見出し画像

南欧式発声法と無呼吸症

南欧式長生き発声法協会には、いびきの改善に
訪れる方が一番多いです。

いびきの改善には、マウスオープナーを使用して、睡眠時に、気道を確保します。

マウスオープナー(コットンで代用できる)の装着は面倒でも3週間は継続して行うようおすすめしています。

鼻腔が拡張したところで、本来の鼻呼吸に戻すため、おしゃべりの声の出し方を変更し、気道の息を乱さないように練習します。

声を出す場所がわかり、口の開け方や舌の使い方を覚えることで、夜のマウスピースをはずせるように指導します。

具体的には回す発声法を覚えていただきます。

習慣が体に身につくまで、大体半年くらいかかります。頭でわかっていても、感覚ではつかめないこともありえます。焦らないでやってみましょう。

応援いたしております。

【参考】

無呼吸症の症状

• 睡眠中のいびき: ほぼ毎回いびきをかくこと。
• 呼吸停止: 睡眠中に呼吸が止まること。
• 強い眠気や倦怠感: 十分な休息を取れないため、日中に影響が出ること。


無呼吸症を放置すると

1. 高血圧: 無呼吸状態に陥った脳は、酸素不足を解消しようとして血圧を上昇させます。

2. 糖尿病: 無呼吸による低酸素状態が糖代謝異常に影響を及ぼす可能性があります。

3. 慢性腎臓病: 血流が悪くなることで慢性腎臓病の発症につながります。


無呼吸症を発症する年齢は

1. 男性が発症しやすい年齢:

o 男性の多くは、30代から60代の働き盛りで、ピークは50代です。

o この時期は仕事中心の生活で、運動機会が減少し、食事の過剰摂取も増えることがあります。
o 肥満になると、首回りの脂肪が気道を狭くし、無呼吸を引き起こす一因となります。

o 睡眠時無呼吸症候群の中等度以上の男性には、高血圧や糖尿病の患者さんが多いと報告されています。

2. 女性が発症しやすい年齢:

o 女性の発症年齢は60代がピークで、更年期を過ぎると患者数が増える傾向があります。

o 更年期には女性ホルモンのプロゲステロンが減少し、気道が狭くなりやすくなります。

o 更年期障害の影響と思われやすいため、いびきが激しくなった場合は睡眠時無呼吸症候群を疑ってみてください。

3. 子どもが発症しやすい年齢:

o 子どもの発症年齢には2つのピークがあります。

1)2~6歳: アデノイドが大きくなる時期。
2)思春期: 体格や体質が大きく変化する時期。

o 子どもの場合、アデノイドや扁桃の肥大が原因であれば、手術で改善することが多いです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?