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40歳でEVOに行くという事(4)

こうして何とか目標は達成できたのですが、これらの取り組みを通して考えたのが、きちんと仕事や家庭をもちながら、e-sportsを趣味の一つとして一切の引け目を感じることなく昇華させることです。職場でゴルフを趣味として公言する人は珍しくないと思いますが、e-sportsが趣味です、と公言している人を見たことが無かったので、それならば自分がなってやろう、と思うようになりました。とはいえまだまだゲームに対する偏見は大きく、厳しい目が向けられることも珍しくありません。ハースストーンとい

    • 40歳でEVOに行くという事(3)

      転職先の事情もあって、単身赴任をする事になりました。幸運にも転職した会社の風土は自分に合っており、順調に溶け込むことが出来ました。そして転職から半年以上が経ち、新しい環境にも慣れてきた頃、ストリートファイター5が発売されました。スト5も、最初の2,3週間は本当に勝てませんでした。ランクマッチでも当初最下層のブロンズからなかなか脱出できず、もう自分は競技シーンで闘うことは二度と許されないのだろうかとも思い始めていたのですが、一人のバーチャ仲間に救われました。現在プロゲーマーとし

      • 40歳でEVOに行くという事(2)

        そして迎えた1998年の春、社会人としての第一歩を踏み出す事になるのですが、やはり大手外資系企業の仕事は厳しく、ストZERO3やスト3サード、ギルティギアシリーズ等、次々と魅力的なタイトルが発表されるのを横目に、格闘ゲームの最前線からは自然と身を引く形になっていきました。また、会社も当時人気企業だったので、同僚もリア充タイプが多く、自分と同レベルでゲームに熱意を持ったタイプはほとんど見当たりませんでした。4年間ゲーセン通いに明け暮れ、バイト代のほとんどをゲームに費やしていた自

        • 40歳でEVOに行くという事(1)

          はじめまして、情報屋と申します。今年40歳になったどこにでもいるようなサラリーマンです。今年初めて世界最大級の格闘ゲームの大会、EVOに挑戦することにしたのですが、e-sportsを趣味として、はたまた仕事として何らかの形で関わっている方に、今回の自分の試みに参考になるところがあればと思いまして、今回のEVOに参加するに至った経緯を紹介させていただくことにしました。思ったより長文になってしまいましたが、興味のある方、お付き合いいただけますと幸いです。 今年40歳になった自分

        40歳でEVOに行くという事(4)

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        • 40歳でEVOに行くという事
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