ベストバイ 2022年7月
7月は Amazon プライムデーがあったので、今回は大きい買い物はプライムデーで購入したものになる。例年、おれのほしいものはリステリンくらいしか安くなってなくて、「もうリステリンデーに改名しろよ」とか悪態をついていたけど、今年はリステリンだけではなく、おれがほしかったものが格安で購入できた。毎年こうであってほしいものだ。
以下、2022年7月のベストバイ。
Anker Eufy RoboVac L35 Hybrid+
7年使ったルンバがそろそろ限界で、乗り換え先として最有力だった「Eufy RoboVac L35 Hybrid+」が、発売前だったにも関わらず 30%ポイント還元で予約販売されていたので即決した。プライムデーかなにかのポイントも付いて実質 4万5千円ほどで購入できた。7年前に購入したルンバは、当然マッピング機能もごみ収集機能も付いてなくて、それにもかかわらず 7万円弱もしたのを考えると、この安さは異常だ。
今回、iRobot ではなくAnker にしたのは、
iRobot のサポートにうんざりした
Anker は本体価格でぼったくろうとしない
Anker はアクセサリでぼったくろうとしない
の 3点が大きい。
「1」に関しては、今年の頭にブラーバが故障して修理に出したのだが、「不具合を確認したので本体交換しましたー!」みたいなことを言って送り返してきたのに、戻ってきたブラーバは同じところが余計にひどく故障していた。シリアル番号が変わっていたので、確かに本体は交換されていたんだろうけど、一体どういう仕事をしたら余計に壊れたものが送り返されてくるのか理由がわからない。この一件でおれの中での iRobot への信頼は完全に消滅した。Anker のサポートはどのレベルかは不明だが、おれが知っている限り、使用済みリチウムイオンバッテリー回収を自前で行っているのは Anker だけだ。この時点でサポートのレベルが高いことは想像に難くない。
「2」は言わずもがな。いまだにあり得ないような高価格で販売しているルンバはもう不要だ。関わりたくない。
「3」は iRobot に限ったことではないが、有象無象のロボット掃除機メーカーを含めて、ごみ収集機能用の交換用紙パックが当たり前のように 600円/枚もする。こんな消費者をバカにしたような価格設定をする企業とはそもそも関わりたくない。Eufy 用の交換用紙パックはまだ未発売だが、300円/枚を予定しているらしい。さすがは Anker だ。(「安い中華製互換製品があるから問題ない」、とはならないので注意。最初から純正品がまともな価格なら、品質が担保されているかどうかもわからないような互換製品をあさる必要もないのだから。)
8月発売予定となっていたが、7月中に届いて早速使ってるけど、すばらしいとしか言いようがない。7年前のルンバのポンコツっぷりに苦しめられてきたから余計にそう思うんだろうけど、今のロボット掃除機は本当にすばらしい。アプリ周りの挙動にいくつか納得できない点はあったが、この圧倒的な性能の前では瑣末な問題に過ぎない。
旧ルンバを残してどこかで再利用しようかと考えていたが、その考えは完全に吹き飛んだ。最新のロボット掃除機に比べたら、7年前のルンバなんて完全にゴミだ。旧ルンバは即座に粗大ゴミに出した。
水拭きもできるので掃除力は言うまでもないが、最も驚いたのはその静音性だ。ロボット掃除機は基本爆音だと思っていたけど、そのイメージは完全に間違いだった。これなら在宅中に稼働させても許容範囲内だ。在宅中に稼働させても不快感が小さいなら、生活が変わる。なにしろ以前と違って在宅勤務がメインになってずっと家にいるのだから。
ASUS ゲーミングノートPC ROG Strix G17 G713RW
長年使ったメインのデスクトップ PC からの乗り換え。Amazon プライムデーで実質 19万円ほどで購入した。RTX 3070 Ti だと 20万円台後半は覚悟しないといけないから、この価格は相当安い。
旧デスクトップ PC に不満があったわけではないが、
FPS ガチ勢でもないのにデスクトップ PC は過剰
PC を自作するのが面倒
相変わらずグラボが高い
デスクトップ PC はじゃますぎる
などの理由でノート PC へ移行したかったのが買い替えの主な理由だ。
