ベストバイ 2023年7月
今月は Amazon プライムデーのセールがあったので、いつもより多く買い物してしまった。もちろん後悔はない。
BOOX Poke5
久しくアップデートされていない Kindle Oasis からの乗り換え先として購入。ポイントが多く付くので楽天で購入した。これが今月の圧倒的ベストバイだった。
Kindle Oasis にはそれほど不満はなかったが、いまだに microUSB 端子なのと、当然だが Kindle 用途以外に使えないのがネックだった。それらを解消するべく、中華電子ペーパー端末という選択肢を選んでみた。
Kindle 以外の用途にも活用するため Android OS、Google Play 対応、加えてコンテンツ用ストレージとしての microSD カード対応、これらすべてを満たす BOOX を購入することにした。BOOX にはいくつかのモデルが存在するが、今回はあえて一番小さい 6インチモデルに決めた。一時期はでかければでかいほどいいと考えていたときもあったが、読書端末は文庫本サイズが至高という結論に至った。自分の本棚がすべて文庫本サイズの端末の中に収まっていると考えるともう夢しかない。6インチは抗いがたい魔性のサイズ感だ。
万人におすすめできる端末ではないが、
マンガを読むための端末ではない
電子ペーパーに最適化されていないアプリを無理やり動かしているだけ
以上の 2点を理解して使えば、最高の読書端末になってくれるはず。
microSDXC カード
BOOX Poke5 用に購入した。電子書籍端末用 microSD カードは 256GB もあれば十分という経験上の結論。
ついでに中華ゲーム機等で使うのとストックのために 2枚ほど買い増ししておいた。すでに家に何枚かストックしてある SD カードをよく見たら、SDHC の 10年くらいまえのやつだった。道理で妙に遅いと思った。これらの置き替えのためにも、早いとこ買っておくことにした。10年前の SD カードなんて使い物にならないからな。128GB くらいのを何枚かストックしておけば、USB メモリの代わりにも使えて便利だし (USB の SD カードリーダーに刺して使えば実質 USB メモリになるので)。
バッファロー 無線LAN 子機 WI-UG-AC866/N
有線 LAN を無線 LAN に変換するやつ。有線 LAN にしか対応していない NAS を無線 LAN 化するために購入した。
うちの NAS、配線の関係で寝室に置いてるんだけど、HDD の低周波みたいな音でとにかくうるさい。そのせいで夜は電源を落とさないといけないのが面倒だったのだが、だがこれのおかげで配線から解放されて寝室に置く必要もなくなったので、いちいち電源を落とす必要もなくなった。
NAS の作動音からできるだけ離れたいので、普段いる場所以外に設置したいということで、とりあえずキッチンラックの一番上に置くことにした。当然、キッチンに置いてあっても NAS には普通にアクセスできる。すばらしい。
本当はクローゼットの中とかに置きたいのだが、そうなると今度は電源がない。クローゼット内の電球ソケットから電源を取ろうとも考えたが、間違って照明のスイッチを切ると NAS の電源も切れてしまう。照明のスイッチって体がぶつかったりして意外に切れやすいからな。ほんとクローゼット内などの収納の中には普通にコンセントを付けてほしいわ。
Crucial X6 外付け SSD 4TB CT4000X6SSD9
データバックアップ用外付け HDD の置き換え用に購入した。いまはもう SSD もテラバイトの時代なので、PC から HDD を完全に排除することにした (当然、NAS は除く)。NAS があるんだから外付けストレージも不要かとも考えたが、ゲームなどのスピードが必要なデータはローカルにあったほうが都合がいいので、外付けストレージもしばらく続けることにした。
内蔵ストレージも結構余裕があるので、そういう意味ではあえて外付けを使う必要もないのだが、外付けストレージは PC の引っ越しが圧倒的に楽になるというメリットもある。「繋ぎ変えて終わり」の圧倒的な手軽さだ。この SSD は手のひらサイズで全く邪魔にならないし、配線ももともとある USB ハブにつなぐだけなので問題にならない。
これでついに HDD レス PC が完成した。Mac を除くとおれの人生で初じゃないかなこれ。
CORSAIR DDR5-4800MHz VENGEANCE 64GB [32GB×2枚] SO-DIMM
