見出し画像

見限り力

「停滞は死である」と言われるが、そもそもこの「停滞」をもたらすものの一つに「執着」がある。「執着は停滞への片道切符」、というのがおれの持論だ。「執着」は「停滞」をもたらし、「停滞」は「死」そのものである。この「死」へと至る「執着」を手放すには「見限る」のが近道だ

例えば最近だと「転売ヤー」が何かと問題になっているが、突き詰めていくとこれは「ただの "物" の話」だ。「手に入らないこと」が「物への執着」を加速し、この問題をさらに肥大化させている。前述のとおり、「執着は停滞への片道切符」であり、さらに「停滞は死である」から、この問題が最終的に我々にもたらすのは「停滞」という名の「死」だ。

解決するには簡単な話で、「転売ヤーが群がっている物を見限ればいい」だけだ。いくら肉が好きな人でも、ウジの湧いた肉にかぶりつく人はいない。この理屈でおれは転売ヤー天国となっている PS5 とグラボを見限った。ゲームなんて代わりは山ほどあるし、執着するほどの価値もない。単に見限れば全て解決するだけの話だ。

これに限らず、

  • 改善が見られないサービス

  • 時代錯誤な製品しか生まない企業

  • 自分の都合だけを押し付けてくる人や組織

など、即座に、積極的に見限っていく「見限り力」を磨くべきだ。

優れた「見限り力」は、確実に我々の人生を豊かにしてくれる

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?