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Kilchoman Sauternes Single Cask Finish 9年 (ABV 53%)

いつもの酒屋で購入したキルホーマンのシングルカスクシリーズ。
他で聞かないのでマレーシア限定?
バーボン樽で8年以上熟成後、ソーテルヌ樽で1年間フィニッシュ。
2013年1月31日に蒸留、2022年9月22日に245本ボトリング。

香りはもちろんピートは存在しますがそれよりもレモンとオレンジの柑橘が上塗りしていていつものキルホーマンらしい野暮ったさが無く、軽やかでありながらモルトの甘い香りの奥行きも併せ持つなかなかの優等生。
ソーテルヌがしっかり仕事してますね、絶妙にマッチしてます。

味わいは口当たりがほんの少しスパイシーを含んだ極甘口のハチミツ、中間かららしさのピートが出てきますが野暮ったくなくマイルド、タンニンも出てきますがアクセント程度、フィニッシュにかけて再度ハチミツが押し寄せてきますがこのハチミツが濃厚で、そのまま若干のバニラとピートを伴いながら淡く伸びてフィニッシュします。

加水すると香りは柑橘もピートもマイルドになりますが、いつもの野暮ったいピートが前面に出てきます。
味わいは全体を通じてマイルドになる、つまりアクセントが無くなり、ハチミツの甘さとピートがフィニッシュにかけてずっと続きます。

ロックにすると香りは淡い柑橘とピート。
味わいはスパイシーさが出てくることも無く、かと言って底から湧き立つ甘味が出てくるわけでもなく、なんとなくキルホーマンらしさを味わえたようなそうでもないような感じで淡白。

オススメはストレートと加水。
キルホーマンは大体ロックでポテンシャルを発揮するケースが多いのですがこれは珍しいケースでした。
その分ストレートのバランスの取れた香りと味わいは他を凌駕していると感じました。

※ロッホゴルムのロックも年によって当たり外れあります。

左から今回のソーテルヌシングルカスクフィニッシュ2022(ABV53%)、5年熟成のmadeira cask matured 2022(ABV50%)、5〜8年熟成のloch gorm 2022(ABV46%)、11年熟成のバーボンシングルカスク 2022(ABV55.2%)

マレーシアで手持ちのキルホーマンは4本ですが個人的にはシングルバーボンカスク11年が一番奥行きがあって美味しいですね。(私は純粋なバーボンカスク熟成が大好きなので)

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