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Kilchoman Madeira Cask Matured 2021 Edition (ABV 50%)
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フィニッシュではなくマデイラ熟成5年。
キルホーマンで初めてマデイラ熟成がリリースされたのが2015年。
今回のものは2016年5月に46種のマデイラホグスヘッドで熟成を開始し、5年後にその中で相性の良い樽をブレンドした事で今回の17000ボトルリリースとなっています。
数は多いのでいつも通り入手しやすいと思います。
香りはいつものキルホーマンらしくツンとくる若さ由来のアルコールとモルトと悪い意味ではない金属系の香り、もちろんピートと少し土っぽい煙、潮っ気とレーズンもあり雰囲気はロッホゴルム。
味わいは口当たりが滑らかな蜂蜜とキルホーマンらしい土を纏ったピートと煙、中間もピートが広がり余韻にかけての何とも言えないバニラとレーズンに対してマデイラを感じました。
マデイラ5年熟成ですが嫌なタンニンが出ているわけでもなく全体を通してロッホゴルム系のマデイラでした。
加水すると香りはツンとしていたアルコール臭が和らぎ、キルホーマンらしさの良い香りになります。
味わいは口当たりの蜂蜜がより甘くなり土を纏うピートと煙は意外に少ししか弱くならずフィニッシュのバニラがより感じれるようになりました。
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ロックはいつものキルホーマンロックの香りですね。
味わいはしっかり甘味を感じれる土を纏ったピートと煙なので安心して飲めます、コメントに多用していますがキルホーマンらしさがしっかりと出ています。
このピートと煙がずっと出てくれるのが良いですね。
個人的には加水かロックがオススメです。
ちなみにキルホーマンを購入したのは2016年あたりのロッホゴルム以来。
ここの蒸留所はブレないので好きです。
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