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詩・小説

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思いついた言葉の倉庫です。 たまに深夜のテンションで小説も書きます。
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2023年2月の記事一覧

「染み込んだ死の匂いが誰かに移らないように私はそっと分厚いコートを羽織った。  夜はそれほどまでに冷えていたのだ。」

君は死んでしまえばいいと言った。 本当にそうなのかな。 君の未来の屍が恨めしそうにしているところを見たのだけれど。