もう完全に移行が完了して、このノート PC で生活しているが、おおよそ満足した。「おおよそ満足」とした理由である主な不満点は、
CPU が AMD なので Thuderbolt 端子がない (地味に不便)
いまどき HDMI 端子が 2.1 じゃない (2.0 らしい)
の 2点だ。特に「2」に関してはあり得ないと思っている。こういうことをすると ASUS への信頼が削られていくんだけど、その点はどう考えているのか問い詰めたい。うちはモニターも ASUS だけど、最近のモデルなのにも関わらずいまだに DVI-D 端子が搭載されてて (そんなもん付けるくらいなら HDMI 端子 2つにしろよ)、その件と合わせておれの ASUS への信頼はかなり失われている。
とはいえ、このノート PC 自体は快適に使用できている。SSD も余っていたのを増設して合計 2TB とにしたので、ゲーミング用途としてこれから活躍してくれそうだ。
意外だったのは、ゲーミングガジェット特有の無駄に光る機能が、想像以上に気に入ったということだ。あまりにも気に入ったので、合わせてマウスもゲーミング仕様のものを購入した。マウスは買わないつもりだったけど、Windows ノート PC のトラックパッドは総じてポンコツなようなので、マウスは必須だと感じた。
Razer Viper Mini
前述のとおり、Windows ノート PC のトラックパッドは使い物にならないので、何年ぶりかわからないがマウスを導入した。おれはロジなんとかの製品は一切信用していないので、Razer のマウスを購入した。今の時代、ゲーミングマウスの方がスペック的に普通のマウスより遥かに上だろうし。ゲーミングマウスでロジなんとか以外で無難なところとなると、Razer の一択になる。
デスクトップ PC なら無線マウスの一択だが、ノート PC なのであえて有線にした。本体が近くにあれば配線はそれほど気にならないし、何より充電を一切気にしなくていい。しかも有線ならマウスが光る (重要)。
そこまで考えないで購入したが、今まで使ったマウスの中で一番すばらしいと思った。ロジなんとかの高いやつとかより全然いい。光り方も美しいし、本当にいいマウスを買った。
無印良品 シリコーンジャムスプーン
短いシリコーンスプーンは持ってるけど、長いのは持ってなかったので買っておいた。
最近、ジントニックをよく作っているのだが、このスプーンをマドラー代わりに使用している。普通にマドラーを使えばいいと思うかもしれないが、おれはああいった汎用性の著しく低いツールが嫌いで、持っていたマドラーもかなり前に処分していた。シリコーンスプーンなら汎用性が高いし、マドラー代わりにも使える。まさにおれにぴったりなツールだ。
ベス ナチュラルラスター 天然豚毛100% ヘアブラシ
前の何年使ったからわからないブラシがかなり薄汚れていて汚かったので買い替えた。前のやつよりブラシの密度が薄いけど、別にこれでも十分だった。今回はちゃんとメンテしながら汚れないように使っていきたい。
曙産業 ティーポット TW-3722
旧ティーポットの蓋が限界だったので買い替えた。蓋は別売りされていたけど、「蓋」の価格と「蓋+本体」の価格が大差ないので、蓋だけを買う気になれなかった。売ってる方はこういうのどう考えてんだろうな。
旧ティーポットは本体がガラス製で、割らない限り耐久性は抜群で、実際何年も使っていたけど、本体がいくら丈夫でも蓋がもろければ意味がない。
なので今回は蓋も本体も全部プラスチック製のものを買うことにした。これならガラスと違って割る心配もないし。プラスチックだけどトライタン製なので、変なものが溶け出す心配もない。
蓋に引っ掛かりがないので、持ち手の部分をフックに引っ掛けて収納したときに「蓋が落ちそう」とか思ってたけど、今のところ全く落ちてこない (収納時は蓋を裏返しにして本体に取り付けている。そっちのほうが安定しそうなので)。
夏だからまだあまり出番はないけど、全体的に使いやすい。特に軽さがいいと感じた。この程度の大きさのもので重さなんて重要じゃないと思っていたけど、実際に使ってみると本当に軽くて使いやすい。
これでまたうちからガラス製品が一個消えた。ガラス製品は美しいけど割れたときの絶望感がハンパないから、余計なところでガラス製品を増やすべきじゃないな。
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