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『夏の音がした。去年の終わりに願ったことを思い出しながら階段を登る。ふと、目が止まるその字には懐かしさが感じられた。震える文字で「大切な人たちが笑顔で過ごせますように」と書かれていた。胸がキュッと苦しくなったので急いで階段を登り切った。あなたは最後まで誰かの幸せを願ったんだね。』
午前3時になったら 夜の海で溺れる 消費したレシート 生きてたことにしといてよ さめざめと それでいて大胆に その生活を終わらせよう 朝日が窓を抜けたら 目を瞑って起きよう ゴミ箱の中でうめく ソレに気を取られないで 後始末は もう終わっているでしょ? その生活にどうか終止符を
ほんのちょっとの出来事でいじけてみたり 曖昧勝手な噂で悲しんでみたり 憂鬱な雨の日に出かけてみたり 僕は一人になりたいんだって もう言ってんのに 前からずっと思ってた 君は愛に飢えている 不安ならどっか行ってよ 優しさだけが欲しいんなら 僕じゃない誰かをあたってよ
聞かせてほしい声を呼びながら迷っている 支えきれそうにない不安とか苦しみを 走ることで気を紛らわせ 踏んだ草の痛みも知らずに 潰れた声で大泣きしながら 僕の答えを探しに行くんだ 答えはないと知っていながら 僕の答えを探しに行くんだ
夢隠しの雪降る空には光る星が踊り続けている ずっとカーテン揺らす風が good night 囁いているの 消える世界 夢を乗せた紙飛行機は紺色の空へ飛んでいく きっとカーテン揺らす風が good night 乗せていってくれるよ 消える世界 we're going tonight