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高齢者施設で感染発生!その時スタッフができること

高齢者施設で感染者が見つかってしまったときには、,どのような対応をしたら良いのかと悩んでしまうでしょう。

しかし、対応の仕方のポイントを具体的に理解していれば、適切な振る舞いができます。

ここでは高齢者施設で感染が発覚したときに、スタッフができることを紹介します。

ケース1.スタッフが感染した場合の対応

高齢者施設での感染が起こるケースとして、まず「施設で働くスタッフが感染者になった場合」が考えられるでしょう。

スタッフが感染したときはどうしたら良いのでしょうか。対応を以下にまとめました。

①感染したスタッフは直ちに出勤停止にし、自宅待機をするように指示する
②濃厚接触者を特定して感染者が出たことを伝え、スタッフであれば自宅待機を求める。
③感染者が出た事実を保健所や自治体などへ報告して指示を仰ぐ

また、スタッフの感染があったことは、利用者やその家族にも説明する必要があります。

感染への不安がある場合の対応方法についても伝えて、混乱を招かないようにすることが大切です。

ケース2.入居者が感染した場合の対応

高齢者施設では、入居者の中から感染した人が見つかるケースもあります。

入居者から感染者が出た場合には、スタッフはどうすれば良いでしょうか。こちらも適切な対応をまとめました。

①感染した入居者を隔離して他の利用者への感染拡大防止に努める
②利用者と家族に感染の事実を伝えて状況を説明し、理解を得る
③入居者と濃厚接触した可能性がある人を特定して事実を伝え、検査を受けるように勧める

具体的な対応策については、医療機関との連携して判断することが必要になります。

同じ施設内で生活していた利用者やスタッフも感染リスクがあるので、検査を受けるように促すのが賢明です。

迅速な行動が施設全体を守る

スタッフの対応は迅速さが重要となります。対応が遅れるほど、感染者が増えるリスクが高くなるからです。

感染が拡大しないようにするためには、感染者が見つかってから速やかに行動しなければなりません。

もし対応が遅れたのが原因でクラスターが発生したら、ニュースにもなってしまうでしょう。風評被害が起こる可能性もあり、今後の経営に悪影響が生じることは否めません。そうなると利用者にも迷惑がかかってしまいます

施設全体を守るためにも、迅速な行動をとれるように心がけましょう。

重要なのは「事前の準備」

感染者が発生してから何をすべきかを判断するのは困難です。冷静さが失われてしまうことも考慮して「この通りにやれば良い」とわかるマニュアルやフローを作って準備しておくようにしましょう。

事前にスタッフに周知しておき、万が一のときには個々のスタッフが自覚を持って率先して行動を起こせるようにするのが大切です。

マニュアルには「誰が何をどうすべきか」を手順を追って具体的に記述しておきましょう。

・感染発生時の人員配置
・隔離スペースの確保の仕方
・連絡系統 

などについて、はっきりと記載しておくのが重要です。

スタッフも利用者も感染から守れるようにするという意識を持ち、最適な体制を考案してまとめておきましょう。

感染拡大を防ぐために

人の出入りがある以上、施設内で感染が発生してしまうことは完全に避けることはできません。重要なのは、感染拡大が起こってしまわないように防止措置を取ることです。

施設自体をできるだけ感染リスクの低いものにするという考え方も持つと、安心して施設を利用してもらえるようになります。

感染拡大防止のための基本的な対策として、施設自体の除菌を実施しましょう。手すりやドアノブなど、普段からよく触れるところの除菌は普段からこまめに行う必要があります。

ただ、施設の隅々まで毎日除菌するのは困難です。定期的に除菌業者に依頼して、施設全体を除菌してもらうのが効率的でしょう。

【POINT】
mamoriaが提供しているスチーム噴霧による除菌なら、施設全体をカバーできます。短い時間で除菌も抗菌もできるので、感染拡大を防ぐために定期的に実施するのがおすすめです。

まとめ

高齢者施設では、スタッフも入居者も感染するリスクが常にあります。業務上、感染者が出ると誰もが感染してしまう可能性が高いのも確かです。

感染が発覚したときにはスタッフが迅速な対応を取れるようにするのが重要なので、事前にマニュアルを作成して冷静に対応できるようにしておきましょう。

さらに、定期的な除菌の実施を徹底すれば、きっと感染拡大を防ぐことができます

万が一の事態を想定して適切な準備を整え、施設全体の除菌もして予防に努めることは、高齢者施設が運営を続ける上で欠かせません。

より詳細な対応方法については以下のサイトで解説しているので、ぜひ参考にしてください。



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