ジューンブライド、いい文化だ|ボイス感想
こんばんは、みなさま。
ジューンブライド3年分+やまのグッズ、一瞬でお給料が吹き飛びました。過去2年分再販あるだろうなって予想してたし覚悟もしてたんですけどね、実際に口座残高見るとビビります。
というわけで今回は常設になった2022年と新しく出た2024年の分を書きます。
！この先ボイスネタバレ含む感想になります！
ジューンブライド2024
2024/6/3～6/30で販売中。
購入したのは以下の3人です。
山神カルタさん
ウェディングドレスの展示会に来た聞き手と山神。男女どちらでも聞けます。
写真じゃわからない生地の質感にときめくのわかるなあ。角度によって見え方が変わったり、遠目ではわからない柄とか入ってるとすごい好き。やまなら赤も青も白も黒も着こなせると思うし、白がいい！って言ってても実際に来てみたらこっちも…ってなるところが想像できるし、迷って何着も試着してるところを見てみたいですね。やま結構派手なデザインが好きなんだね、かわいいね。聞き手がやまにドレスを選んだように、やまも聞き手の衣装選んだりするのかな。
EXは展示会終わりにお茶しに来た二人。沢山ある決めなきゃいけないことを一つ一つ一緒に決められるくらい大切な関係築けてるのがうらやましくなりました。
弦月藤士郎さん
結婚する聞き手と友人代表スピーチしてくれることになった弦月。男女どちらでも聞けます。
おげんは語彙力あるし言語化上手いし、ラインを把握してるから安心してスピーチ任せられそうです。内容しっかり考えたうえで時間まで考慮するの責任感があって弦月らしいです。弦月と聞き手の思い出も弦月から見た聞き手の話も、ってしたら今度は時間オーバーしちゃいそう。練習してたと話す声の硬さとか少し震えた感じから緊張が伝わるし、緊張するほど自分を思ってくれてるんだなあって嬉しくなっちゃいます。聞き手の気持ちにも弦月の気持ちにも共感できる良シナリオでした。
EXは式終わりにおしゃべり。もうさ、弦月のことだから超良いスピーチしてくれたんだろうけど、どんなに上手くできてもこうして不安になるんだろうね。それが素敵なのですが、自信持ってほしいと思う瞬間はありますね。
加賀美ハヤトさん
社員の結婚式に参列する社長と秘書の聞き手。男女どちらでも聞けます。
どう考えても人の結婚式で飲む酒の量じゃなくて笑いました。社長過去にビンゴ大会に楽しそうって参加して豪運で特賞当ててる経験ありそう。騒がしいのが好きじゃないこととか、おそらく出会いを制限していることとか、聞き手を秘書という役職ではなく一人の人間としてみてる感じがします。人生の主導権を手放すなとか、会社は人生の自由のバックアップだとか、ためらいなく言えてしまう社長の下で働けたら幸せなんでしょうね。普段はあまり聞けない、趣味と仕事に全力で生きる社長の結婚観が聞けて良かったです。
EXは翌朝の社長と聞き手。あの勢いで飲んでればそりゃあ残りますよね…。胃が大丈夫なのも社長って感じ。最後のご報告は聞き手と社長のどちらの話なんですかね…？
ジューンブライド2022
2024/6/3から常設販売が開始。
今のところ以下の4人を購入しました。多分増えると思うので増えたら追記していきます。
花畑チャイカさん
知り合いの花畑チャイカ有識者がお前絶対これ好きだろって言ってたので買いました。
唐突にどんなふうにプロポーズされたいか聞き手に尋ねるチャイちゃん。男女どちらでも聞けると思いますが女性向けっぽい。
当たり前に隠し事もなくプロポーズするし、断られるわけないと思える関係性、超好きです。カードゲームの例え奇想天外すぎて逆に見てみたいかも。断られるわけないと言いつつ緊張して唸ってたり、OKされたあとの第一声が勝った！なのがチャイちゃんらしくて可愛いです。聞き手はさらっとしたプロポーズが好きみたいですが、夜景の綺麗なレストランでプロポーズしてほしいって言ったら改めてしてくれるんだろうね。二人が指輪や式場を選ぶ部屋の壁になりたい。
山神カルタさん
理想のプロポーズの話をしてくれる山神と鈍感な聞き手。男女どちらでも聞けますが個人的には壁だと思う。
後ろでテレビの音がずっと聞こえてるからお家か珍しいな～と思ってたら話の流れがそれだったのですべて察しました。途中から聞き手！気づけよ！！ってなります。プロポーズ前のご飯のふわふわが気になるの、山神の想像力って感じしますね。彼岸花畑ってもしかしてヨヒラ？！って思わず聞き返しに行ったのは私だけじゃないはず。普通に話してて～のところとかチラチラ聞き手の方見たりしてたらとっても可愛い。全然気づかないから自分から仕掛けてしまうところまで含めて、期待を裏切らない王道展開でした。
弦月藤士郎さん
親友の結婚式に参列した聞き手と弦月。女性のほうがすんなり聞けるんじゃないかな。
ジューンブライド、素敵だけど確かに雨の日が多い季節だから、晴れると天気まで祝福してくれてるみたいで嬉しいですよね。ブーケトスって参加しない人は見たくても下がるものだと思ってたから、近くまで行こうって言いだしたおげんお嫁さんになるんか？って呟いてしまいました。弦月のところまで飛ばす花嫁もすごいけど。ブーケを女の子に渡すとき、きっと苦笑いしながらも優しい顔して渡してるんだろうな。容易に想像できるし、さすがに初恋泥棒ですね。数年後昔結婚式であったお兄さんと再会するところから始まる少女漫画とか普通にありそうです。
夕陽リリさん
プロポーズからの二人だけで結婚式。本人も女性向けと仰ってますし花嫁呼びあります。
第一声からプロポーズで本当に心臓止まるかと思いました。衣装を準備する間もないほど急いで準備しておいて"今だけでもいいから"はずるくないですか？！ずっと愛おしむような声音だったから、急にふざけだしたときの上擦ったような笑いに滲む焦りが際立ってます。最後のセリフの解釈次第で、それまでの言葉の意味が変わってきそうなのもすごく良いですね。生涯二人で幸せに暮らすのかもしれないし、リリちゃんの言ったように"今だけ"の幸せになるのかもしれないし。評価されてる理由が分かる台本と演技でした。
今回紹介した人たち
ジューンブライドだから全体的に恋愛要素強めの台本が多いんですが、それだけじゃなくて"結婚"そのものへの価値観が現れててたくさん買いたくなっちゃいました。一緒にいたいのか、家族になりたいのか、あるいは何かしらの責任なのか。こういう聞き方は一般的ではないかもしれませんが、シチュエーションがかなり限られる分、その人らしさとか価値観が出るのがジュンブラの良さだと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？