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ウクライナの平和、世界中で苦しんでいる人たちが少しでも早く安心できる世界になりますように…

1月3日のドンキホーテと1月6日のジゼル、ウクライナ国立バレエ団の舞台を観てきました。若手のミクルーハさんは怪我のため残念ながら出演できませんでしたが、どちらもとても素晴らしい舞台でした。

私はバレエについては完全な素人ですが、ダンサーお一人おひとりの美しさに見惚れ、同時にそれまでの努力の姿などを想像しながら鑑賞するのが好きです。

1月3日の舞台の、特にその前半部分では、私自身の脳裏に残るウクライナ戦争の悲惨な状況がダンサーの皆様の背景と重なり、涙が溢れてしまうことがありました。(後半では、完全にバレエに心を奪われて戦争の事は忘れていました。)

空襲警報が出される中、そして実際にミサイルが着弾する中、ご家族や友人の人たちがお亡くなりなられたり怪我をされたりしている中、本当に多くの人たちが心に大きな傷を負い、厳しさと苦しみに満ちた生活を強いられている中でも、必死にトレーニングを重ね、心を奮い立たせ舞台に集中している姿に、ダンサーとしては勿論ですが、ひとりの人間として尊敬の念とその姿に感銘しています。

まだまだ、戦争の終結は見えません。西側諸国の支援疲れも指定され、特にアメリカの世論や共和党の影響などでウクライナ支援の新たな予算の可決が見通せない状況となっています。ウクライナ国内でも賄賂や徴兵逃れなどの様々な問題も広がってきています。

未来の事は誰にも分かりませんが、バレエ団の皆様をはじめとしたウクライナの人たちに、少しでも早く心休まる日々が訪れることを願っています。(勿論、能登半島やその周辺で避難生活を追っている方々についてもです。)

2月25日には、ウクライナ支援のためのコンサート(Harmony for Ukraine)に参加します。

日本を含めて、苦しんでいる人たちの力に少しでもなりたいと思います。

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