マガジンのカバー画像

【南京事件】の参考書

189
【南京事件】という用語は【二種類有ること】は、書いてあるがね。 1937年の上海事変からつづく南京攻略戦を知る【tips】とか【手がかり】にして頂きたいですな。
運営しているクリエイター

#あたらしい自分へ

裁判の実質は【争われなかった検察側の弁論や証拠は、判事らがそれらの事柄を証明されたとみなされる】である。東京裁判では僅か2年未満の裁判で、1931年〜1945年(15年)での広大なエリアの挙証を裁く事自体無理がある。ではそれが事実かというと未検証なので事実とは呼べるものでは無い。

東京裁判での戦勝国側(検察側)の提示してきた証人及び口供述証書類は多数あり、満洲事変からWW2終了までという期間軸及び空間軸も広長である。
当然、検察側の【虚偽】証拠に対しても、相当数の反論資料が必要があり、弁護側は予算的・時間的・人員的に不可能だった考慮すべきである。

こういう人達は海外のwikiの情報が【正確】で【事実】であると断定してしまうのだろうかねぇ...
この人物が提示情報を見ないとなんとも言えないが、英語版の Nanking Massacre の項目は史料からの事実とは異なっている。
しかも、訂正も出来ないように鍵がかかっている。

松井大将の弁護人のマタイスが、帰国の途上に松井文子夫人へ送った手紙の中で、この人物の感想として、不当判決だったこと、訴因の何一つにも該当しなかったことをつたえている。さらに重要なのは、11人の判事のうち、4人が無罪の投票を入れたことを書いている。
東京裁判と南京事件の豆知識。

南京事件を否定することが、何・誰に対して【害悪】なのか記していないのでよく判らないが、当時の状況をつまびらかに調べようとせず単に【肯定否定】を言及する人への問題点を問うているならば、正に【鏡】をみて自分を鑑みるべきだと考える。良く見るリベラル、共産主義・社会主義者の特徴であろう。

共産主義・社会主義者や当時の歴史周辺に関する知識が過不足な人にありがちな言行なのだけれども、南京大虐殺の【肯定証言】を是とするなら、【否定証言】も是とすべきだが、その時の矛盾は考慮にされることはない。
正に、片落ちの論理である。【見たくないものは見ない】は客観的な思考ではない。

1937年の上海事変から南京攻略戦に欠けて、ほぼ不眠不休で日本軍の前線は駆け抜けてさらに戦闘を行って勝利している。この事実は、日本軍が強かったのではなく当時装備に勝っていたはずの中国軍の士気が極端に低く余程ショボかったのだろうと思えてくる。

南京事件論争に参加するのは基本構わないけれど、一応基本的な知識は必要なのですな。南京大虐殺を肯定する学者達が定義とする戦時国際法・ジュネーブ条約等は一応知ってから議論に加わるべきなんですな。
基本的な正規兵の資格の知識が無いと議論にも加われません。

南京大虐殺や南京事件の虐殺というものを信じて疑わない人々は、どうしても【逃走】が、【戦闘員】では無くなる理由になるらしい。
【戦闘員】とは【資格】のことであり、【逃走】は次への【戦闘行為】の準備でもあり、【戦闘行為】に属する行為。
どうしてもその単純な理屈が判らないらしい。

この司法書士は、【南京事件初学】の方にありがちな勘違いしています。アメリカ関係文書と比較した場合、何故イギリス外交文書が異なっているのかを比較検討していると言う事が理解出来ないようです。無意味に提示されているわけではありません。米関係文書が【蓋然性が低い】と言う事なのです。

この人物が単に知らないだけの素人で、南京事件について歴史学者および研究者で解釈が一致しているということはありえない。
そして証拠一つで反論しているわけでもない。あらゆる面で虐殺肯定派の矛盾と想像に反論している。【推測・想像】を【事実】とすることが間違っているからである。

現代の国際共同としてのR2P又はRtoP(保護する責任)で行った軍事行動ではなく日本軍の単独行動。
湾岸戦争で、イラク国家を破壊したアメリカと同様の行為に過ぎない。
当時のアメリカが協調して行ったかといえば不明。
それを鑑みれば当時の日本軍がなにか文句を言われる筋合いはない。

南京大虐殺の肯定論を支えるは東京裁判反決や戦時宣伝なのだけれど、それらに反駁を加えてきた論拠や証拠は膨大なのですな。
肯定派がそれに反駁し肯定することは事実上不可能。【在った】と叫ぶしか無くなったのは事実。
つまり【南京事件(虐殺)】【南京大虐殺】は【虚偽】なのです。

戦闘行為はそもそも【非人道的行為】ですから、隣接国にその暴力装置の箍が外れているのにもかかわらず呑気なことを言っているのはどうかと言う事。 暴力装置を扱う上では、ハーグ陸戦条約やジュネーブ条約を遵守することも重要になる。軍事行動を妨げる制約は必要がない。で無ければ威嚇にならない。