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医学を極める第一歩

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日々学習する中で感じた、医学を楽しく学ぶTipsを紹介していきます。 医学はヒトに関係するように見えますが、机の上の学習の段階では「ヒトに限りなく近い生命体」の学習です。 参…
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#千葉雅也

【臨床実習】新しい科のローテが始まる日に意識したい「環境のノリ」について【勉強の哲学 来るべきバカのために】

今日は月曜日!新しい科を周り始める人も多いのではないでしょうか? 新しい環境に入る時に意識しておきたいのが「環境のノリ」です。 この言葉は千葉雅也さん著、『勉強の哲学 来るべきバカのために 増補版』で用いられた言葉である。 千葉さんは本の中で、 「勉強するとは、ある環境のノリから抜け出し、別のノリへと引っ越しをすることだ」 と言っています。 「ノリ」とは、自分が属する環境における、「この言葉はこうやって使うんだ」という方向性、それに便乗している状態だと考えて下さい。

勉強の哲学でバカになった自分を振り返る。「ほどほどの」コード転覆【読書メモ】

千葉雅也さん著「勉強の哲学 来るべきバカのために」が自分の中でバイブルになっている。 購入したのは 2020年10月25日。今から約1年半前の事。Obsidian を始めた頃と重なります。 なんかこの辺り、すごく自分の中で転換が起こった時期なんですよね。 その当時、コロナ禍真っ只中。夏にはクラスターが頻発、大学も学生の動向に敏感になっていました。 当時の彼女と同棲していて、2人だけの世界が完結していた。 彼女の母親が下宿にやってきて「このままでは行けない」と警鐘を鳴らし

『現代思想入門』を読む前に、今までの現代思想との付き合い方を振り返る【読書前記録】

ちょうど先日、千葉雅也さんの「現代思想入門」が発売された。 本を読む前に、自分がどうしてその本を読むのか?ということを教えてくれたのは、メンタリストDaigo の「知識を操る超読書術」だった。 「どうしてこの本を読もうと思ったのか?」「この本に何を期待している?」「この本を読んでどんなふうに感じた?」など、本を読みながら「しつもん」を行うことで本の中に書いてある知識を自分の血肉にすることが出来る、と書いてありました。現在もその習慣を継続している、という訳です。 (今読書術