しずかちゃんとパパ

以前はよく、テレビドラマを観ていたが、最近はほとんど観ない。自分の中で、どれも「嘘臭い」と思えてしまって、観る気がしないから。

でも、NHKのこのドラマ、僕の好きな「人情もの」のせいもあって、観ている。ただ、どこにでもある「人情もの」とは少し違っている。

ヒロインの静の心情がピュアで、自分の中で「分かる」という磁石効果があると同時に、再開発のためにやって来た圭一の言葉が、どうも発達障害を持つ人のようではあるが、その理屈に「発想の転換」と言えるような、目新しさがあり、それが静をもまた、救っているところが、下手な恋愛ものより惹き付けられる。

こういう人たちが、認め合える世の中であって欲しい。

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