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ワンオペ生活から気づいた自分への問題提起

株式会社アイリッジ取締役の渡辺智也(わたなべともや)です。
※Twitterもやっています!

先日、様々な事情が重なって、仕事と子育てや家族にまつわることとを一人で両立させる必要がありました。
いつもの生活からほんの少し変わっただけなのに、予想以上に大変なこともあり、多くの気づきがありました。
気づきから得た学び…とまではいえないものもあり、今後考え続けていきたい、と思うことがあったため、自分への問題提起として書き留めておきたいと思います。

<目次>
1.ワンオペになった経緯
2.とにかく夕方以降が忙しい
3.これを世のワーキングマザーは毎日やっているのか!という驚き

1.ワンオペになった経緯

実は、妻が左腕を骨折してしまったことで、不慣れな家事や家のことにいつも以上にコミットが必要になりました。
利き腕ではないのは幸いしたのですが、不慣れな片手でできることはあまり多くなく、炊事洗濯などの家事は私が一手に引き受けることに。
また、混雑した場所にでかけることもケガの治りを遅くしてしまうリスクが伴うため、できるだけ避けなければならない、ということで、子どもたちの早朝・夜間の送迎も一人で担当することとなりました。

2.とにかく夕方以降が忙しい

朝のルーティーンは大きな変化がなかったのですが、夕方以降が大変でした。役割がら、午後4時以降にメンバーからの緊急の相談ごとや会議も多くなります。
また、副業で関わってくれているメンバーは午後6時以降でないとコミュニケーションがとりにくい、ということもあり、どうしても4時~8時は会議が多い、という実態がありました(今もあります)。

難しい相談ごとに耳を傾けているはずが、ふとした瞬間に気になっているのは「今夜の晩ごはん、何にしよう」ということ。
適切な時間に夕食を用意する、ということは何時から準備をしないといけないか、バックキャストで考える必要があります。
そうすると、びっしり詰まっている会議のどこかは耳だけの参加になったり、時には欠席しないといけなかったりすることもありました。
どこか集中できていない自分がいる、なんていうことも。

また、家族が晩御飯を食べている間に、スキップしてしまった会議のキャッチアップをしたり、副業でのメンバーとの会議をしたり、と息つく暇もないほどに忙しい。。。
さらにすべてが終わった後、明日の夜ごはんの仕込みでもしておかないと翌日が回らなくなる、ということにある日気が付いて茫然としました。
これは・・・破綻するぞ。

3.これを世のワーキングマザーは毎日やっているのか!という驚き

ほんの数週間でしたが、この大変さを世の中のワーキングマザーは毎日こなしているのか!と驚きました。
そして、夜の時間を使えない人と、夜の時間しか使えない人がいる、ということも。
自分が朝も昼も夜も時間を自由に使える、という前提で、夜の時間を使えない人とも、夜の時間しか使えない人ともコミュニケーションを取ることができ、その橋渡しをしてきましたが、その自分が時間的に動けなくなると破綻するということもわかりました。
また、ちょうど新入社員が入ってきてくれたタイミングということもあって出社する日が多かった時期でもあり、出社することによって移動時間が増えてしまうことの心身への負担も感じていたなぁ、とも思います。

今、コロナ禍を経て、リモートワークや在宅ワークを推進するのか、それとも出社することを推進するのか、という議論もあります。
8時間フルタイムで働くことや、それよりも短く/長く働くことの是非、
地理的・時間的制約をどこまで解き放つのか、どのバランスが経営として最適なのか、どのようなシーン/議題では対面の会議がよく、オンラインミーティングが適切なのはどんな内容のものなのか、働き方についても様々な論点での意思決定が求められる予感がしています。

今回の経験をふまえた自分なりの結論、はまだ出ていませんが、今後の思考のなかで重要な経験値になりそうです。
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