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【リリック解説シリーズ】サマーラブ A to Z

はじめに

2024年🎍新年明けましたが、まずはこの度の能登半島地震で被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。また、犠牲になられた方々に哀悼の意を表します。

さて、2022年リリースのファーストアルバム「ジョージ牛 in the Arena」2曲目のこの曲…牛の好きな昭和の歌謡曲をオマージュしまくったリリックとなっております🎤
オマージュしすぎて注釈の数がハンパないっす(汗)。
それでは、どーぞ!

サマーラブ A to Z


ジョージ牛in the place to be
暑いの ヤダけど夏は大好き
ワクワクしようよ あー夏休み*1
始まる 恋のA to Z

麦わら帽子の君はラブリー
とっても似合うよその水着
一夏の経験 紡ぐストーリー*2
いわゆる夏盛りホの字組*3

ギラギラ照りつける夏の太陽
君たちキウイパパイヤマンゴー*4
老若男女 気分は開放 
声かけなきゃ逆にかわいそう

イカしてるね夏のお嬢さん
君と 行きたい2人の愛ランド*5
水着から溢れるボディ豊満
お鼻が長くなる僕のぞうさん

2人で 歩く焼けた砂浜
波に濡れるビキニは花柄
出会いのインパクト今がたけなわ
いっちゃえ 唇盗む早技*6

2人を夕闇がつつむ窓辺*7
南に向いてる 窓を開け*8
つれないそぶりはきっとわざとね*9
100パーセント…SOかもね*10


ジョージ牛in the place to be
暑いの ヤダけど夏は大好き
ワクワクしようよ あー夏休み
続くよ 恋のA to Z

日焼けの跡 そそる首筋
よりかかる腰つきはセクシー
条件反射で むしゃぶりつき
荒勢の温泉 がぶり寄り*11

ため息の出るよなあなたの口づけ*12
ダーリンアイウォンチュ恋しくて*13
ヒールもルージュも全部脱ぎ捨て*14
欲しけりゃ今すぐ すがりつけ*15

チェックイン裸で踊るジルバ*16 *17
ダンスに合わせて揺れてる乳房
髪をかきあげるしびれるしぐさ*18
君をこう呼ぼう夏のカリスマ

波の数だけ 抱きしめたい*19
こんな気持ち山田かつてない*20
行こうよあなたの知らない世界*21
イワオと愛子は夢から覚めない

寄せては返す 波に溺れた
けど秋の気配 覚めてゆく肌
あの日砂に書いたラブレター*22
いつの間にか波に流された

ジョージ牛in the place to be
暑いの ヤダけど夏は大好き
ワクワクしようよ あー夏休み
終わるよ 恋のA to Z

空に消えてった打ち上げ花火*23
あとでわかった 涙の意味
ジュディも言ってた女は海*24
微笑みでさよなら夏の恋

ジョージ牛in the place to be
暑いの ヤダけど夏は大好き
ワクワクしようよ あー夏休み
また来年 恋のA to Z

注釈💋

  1. 「あー夏休み」:TUBE 1990年。夏といえばチューブ!というくらい夏のヒット曲が多いグループですが、当時ほぼ毎夏ヒット曲をリリースするって今更ながらすごいよね!🏝️

  2. 「ひと夏の経験」:山口百恵 1974年。“あなたに女の子の一番大切なものをあげるわ”が有名。一番大切なもの…それはもちろん“処女”ではなく“真心”です(山口百恵本人談)❤️

  3. 「夏盛りほの字組」:Toshi & Naoko 1985年。好きなこと=ほれていること…から「ほの字」という表現が昭和時代には言われておりました。死語。

  4. 「君たちキウイ・パパイヤ・マンゴーだね」中原めいこ 1984年。歌詞、意味不明ですが、男女の駆け引きを歌ってます。当時はキウイもパパイヤもマンゴーもまだ珍しかった時代でした🥝。少なくとも牛の家では…

  5. 「ふたりの愛ランド」石川優子&チャゲ 1984年。チャゲと、安全地帯の作詞で有名な松井五郎のキャッチーな歌詞が印象的。夏夏ナツナツココ夏 愛愛アイアイ愛ランド 2人夏シマシタ…80年代はカタカナが大活躍!

