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卒論を書き終えました

お久しぶりです。就活に卒論にいろんなことに忙殺されてnoteから遠ざかっていました。この度、卒論を書き終えたのでまた少しずつnoteを書きたいと思います。今回は、卒業論文を書いてみての感想を後記の延長戦として書いてみます。

月並みですが、最初に出てきた感情は、卒論終わってよかったなという安心感、そして3万字弱も書いたのかという達成感でした。これまでの人生の中で最大の創作物になりました。まずは、書ききった自分をほめてやりたいと思います。

僕の専攻は、少々ニッチな学問なので僕自身が好きな漫画で卒論を執筆しました。自分が好きなことで卒論を書けるというのはモチベーションとメンタル面でかなり助かりました。しかし、文系はみんなそうなのかわかりませんが、仮設と結論は自分ありきなのでこの論文の意義はなんだ?と揺らいでしまうことがありました。結果的には、ちょっとその漫画家の研究を掘れたんじゃないかなと満足しています。学部生の卒論で世紀の大発見をすることは、ほぼ無謀だと思います。

卒論を書く意味っていったいなんだろう。この問題には書いている間、目をつぶってきました。改めて考えると、自分の大学生活を締めくくるためだったなと思います。コロナにぶつかり去年の2月からろくに大学に通えなくなったなかで、大学生としてのモラトリアムが加速していきました。そのままだらだらと卒業の時を迎えるのではなく、卒論という人生最大の創作物を完成させることによって自分の手で区切りをつけ卒業を勝ち取る、そうした意味があったのではないかと思います。

文章を書くことは基本的な教育を受けていれば誰にでもできます。それは、最も身近で簡単なクリエイティブ活動だと思います。だからこそこの節目のタイミングで「3万字書き切って卒業するんだ」という事実は大きな自信になります。僕は今のところ文章で食っていくわけではないので、おそらく卒論が代表作になると思います。納得できる代表作ができてうれしい限りです。

卒業が決まったら本文もネットの海に放流しますが、在学中にやると問題起きそうなので今は止めておきます。

またぼちぼちnoteも更新していきます。

道が交わればまたどこかで。

大体コーヒーか漫画に使います。もし万が一この若造にコーヒーや酒の1杯おごってやってもいいと思う方がいらっしゃるのなら嬉しい限りです。