ヴィクトール・フランクル - 「それでも人生にイエスと言う」

この本を受け取っても、すぐに読まないでください。

本棚にしまい、呼ばれるその日まで待ち続けてください。

私たち人間は本から選ばれる立場。

この本を必要としている人間か。この本に値する人間か。

本は常に私たちの人生を俯瞰し、タイミングを見て、必要な言葉を語りかけてくれます。

人生も同じです。

ヴィクトル・フランクルは著書で、「私たち人間は、人生に対し生きる意味を問う側ではなく、人生から問われている存在である」と、コペルニクス的転回で語りかけてきます。

生きるとは、問われていること、答えること、自分自身の人生に責任を持つこと。

だから私たちは、奈落の闇に誘われても、絶望の淵に突き落とされても、虚無が全身にまとわりついても、生きることをやめてはいけない。

そう思わせてくれる一冊です。

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