2024年は地道なことを着実に積み重ねる1年に
株式会社アイリッジ取締役の渡辺智也(わたなべともや)です。
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あけましておめでとうございます。2024年を迎えて早くも数日が経過しましたが、皆さんいかがお過ごしですか。
我が家は受験を控える息子がいまして、お正月気分もそこそこに、少しピリリとしたムードのなかでの年末年始でした。
それにしても、あと数週間で決戦なのに解いた問題集の答え合わせをしないままで勉強した気持ちになっている息子の姿に、こちらが焦る気持ちになります。
・・・気を取り直して、今回は、2023年の振り返りと2024年に向けた抱負を、簡単ではありますがまとめてみたいと思います。
<目次>
1.統一感と多様性にこだわった2023年
2.2024年は地道な積み重ねにさらに力点を置く
3.毎月ひとつ、よいことを探す
1.統一感と多様性にこだわった2023年
2023年は、差別化を握る鍵として「統一感」と「多様性」に視点を置いて取り組んだ1年でした。
統一感について振り返ると、まず先に思い浮かぶのが2023年4月に開始した企業向けアプリビジネスプラットフォーム「APPBOX(アップボックス)」の開発です。
様々なメンバーが仲間になってくれた2022年で組織の多様性が増すなか、いかに気持ちと技術とをひとつのゴールに設定するか、統一性をもたらすためのポイントを何に置くとよいか、議論してきました。
この「APPBOX」の開発やお客様へのアプローチでエンジニアも営業もスタッフ部門も、一丸となって取り組んだことで、会社全体のつながり力も向上したように思います。
APPBOXの開発にいてはこちらから
また、多様性の点では2022年に引き続きたくさんのメンバーがアイリッジにジョインしてくれました。
ただ、採用面接についても様々な工夫をこらしてきましたが、2023年はあらためて「採用は奥が深い」ということを痛感しました。
「できた『つもり』」になっていて、実際には人の本質やその人の良さを見抜くところまでいきついていなかったこともありそうです。
2.2024年は地道な積み重ねにさらに力点を置く
2023年の振り返りをふまえて、2024年は「地道な積み重ね」にさらに力点を置いて取り組もうと考えています。
仕事でも卓球でも、一見すると「つまらないな」と思うことから目をそらさずに、地道に続けようと思います。
たとえば、わかりやすく卓球で表現するとすると、2023年も自分よりもレベルの高い相手と戦うことが何度かありました。
その時に痛感したのは、「サーブが弱すぎる」ということです。
思い返すと、少し前はサーブ練習を「月に10時間はやろう」などと考えて、ルーティンワークのように取り組んでいましたが、最近は忙しさにかまけておろそかにしていました。
サーブは勝つための戦略のひとつとして非常に重要であることがわかりながら、そこに向き合い続けられなかった、という反省があります。
また、様々な戦略を考えすぎてしまい、結果的に何をやったらいいかわからなくなる・うまくいかない、ということも何度かありました。
人間の性質的に苦手なコースは研究されていて、勝つためにはそのコースをいかに狙い定め、外さずに攻め切るかが重要だといわれています。
そのためには基礎戦術のレベルを上げる必要があり、そのための練習は欠かせません。
こうした取組みは卓球だけでなく、仕事においても同じことがいえるのではないでしょうか。
商談議事録を丁寧にとる、打合せ後に顧客をフォローする、チームとして「ほうれんそう」を大切にする・・・例を出すと枚挙にいとまがありませんが、いずれも慣れてくると「まぁ今度でいいか・この程度でいいか」となるものばかりです。
楽天時代につけていた日報は、毎日の行動を振り返り、翌日の行動につなげるために大変役立ちました。
冒頭でぼやいた「問題集に丸付けをしない息子」ではないですが、できたか・できなかったか、という振り返りをせずに、進化はないのではないかな、と思います。
息子のことにあきれるだけでなく、父親である自分も「当たり前のことを地道にしっかりやる」2024年にしていきたいところです。
3.毎月ひとつ、よいことを探す
また、2023年の振り返りをしていて思ったのは「毎月、反省はたっぷりしたけれど、自分の承認をしていなかった」ということです。
振り返るのはもちろん大切ですが、取り組んだことの成果や反応をとらえておくことが弱かったな、と。
2024年は毎月ひとつ以上、よい取組みや感情を思い出し、書き記すことにも挑戦していこうと思います。
マネジメントの立場では「承認は大切」と言われますが、自分で自分を承認していくタイミングがないと、チームメンバーと適切にかかわることもできない気がします。
振り返った内容は、みなさんにもnoteなどでシェアしていきますね!
というわけで、2024年も一歩ずつ、成長していきたいと思います。
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