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朝日新聞がでっち上げた「従軍慰安婦」プロパガンダ

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初めは韓国政府も迷惑がっていましたが、朝日新聞が意図的な虚報記事をでっちあげて、韓国世論に火がついて抑えられなくなりました。朝日新聞の前科を忘れてはなりません。その過程を辿ってお… もっと読む
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記事一覧

JOG(1292) 「詐話紙」朝日新聞の落日

「詐話師ならぬ詐話紙」(『週刊 新潮』)の販売部数激減が示すこと。 ■1.朝日新聞、ダントツの部数減少  朝日新聞の発行部数が、令和4(2022)年9月度データで399万部と、400万部の大台を割り込んだ、というニュースが流れました。わずか1年で62万部、13.6%もの減少です。ネット化の流れで各紙とも部数を減らしていますが、減少幅第2位の読売新聞37万部減(5.2%減)を部数、率とも断然引き離しています。  おりしも出版された花田紀凱(かずよし)氏の『安倍晋三総理が戦

JOG(1014) 慰安婦プロパガンダには国際法で反撃できる

「平和の回復後も、『歴史認識』問題を振りかざす中国と韓国の行為は、国際社会のルール違反である」 ■1.「前政権での日本との慰安婦合意は受け入れられていない」  2017(平成29)年、ドイツ・ハンブルグでの20カ国・地域(G20)首脳会議に出席していた安倍首相は、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と会談したが、あらためて慰安婦問題に関する日韓合意がくすぶり続けている様が見てとれた。[1]  文氏は大統領選前は、日韓合意の無効や再協議を主張してきたが、就任後は「再協議」

JOG(989) 朝日の「真実」、ブンヤの「事実」 ~ 長谷川熙『崩壊 朝日新聞』より

「何より事実を追求するという記者のイロハがこの新聞社から消滅していたのだ」 ■1.「ジャーナリスト」と「ブンヤ」の違い  本誌にも登場いただいた朝日新聞OBで『ブンヤ暮らし三十六年 回想の朝日新聞』の著者・永栄潔氏[a]が、最近の対談本『こんな朝日新聞に誰がした?』[1]で、面白い発言をしている。  朝日新聞綱領に「真実を公正敏速に報道し、評論は進歩的精神を持してその中正を期す」とは言っても、「事実」という語は一切ないとして、こう指摘する。 __________  日

JOG(926) 朝日新聞、マスコミ界の北朝鮮 ~ 永栄潔『ブンヤ暮らし三十六年』から

真っ当な報道記者は、こうして排除されていく。 ■1.『ブンヤ暮らし三十六年:回想の朝日新聞』  朝日新聞や『週刊朝日』などで36年の「ブンヤ暮らし」を務めた永栄潔(ながえ・きよし)氏が、その内幕を描いた『ブンヤ暮らし三十六年:回想の朝日新聞』が話題を呼んでいる。Amazonでは20件ものカスタマーレビューが寄せられ、うち星5つが16件、星4つが2件という高評価だ。  弊紙でもこれまで登場いただいた朝日新聞記者の素顔が描かれていて、なるほど、こういう人物が、こんな風に朝日

JOG(890) 朝日新聞の「従軍慰安婦」報道小史

「私たちはこれからも変わらない姿勢でこの問題を報じ続けていきます」という朝日新聞の「姿勢」とは? ■1.「これからも変わらない姿勢で」  平成26(2014)年8月5日、朝日新聞の朝刊は「慰安婦問題の本質 直視を」という見出しの記事を掲載した。なかほどに見開き2ページもの「慰安婦問題を考える(上)」と題した特集記事を置き、翌日「(下)」を載せた。(以下「2014特集記事」と呼ぶ)  朝日が慰安婦問題の「誤報」を明らかにしたということで、大騒ぎの発端となった記事だが、タイ

JOG(756) 朝日新聞が伝えた「従軍慰安婦」の真実

 朝鮮総督府の警官たちは、婦女子を誘拐する悪徳業者と戦っていた。 ■1.政権末期になると「反日」に走る韓国政界の宿痾  政権末期になると、かならず反日運動が盛り上がってくるのは、韓国政界の宿痾である。「従軍慰安婦」問題だけでも、こんな動きが見られた。 ・平成23年12月、ソウル中心部の日本大使館前に元慰安婦支援団体が慰安婦像を設立。[1] ・平成24年3月1日、李明博大統領は日本統治下の朝鮮半島で起きた反日抗議運動「3・1独立運動」を記念する式典で元慰安婦への賠償請求

JOG(107) 「従軍慰安婦」問題(下) ~ 仕掛けられた情報戦争

一部の日本人弁護士、ジャーナリストらが仕掛けた国際プロパガンダ。 ■1.強制を示す文書はなかった■  宮沢首相は、盧泰愚大統領に調査を約束し、その結果が、4)(前号)、翌平成5年8月4日の河野官房長官談話となった。政府調査の結果、「甘言、弾圧による等、本人たちの意思に反して集められた事例が数多くあり、更に、官憲等が直接に荷担したこともあった」と発表され、慰安婦強制連行があったことは、政府の公式見解となった。  この発表のために、政府はおおがかりな文書調査と、元慰安婦への

JOG(106) 「従軍慰安婦」問題(上)~日韓友好に打ち込まれた楔

「従軍慰安婦問題」は、こうして仕組まれた。 ■1.米軍がレポートする慰安婦の実態■  米軍情報部は、北ビルマのミチナ慰安所で収容された慰安婦からの聞き取りをもとに、以下のような報告書を残している。 __________  女性たちはブローカー(および経営主)が、300~1000円の前借金を親に払って、その債務を慰安所での収入で返還している。経営者との収入配分比率は40~60%、女性たちの稼ぎは月に1000~2000円、兵士の月給は15~25円。[1,p270]  慰安