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葬送のフリーレン 感想

あいさつとあらすじ紹介

 久しぶりの投稿第2弾。ちょくちょく読んだ書籍や観た映画の感想なども投稿していきたいと思います。
 ただ基本的にパッションとハートで生きてる男。足りない語彙力と表現力を鍛えつつ、推しへの気持ちで補いつつやっていきます。

 今回は週刊少年サンデー連載中の漫画「葬送のフリーレン」をご紹介。


 魔王を倒した勇者たち一行。パーティの一員だったエルフのフリーレンのその後を描いた作品。感情や生きざまといったものに無頓着だった彼女が、自分たちの残した足跡を辿りつつ少しずつ残ったものや残してくれたモノの大切さを知っていく、そんな話。

人間とエルフの生き方

 長命種族故、人間の感情や生きざまに無頓着だったフリーレン。数世紀以上生きる彼女にとって魔王を倒すために定命の人間やドワーフと旅した期間は「長く生きてきた中のたったの10年」でしかなかったのです。ただ人間やドワーフにとってはそうではありません。彼女と過ごした10年は彼らにとって、そして旅路の中で会ったすべての人たちに影響を与えていました。
 時は過ぎ去り、勇者パーティもみな老人になっていきます。フリーレンただ一人を残して。
 彼女は勇者ヒンメルが老衰でなくなり、その後に参列した葬式で初めて「みんなのことをよく知らなかった」と気づきます。そうして彼女は趣味の魔法知識収集の傍らで人間をよく知るための旅に出ます。
 その後は弟子を拾ったり、ドワーフの弟子をパーティに入れたり目下楽しくも大変な旅の真っ最中。まだ20話少々ですが読後感の気持ちよさといい、非常に充実感と癒しが得られます。ぜひぜひご覧ください。
 ここまでのストーリーはさんでーうぇぶりで読めますのでぜひ一度ご覧ください。
https://www.sunday-webry.com/detail.php?title_id=1093

感想

 もうね、泣いちゃうわけですよ。フリーレンが人々の優しさに触れ、ところどころで過去の彼らの過酷ながらも楽しかった道行が語られるわけなんですが本当に素敵な旅だったんだなと。昔、自分がやっていたRPGのその後を良く妄想したもんですが、それを彷彿とさせる。願わくばフリーレンたちのような幸せな生涯でと祈るばかりです。
 生きとし生ける者への気持ちを知っていく儚くも優しい物語。これからのフリーレンたちの道行に幸多からんことを。あとアニメ化待ってます!


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