SDGsについて4
リスペクトコラムです。(元記事:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230403)
だいぶ世の中でSDGsというものが浸透してきました。この記事にあるように、各クラブでSDGsについて取り組んでいますが、内容の格差が見られます。積極的なところは未来も盤石と思いますが、忙しい、手が足りないという言い分なのか、後回しにしてほとんど取り組めていないところは正直大丈夫かと個人的に心配してしまいます。そんな中で名古屋さんは、宣言もしているし、立派な取り組みをされていて、J1にふさわしいクラブだと思える内容でした。また、最近いい取り組みをされています。
【「名古屋グランパス SDGs共創授業」】
「名古屋グランパスでは、この度、ホームタウンの小中学校と連携し、コミュニケーションロボットのkebbi(ケビー)を活用したSDGs共創授業を新たにスタートさせました。
※kebbi(ケビー)とは・・・会話、表情、動きをプログラミングにより自らの手で組み立てるコミュニケーションロボット。学校での教育・学習、老人ホームでの見守り、店舗での受付などで活躍。」
「名古屋グランパス SDGs共創授業の概要
内容
児童・生徒に名古屋グランパスが取り組むSDGs活動を紹介し、その活動を知らない方にどのような方法で伝えれば、クラブのSDGs活動への理解を深めていただき応援してもらえるかを考えていただきます。そこで出たアイディアを基にkebbiを活用し、ホームゲーム来場者に向けた情報発信施策を児童・生徒の皆さんに企画・実践いただきます。
今後の流れ
[1]名古屋グランパスが取り組むSDGs活動について児童・生徒へ説明する訪問授業。
[2]児童・生徒にグランパスのSDGs活動をより深く学んでいただき、kebbiを活用した発信方法等を検討およびkebbiへのプログラミングを実施。
[3]各学校内において、児童・生徒がプログラミングしたkebbiの作品発表会(プレゼンテーション)を実施。
[4]名古屋グランパスのホームゲームの際に豊田スタジアムにて各学校の代表作品(kebbi)の展示会を実施。
※試合日は調整中
対象校
江南市立古知野南小学校 5年生(4クラス136名) 名古屋市立猪子石中学校 1年生(3クラス101名)
協力
Edutex株式会社、近藤産興株式会社」
ホームタウンの小中学校と連携し、「SDGs共創授業」を実施するなんて、何と素晴らしい事かと思います。クラブが取り組むSDGs活動を紹介し、その活動を知らない方にどのような方法で伝えれば、クラブのSDGs活動への理解を深めていただき応援してもらえるかを考えてもらう内容です。普通学校訪問といえば、サッカーの出前授業でしょうが、もはや全クラブがやっている当たり前の事業となりました。サッカー以外に何ができるかですか。市内全校訪問という事例もあるようですが、もう訪問数は余り関係ないのかもしれません。数より質という事ですかね。
【名古屋グランパスSDGsアカデミー2023「地産地消カレープロジェクト」収穫体験等のフィールドワークを実施】
「2023年は持続可能な食産業モデルの構築を目指しホームタウンの地産地消を進めるため、様々な方々と共創し、「地産地消カレー(仮)」を製作し愛知県産農産物の6次産業化を図るとともに名古屋グランパスアカデミーが掲げる「社会性のある選手の育成」を目指し、スポーツSDGsの実践プログラムを通して、アカデミー選手が企業や自治体の方との共創による社会課題へアプローチしていきます。
2/4(土)にはU-18アカデミー選手7名、共創パートナーの皆さまと「地産地消カレー(仮)」で使用する美トマトの生産現場に伺い、生産者の方からのお話や収穫体験を行いました。美トマトは環境制御型ハウスで、与える水分を抑える等、環境ストレスを与えることによる高い糖度が特徴です。糖度を計る体験もさせていただき、実際に自分で収穫したトマトもその場でいただきました。
収穫体験の後は場所を移動し、地産地消がどのようにSDGsに関連しているかを学ぶため「フードマイレージ」の計算を行い、このカレープロジェクトを通じての地産地消への取り組み方などを議論しました。今後、自分たちで取り組んでいくこととして、買い物の際に愛知県産を進んで購入することや、出来上がった地産地消カレーの販売方法のアイデアだしも行いました。SDGsアカデミーでは、「地産地消カレー(仮)」の実現に向けて、引き続きセッションを重ねていきます。」
持続可能な食産業モデルの構築を目指し、ホームタウンの地産地消を進めるという壮大な取り組みですね。トマトを栽培し、カレーを作るという内容なのかもしれませんが、地域の農産物の6次化、地産地消、できあがった加工食品の販売方法の他、社会性のある選手の育成も図るという、何と素晴らしいアカデミー事業なのか。
これはいわば差別化だと思います。アカデミー組織も単にサッカーを学ぶだけでなく、社会・地域課題を考えながら社会性を育てるという事で、地域の他のアカデミー組織と比べて付加価値を高められると思います。例えば県内に他に老舗アカデミークラブがあり、地域の有望な選手がまだ県外に流出する事に悩んでいるところがあれば、こういう取り組みもいいのではないでしょうか。
【名古屋グランパスSDGsアカデミー2023「地産地消カレープロジェクト」フットサル交流及び販売戦略セッション】
「名古屋グランパスでは、名古屋グランパスアカデミー選手や共創パートナーの皆さまと共創してSDGsに取り組む「名古屋グランパスSDGsアカデミー」を進めています。
2023年は持続可能な食産業モデルの構築を目指しホームタウンの地産地消を進めるため、様々な方々と共創し、「地産地消カレー(仮)」を製作し愛知県産農産物の6次産業化を図るとともに名古屋グランパスアカデミーが掲げる「社会性のある選手の育成」を目指し、スポーツSDGsの実践プログラムを通して、アカデミー選手が企業や自治体の方との共創による社会課題へアプローチしていきます。
3/4(土)のセッションでは、U-18アカデミー選手・スタッフ約10名と共創パートナーの皆さまが参加し、株式会社アサツー ディ・ケイの染谷栄一様からSDGsに関する講義をいただき、理解を深めました。そして、より交流を深めるため混合チームでフットサルを行いました。」
「名古屋グランパスSDGsアカデミー『地産地消カレープロジェクト』
内容
名古屋グランパスのアカデミー選手、共創パートナー等、様々な方々とSDGsを学びながら、共創の場を通して愛知県産の野菜を使ったオリジナルレトルトカレーを製造から告知、販売に取り組み、愛知県産農産物の魅力を消費者に伝える。
共創パートナー
株式会社AZAPA、JAあいち経済連、株式会社折兼」
セッションで共創パートナーとともに、SDGsに関する講義を受けて、その後に交流を深めるために混合チームでフットサルを楽しまれたとか。共創の場を通じて地域課題の解決を考えるというのは素晴らしいですね。これからも名古屋さんのSDGsの取り組みに注目していきたいと思います。
で、名古屋さんといえば、目下J1で2位をキープしています。川崎さんが先駆者となった、社会貢献活動をしっかりやるが、本業も実績を残すという事を、今度は名古屋さんが実践している印象です。今季優勝されるかもしれませんね。
SDGsへの取り組み関連:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220430
J1名古屋関連⑫:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20211105
〃 ⑪:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20210926
〃 ⑩:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20210319
〃 ⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200807
〃 ⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200724
〃 ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20181203
〃 ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171219
〃 ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20161213
〃 ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20161106
〃 ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160918
〃 ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140727
〃 ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130213
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