が、ちょうどインモラリストのあたりでした。よく聴いていたFMのゲストで出演していたのをよく覚えています。
このころは、まだCDを買えるような経済的余裕がなかったので、インモラリスト聞きたさにラジオを付けたりしていました。

ほっちゃんの楽曲の中ではイレギュラーな方だとは思いますが、インモラリストは一度聴いたら忘れられない楽曲ですので、これをキンスパの場でファン以外の人に届けたのは良かったんじゃないかなとも思っています。

すみぺとのコラボについて

Day1のコラボはセンターステージですみぺとコラボで「天使のゆびきり」を歌っていました!個人的にこの曲はキンスパまで知らなかったのですが、所見で聴いても好きな曲だなと感じました。
あと、個人的にこの二人のライブにはよく遊びに行っているので、大好き✕大好きという、自分的に嬉しい組み合わせでしたね。二人ともかわいいし!
ラストのハートを作っているシーンが印象的でした。
やっぱりスターチャイルドの遺伝子は最高や!


なのはコラボ

めかりるうぃっしゅ は つよい。この曲は多幸感が強く出てきますよね。キンスパ2015でもゆかりんが歌っていたのも、懐かしい思い出として蘇ってきました。なによりこの二人で、なのはの曲を歌うなんてね!
このコラボは特別で、OP,ED2曲の両方を歌ってくれるというおまけ付き。キャストと作品の噛み合いで、この日のラストとしてふさわしいトリを努めているなと感じました。
亡霊と化していた友人もここで無事に成仏することができました笑

1日目のラストコラボ

ラストのコラボでは、Give a Reasonを全員で歌唱。キンスパのラストいえば、という曲でテンションが上がると同時に寂しさが湧いてきたのを覚えています。
ここではゆかりんがほっちゃんの横に移動して、やまなこの二人が並ぶ姿が見えました。本当に遠くて、動きしか見えなかったんですが、相棒って感じがして好きでしたね。
ガチでやまなこの二人を見すぎていて、他の人のコラボを見失っていたのが少し心残りです・・・

1日目の感想

正直もっと良かった点はいっぱいあって、書きたいことはたくさんあるんですけれども、一番言いたいことは以下の一言に尽きます。
「やまとなでしこのお二人、オリジナル曲をを二人で歌ってくれて、ありがとうございました!僕はこの瞬間に立ち会えて幸せです!」
本当にこれ。

僕がファンになったときには、すでにやまとなでしこは活動を休止していて、二人が生で歌うことは、絶対に叶わない夢だと思っていました。
なにせメンバーのふたりとも、もうとっくの昔に売れない若手声優を卒業して忙しいし、ゆかりんはキングレコードの所属でもないわけです。
アニメの共演は何度かあるものの、やはりライブで揃うことは何年もない状態が続いていたような気がします。
だから、たまに、やまとなでしこのCDを聴いても、もっと早くに生まれていれば、とか、どうしてこの世にはタイムマシーンがないのだろう、とか、本当に無力感に陥ることしかできなかったわけで……

これを読んでいるファンの人の中にも、当日まで同じ思いを抱きつつ過ごしていた人は多いんじゃないでしょうか?
そんな思いを抱えていたので、あの二人がステージに揃った瞬間の歓声、どよめき、ファンの慌てっぷりを多分僕は一生忘れないはずです。
叶わないと思っていた夢だけど、長年無理だと思っていたステージだけど、それが生で見られたことに本当に感謝している。長い間、待っていたこの日がついにやってきてくれて、幸せだったよ。

やまとなでしこの活動は今後あるんだろうか?

MCを聞く限り、再結成ではありませんし、本人たちのやる気かオファーがあれば今後も活動がありそうだ、と個人的に期待している気持ちはあります。しかし、お二人がそれぞれ忙しく、なかなか活動をすることは難しいのかなと思っています。
ほっちゃんは新アルバム制作が決まっており、おそらくライブツアーの発表もあるでしょう。ゆかりんはキンスパ終了後にみなさんがこぞって購入しているように、6月から全国ツアーを開始の予定です。スケジュール的にもかなり厳しそうなのは予想がつきますね・・・
まあ、それから個人で作曲しているアーティストでもないので、新曲を作成する場合でも、誰に依頼するのかという問題もあります。
ただ、唯一希望として、ワンチャンあるんじゃないか!?と思える可能性もじつは残されています。

これは本当に個人の希望だし、無責任なお願いなんですが、清竜人さん、お願いします……
やまなこのガチファンであり、お二人にそれぞれ楽曲提供している清さんなら、絶対いい曲を作れると思います!!実際提供曲は毎回めちゃくちゃいいですし!
レーベルの枠の問題も、清さんが個人で、清竜人♡ハーレム♡フェスを主催してくれれば、ワンチャンいけるんじゃないんでしょうか?
お願いします竜神さん!!

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