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Kavalan Distillery Select No2 (ABV 40%)


kavalanのエントリーモデル。
勿論シングルモルトでkavalanを熟成させたリフィルを使用。(本当かどうかは「?」)
cooperageが蒸留所にあるので活性具合によってリチャーする場合も。
日本では来月に正規販売開始?
こっちでは3000円程。

香りはkavalanの軸であるトロピカルが前面に出ているしフローラルさが主として出ているのが良い。
kavalanの酵母は凄く良い香りを出す。
味わいはこれもkavalanらしく口当たり滑らかで蜂蜜が感じれる。
その直後に長くスパイスが続き、フィニッシュに少しのバニラが効いてくる。このスパイスのおかげでNo1で感じた水っぽさが無い。
ロックとハイボールも相性良いです。
ちなみにですが私の常飲酒です🤤

distillery select No1に比べると
・フローラルな香り
・スパイシーな味わい
・バニラは弱め

共通しているのはトロピカルな香り/味わい。
これはクラシック、コンマス、ソリストにも共通していて一貫性がある。
一貫性の理由は蒸留所内のポットスチルがほぼ同じ形状、なので原酒もほぼ1種。
製品のバリエーションは樽の違いと酵母で勝負。
だからcooperageを蒸留所内に設けバイオ技術も手がけている。
シングルモルトだけで勝負する覚悟の表れです。

ちなみにですが熟成に使用される一部のシェリー樽はシーズニングの樽ではなくソレラシステムで実際に100年近く使用されていた樽です。
そんな使い古された樽も台湾の気候のおかげで短期熟成が可能となります。
短期だから結果が出るのが早く、そしてフィードバックがすぐ出来るので経験値もどんどん蓄積され、それを元に新たなシングルモルトを手がける。
戦略はシンプルだけど、それを実現させてしまうめちゃくちゃ面白い蒸留所です😊

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