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【アニメ感想】かげきしょうじょ!! 第一幕 「桜舞い散る木の下で」

未来のスターを目指し、輝く舞台へ情熱をそそぐ歌劇少女たちの〈青春スポ根ストーリー〉!!
女性のみで構成された唯一無二の劇団「紅華歌劇団」。その養成機関である「紅華歌劇音楽学校」の入学試験が今年も行われている。
受験生の中で一際目を引くのは、元アイドルの奈良田愛。男性のいない世界を求めて紅華の門をくぐった愛が桜の下で出会ったのは、オスカル様を夢見る長身の少女・渡辺さらさだった。

漫画原作。
白泉社『メロディ』なので少女漫画だと思う。
今日び「少女漫画」とか「少年漫画」っていうふうにカテゴリ分けすること自体がナンセンスなのか?そういえば最近はあまり聞かなくなった気がする。

モデルになってるのは間違いなく宝塚歌劇団
作中、学園の校舎が写っていたけど白い壁にオレンジの屋根がもろ宝塚。
ジョニーがむかし阪急沿線に住んでたときはよく駅や電車内で宝塚の学生さんを見た。
背筋がピンと伸びてて、髪型はペターっとなでつけたポニーテール。
学外でも美しい所作を徹底していて、よほど厳しい教育を受けているんだろうなあを思ったのを覚えてます。

前半はメインキャラ2人の自己紹介的な時間。
少し退屈に感じて、「これは視聴厳しいか・・・?」と思ったけど、
後半、cv若本規夫の自衛官が登場して集団行動の統一性を指導し始めてからは面白かった。

動きのおかしい4人を並ばせて「休め」や「右ならえ」をさせ、
「君は周囲に合わせすぎて、常にワンテンポ遅れる。もっと自主独立の気持ちを持て」とか、
「君はワンテンポ早い。目立とうとするな。集団行動には協調性が不可欠だ」
というふうに各自の問題点を素早く的確に把握、指摘しているシーンで、
『この作品は面白そう!』と2話以降にも期待が持てた。


声優オタク的にこの1話を見て印象深かったのはメインキャラの1人、元アイドルの奈良田愛を演じる花守ゆみり

この人って、
ハイテンションなキャラ(ゆるキャンのなでしこ等)
もできるし、
ダウナーなキャラ(今作や、かぐや様の早坂等)
も演じ分けられる才能を持ってるけど、
ジョニーがすごいなと思うのは声質まで変わっているように聞こえること。
まあジョニーより耳がいい人が聞くと「声質かわってないよ」となるかもだけど。

他の例を出すと、茅原実里がユーフォニアムの香織をやってるときとハルヒの長門をやってるときって声の高さ、トーンはぜんぜん違うけど声質は同じに聞こえる。これ別にdisじゃないです。

でも花守ゆみりはハイテンションとダウナーの幅が違いすぎて声質が違って聞こえるような気がするんだよな。あくまで超個人的な意見だけど。
それがすごいなーと思ってずっと1話の演技を見ていました。

主題歌も良いし、絵もきれいだし、2話以降も楽しみにしている作品です。

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