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Glenfiddich 15年 Distillery Edition (ABV 51%)

免税店で7000円くらいで購入。
アメリカンオーク樽とヨーロピアンオーク樽で15年以上それぞれ熟成したものをヴァッティング。
ノンチルABV51%に惹かれました。

香りはフローラルな香りがメインでいつもの水々しい青リンゴと梨がいますが、そこまで若さを感じません。
レーズンもほんのり感じます。
アルコール由来のツンとくる甘みがあるくらいですね。
口当たりはハチミツの甘さと少しドライでスパイシーでアルコールの刺激は若干ありで鼻に抜ける際にそれを感じます。
しかしABV51%と感じないのでなかなか良い。
中間からはドライフルーツの甘さが加わりアクセントにウッディな苦味、そしてレーズンとバニラが徐々に出始め、フィニッシュにかけてこれが続きます。

加水すると香りはストレートより全体的にマイルドになり更にアルコール感が無くなり、青リンゴとナシが背景にいながらバニラが前面に出てきます。
味わいは口当たりの甘さが和らぎますがそれと同時にスパイシーさも弱くなり、アルコールの刺激も更に弱くなります。
中間からフィニッシュにかけてはストレートと似ていますが全体的にマイルドになり飲みやすくなったという感じです。

ロックにすると香りはほんのりとした青リンゴとナシとバニラ。
味わいはハチミツの甘さが強くなりウッディさも強まりますが、意外にもスパイシーさが強く出て来ず、雑味の無いthe スペイサイドが味わえます。
飲んだ瞬間わかると思います、そうそうこういうのがスペイサイドだったと。

オススメはロックです。
もちろんストレートも加水も良いのですが、個人的にはスペイサイド直球のロックスタイルが一番良かったです。
15年熟成、ノンチル、ABV51%、1000ml、7000円。
フィディックの回し者ではありませんがスペイサイドが好きであれば買っても損は無いと思います。
ハイボールも香り味わい共にスペイサイド全開になると思うので絶対に合うと思います。

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