  6. 「渚のシンドバッド」ピンクレディー 1977年の一節。“セクシー🎵あなたはセクシー🎵”のところのスカートをたくし上げる振り付け👯‍♀️で性に目覚めた男児が多数いたとか、いないとか…

  7. 「君といつまでも」加山雄三 1965年。カラオケにおける牛の鉄板は、間奏のセリフを変えて唄うこと。恥ずっ

  8. 「エーゲ海の真珠〜魅せられて」ジュディ・オング 1979年。女って、好きな男の腕の中でも違う男の夢を見るんだ…ということを知ったジョージ牛◯歳の春🌸

  9. 「栞のテーマ」サザンオールスターズ 1981年より。ドラマ「ふぞろいの林檎たち」の挿入歌だったのが印象的。このドラマで一番好きなシーンは、柳沢慎吾にデートしてもらった中島唱子が、お礼に柳沢にお金を払おうとして「いらねーよ!」と言われてしまう場面

  10. 「100%…SOかもね!」シブガキ隊 1982年。牛もあなたとキッスできたら、逆立ちしてLOVE LOVE I LOVE YOUを叫びますんで、ぜひ!💋

  11. 「荒勢の温泉がぶり寄り」深夜番組“トゥナイト”で、人気力士だった荒勢が温泉を紹介するコーナー。当時は11PMでうさぎちゃんが温泉を紹介するコーナーも男子の人気を博してましたね。今思えば大してエロくもないのに♨️

  12. 「恋のバカンス」ザ・ピーナッツ 1963年より。ピーナッツは牛のサンプリングネタとして大活躍です。ちなみにサマーラブ A to Zも…🤫

  13. 「恋に落ちて-Fall in love」小山明子 1985年より。今聴いても名曲。当時は不倫系の歌謡曲、多かったし流行ってたなぁ…。

  14. 「ス・ト・リ・ッ・パ・ー」沢田研二 1981年より。カラオケにおける牛の鉄板は、この曲を唄いながら脱ぐこと。恥ずっ

  15. 「NAI・NAI 16」シブガキ隊 1982年の一節。欲しい人はぜひ牛にすがりついてみてくださいね💋

  16. 「お前にチェックイン」沢田研二 1982年。ジョージ牛入場テーマでもオマージュ済み。どれだけ好きなんだよ!

  17. 「チャコの海岸物語」サザンオールスターズ 1982年より。曲中の「チャコ」「ミーコ」「ピーナッツ」は、それぞれ実在の人物という都市伝説がありますね。信じるかどうかは…・

  18. 「栞のテーマ」サザンオールスターズ 1981年より。ヤベっ、同じ曲から2回も引用しちまった…。それだけ好きってことね。

  19. 「波の数だけ抱きしめて」中山美穂主演の映画 1991年。ミポリン筆頭に、織田裕二、松下由樹、別所哲也、テーマ曲はユーミン、そしてフジテレビ制作…と何ともトレンディな顔ぶれ。

  20. 「邦ちゃんのやまだかつてないテレビ」 1989〜91年。「愛は勝つ」「それが大事」などのヒット曲が生まれた人気番組。でも牛は何となく好きになれなかった…。なぜだー??

  21. 「あなたの知らない世界」日テレ系列の情報番組「お昼のワイドショー」の1コーナーであったが、宜保愛子、新倉イワオなどキャラ立ちした出演者や、B級クオリティな再現ドラマが人気を博した。

  22. 「砂に書いたラブレター」:パット・ブーン 1931年。これよりもKiroroの「最後のKiss」(1999年)の歌い出しの印象が強いかな…。

  23. 「夏祭り」:ジッタリン・ジン 1990年。イカ天世代には懐かしい一曲。当時はカラオケでもめっちゃ歌われてたよなぁ。あんまり感情を表に出さず切ない歌詞を唄うボーカル春川玲子が印象的。メンバーもすでに還暦前後の年齢…当たり前か!

  24. 「エーゲ海のテーマ〜魅せられて」ジュディ・オング 1979年。これまで◯年生きてきて、やっぱり「女は海」だな…って思います🐮

あとがき

いかがでしたでしょうか?
ここまで辿り着いたあなたに祝福のキッスを贈りたいと思います💋
このサマーラブA to Zも、“サマージャム'95”ばりのクラシックになることを夢見ながらこの辺で締めたいと思います。
次回もお楽しみに!🐄

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