埼玉にあるフィンランド、メッツァビレッジで「ククサ」を作ってきた
ネトフリで「翔んで埼玉」を観ました。
「埼玉には何もない」とネタにされているが、埼玉にはフィンランドがある。その名もメッツァビレッジ(Metsä Village)。「metsä」はフィンランド語で「森」という意味です。
メッツァは2018年にオープンしたものの、「サウナがない」という一点が気がかりで一度も足を運んだことがありませんでした。しかし、とうとう今年の9月からサウナがオープン。その名も「アウトドアサウナ in Metsä」
行ってきましたよもちろん。
オススメは車みたいなサウナです。日本ではなかなか入れない&どこにもないサウナ。窓から見える宮沢湖がこれまたたまらないんだ。
写真3枚目のゼログラビティ is Me です
サウナを堪能してからメッツァビレッジを歩いていると、なにやらステキ施設が。
The Saunaのくまさんみたいな木彫り
HANNO KUKSA?
KUKSA !!
施設の名前はSågverk(ソグベルク)。屋内には木製のマグカップがずらり。KUKSAの読み方は「ククサ」。Sågverk はスウェーデン語で、意味は「木工場」。
ククサ
北欧ラップランド地方に住む遊牧民族のサーメ人から伝わる伝統的な木製のマグカップのことです。ラップランドはフィンランド、スウェーデン、ノルウェー、ロシアの4カ国にまたがっているスカンディナヴィア半島北部に位置します。ククサという言葉は、サーメ語で【飲み物の源】や【カップ】という意味合いがあるそうです。贈られた人は幸せになると言い伝えられている幸運のシンボルです。
- Sågverk
本来はシラカバのこぶをくり抜いて作るそうです。
マグカップを一目見た僕は
「フィンランドの人が山で持ってるあのマグカップだ!」
と大歓喜。
「作るのにどれくらいかかりますか?」
と質問すると一日がかりとのご回答(もっとかかることもあるらしい)。すでに午後を回っていたので再来を誓ってお店を後にする。
そしてそして、時は飛んで10月。
緊急事態宣言も明けたのでいよいよ行ってきましたソグベルク。
受けてきました HANNO KUKSA ワークショップ。
HANNO KUKSA ワークショップ
1. KUKSAにする木材を選ぶ
2. 80番の紙やすりで磨く(3時間)
3. 150番の紙やすりで磨く(30分)
4. 240番の紙やすりで磨く(10分)
5. 320番の紙やすりで磨く(10分)
6. 木材にクルミオイルを染み込ませる(20分)
7. 完成
*所要時間は体感時間
僕が選んだのはヒノキ。いい香りがします。
あとはひたすら磨きます。
磨く前
お昼休憩(まだ紙やすりは80番)
やすりがけ終了(ここまで4時間)
クルミオイルを染み込ませた後
オイルを染み込ませた後は2週間、風通しの良いところに置きます。
2個並べるといー感じ。
*待ちに待った2週間後、赤ワインを飲んだら口元が真っ赤になりました笑
おまけ
お昼は北欧バーガー、お土産にバーチラガーを買いましたん。
一瞬、フィンランド人はククサでギネスビールを飲むのかと思った笑
10/30(土)、埼玉でフィンランドフォークダンス踊ります!
Grazie per leggere. Ci vediamo. 読んでくれてありがとう。また会おう!