去年買ったゲーミングノート PC がメモリ 16GB しかないやつで、普通に使っている分にはそれでも問題はないのだが、ブラウザ立ち上げつつゲームも起動するとなると心もとない容量だ。加えておれの中に「メモリに余裕がないやつは、人生にも余裕がない」説があるので、セールで安くなっているこの機会に増設することにした。
32GB で十分というささやきが聞こえてきたが、おれはその程度のレベルの豊かさで立ち止まるような小物ではない。ここは仕様上の最大容量である 64GB に拡張することにした。メモリーが 64GB もあると、普段は少なくとも 40GB 程度の空き容量ができることになるが、この圧倒的空き容量こそが豊かさである。
換装後に PC が起動しなくなって焦ったが、単にいつもより時間がかかっているだけだった。待っていたら普通に起動した。メモリチェックか何かが走っていただけ?真っ黒の画面で停止するのは心臓に悪いのでやめてほしい。
日本Addlink S91 2TB 2230 NVMe
Steam Deck は結局 SSD 換装したほうが余計な面倒が発生しない、という結論に至ったので、いろいろ買い物したついでに大容量 SSD を買って換装することにした。
1TB と迷ったが、圧倒的な豊かさを感じるために 2TB にすることにした。いちいち容量を気にしないといけないのは貧しさであり、まったく気にしなくていい余裕こそが豊かさだ。これは iPhone 等のストレージ容量にも同じことが言える。だからおれの iPhone のストレージは常にスカスカだし、容量を気にしたことがない。Steam Deck もう当然そうあるべきだ。
それにしても 2230 の M.2 SSD は無駄に高いな。一部中華モバイルゲーミング PC のように、普通に 2280 にしてほしいわ。本体サイズ的にそこまで違いは出ないだろうし。なんなら「2280 を採用している一部中華モバイルゲーミング PC」より、「2230 を採用している Steam Deck」のほうがでかいまである。
換装方法は以下のサイトを参考にした。換装時、本体裏外側のネジが固くて、うちのプラスドライバーだとネジ山がなめそうだったので、マイナスドライバーを使って外した (マイナスドライバーのほうが引っ掛かりが強かった)。ネジが悪いのかうちのドライバーが悪いのか。
UGREEN タブレット スタンド 折りたたみ式
Steam Deck をデスクトップモードで使いたい場合等、これ系のスタンドがほしくなる場面がままあるので、1つ持っておくことにした。
「ガジェットアクセサリー系は UGREEN」というおれの中で確立しつつある鉄則があるので、それにならって UGREEN 製のタブレットスタンドを物色。見た目と使い勝手的に一番よさそうだったこれにした。たまたまタイムセールで安くなっていたのも決め手の一つ。ほしいと思ったときにタイムセール等で安くなっているのは、「すぐに買うべき」という宇宙からのメッセージだ。
さすがおれの UGREEN だけあって、すばらしいビルドクオリティだ。普通に感動するレベルですばらしい。いままで買ったスタンドの中でぶっちぎりのクオリティだった。
キユーピー 具だくさんタルタル 145g×3本
タルタルソースをかけると大体うまい、という当たり前の事実にいまさら気づいた。ずっと「からあげにはマヨネーズ派」だったが、マヨネーズなんかかけてる場合じゃない。からあげにはタルタルソースをかけてしかるべきだ。「マヨネーズをかけてうまいものは、タルタルソースをかけるともっとうまくなる法則」がおれの中で定説になりつつある。
チューブ入りタルタルソースはすでに数種類試してみたが、いまのところこの『キユーピー 具だくさんタルタル』がベストだ。できれば 500g 入りとかの大型チューブ版を出してほしい。
KRIFF MAYER / 4WAY ストレッチクロップドパンツ
去年から夏はもっぱらこれ。色違いで 3本持ってたんだけど、黒は 1本だけだったので買い増しした。
これのなにがすばらしいって、「右太ももの横あたりにスマホ用ポケットが付いているところ」だ。おれは 30年くらい前から「この位置にスマホ用ポケットを付けるべき」と主張してきたので、それがようやく実現された。もちろんポケット以外でも、ストレッチ感や丈の長さのちょうどよさなど、おれの中では完璧な製品だ。
これと KEEN のサンダルでウォーキングするのが夏の日課の一つとなっている。この組み合わせがおれの中では絶妙にいい感じにしっくりくる。
靴用洗濯ネット 4個セット
洗濯機で靴 (スニーカー) を洗うためのネット。4個セットなので 2足用だ。これ、内側にマイクロファイバーのもこもこが付いていて、洗濯時にブラシの代わりをしてくれる。なかなかすばらしいアイデアではないか。
靴用の洗濯ネットはすでに持っていたけど、多少の厚みがあって靴用と言えばそうだけど、それ以外は実質ただの洗濯ネットだったので、ちゃんと靴用洗濯ネットとして機能してくれそうなこれに買い替えることにした。
洗濯時にファスナーが開いて靴が飛び出すトラブルがあったので完璧な製品とは言えないが (閉め方が悪かっただけなようだ)、便利なことには変わりないはずなので、今後はこれを定番にしたい (次もこれに買い替える)。
おれもそうだったように、洗濯機で靴を洗うのに抵抗がある人もいるだろうが、一度試してみたほうがいい。一度試すと「靴は洗濯機で洗うべきものだ」ということに気づくはずだ。「このことにどれだけ早く気付けるか」が、人生に影響を与えるレベルの一つの重大な要素な気がする。
ANBERNIC RG353PS
これがリリースされた当初は「ありえない、ダサい」って思っていたけど、なぜかこのクリアパープルモデルを見ているうちに、だんだんと印象が変わってきた。いまでは「これ以上に美しい端末はない」と思えるほど印象が 180度変わっている。初見の印象が悪かったのは、ANBERNIC 社の公式画像がよくなかったのかもしれない。実際のところ、このクリアパープルの本体は本当に美しいし、写真より実物のほうが全然いい。ANBERNIC 社の製品、ちょくちょく公式画像の印象が悪い気がする。
実際の使用感は、一昔前の中華ゲーム機にありがちだった、ボタンの作りの甘さが全くない。性能もそれなりだし、低価格帯の中華ゲーム機もついにここまで来たかという印象。
『Miyoo mini plus』等、初代ゲームボーイライクな縦型筐体もロマンはあるが、結局のところ、携帯ゲーム機を突き詰めていくとこの横型に落ち着く。実際、かつてのゲームボーイアドバンスから Nintendo Switch をはじめとした現行の携帯ゲーム機はすべて横型になっている。
RG353PS のクオリティがあまりにもすばらしく、再発していた「中華ゲーム機ほしい発作」は完全に治まった。
あと、ANBERNIC 社は液晶画面下部にでかでかと「ANBERNIC」のロゴを付けるのをいい加減やめたほうがいい。最近は少なくなってきているようだけど、もし RG353PS にもでかい「ANBERNIC」のロゴが付けられていたら買ってなかった。
ミワックス カッティングマット 450x300mm ホワイト MX-A3-W
カッティングマットとしてではなく、マウスパッドとして購入した。
本の自炊でカッターを使うときはカッティングマットとして、それ以外のときはマウスパッドとして使うのが本来の狙いだったけど、今回からはマウスパッド専用として使うことにした。理由は「美しいものを美しいまま使うため」だ。
本来の目的としてのカッティングマットには、今まで使っていた旧カッティングマットをそのまま流用するので、カッティングマットがなくて困ることもない。
黒と迷ったけど、マウスが黒なので白にしておいた。
東急スポーツオアシス リセットポール アスリート フォームローラー 長さ98cm 使用感硬め PR-700 (グレー)
いわゆるストレッチポールだ。そのうち買おうと思って時間だけが過ぎていたので、今月の買い物ついでに買っておくことにした。これより 10cm 程度短めのやつはもっと安いけど、身長を考慮して長いほうを買っておいた。
「ストレッチポールは固めのほうがいい」という意見があったので、それに倣っておいた。たしかにやわらかいよりは固いほうがストレッチ効果が高そうだし。
多色展開されているけど、うちのヨガマットがグレーなので、ヨガマットに合わせてグレーにしておいた。
実際に使ってみた感じは、固さも長さもちょうどよかったが、身長が 180cm 未満であれば 90cm のやつでもいけそうな気はする。まあ、長いのに越したことはないのでよしとするが。ただ、これに 7千円弱はどうかと思う。5千円切るくらいが適正価格だろう。
効果はまだよくわからないけど、使ってると効いている気はする。使うのに手間もかからないので今のところ毎日使っている。これがストレッチポールの最大の利点だろうな。使うのに手間がかからないから続けるのがまったく苦にならない。
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