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【デッキ紹介】灼き噴く龍炎【遊戯王】

ご挨拶

こんにちは。初めましての人は初めまして。
最近オフ会に出没する頻度が増えてきました。ジョーキーという者です。

2度目のデッキ紹介です。お暇があれば前回のデッキ紹介も是非。

今回も最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。


今回の主役

皆さん、「イラストが好きなカード」はありますか?
カッコいいカード、カワいいカード……きっと様々なカードの名前が挙がることでしょう。

僕ですか? 僕が好きなのはこのカード。

《相剣大邪−七星龍淵》です。

めちゃくちゃカッコよくないですか?カッコいいですよね?(威圧)
僕はコイツのイラストが遊戯王のカードの中でも一二を争うくらい大好きです。カッコいい部門なら間違いなくコイツが堂々ナンバーワンです。

となれば、使いたくなるのが道理、決闘者の性というもの。

コイツを強く使う。それがこのデッキを組み始めたきっかけ、コンセプトにして最大の目標です。

強く使うには?

ここまでイラストしか触れていないので、次は七星龍淵の効果について触れていきましょう。

チューナー+チューナー以外の幻竜族モンスター1体以上
このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードがフィールドに存在し、自分が他の幻竜族SモンスターのS召喚に成功した場合に発動できる。自分はデッキから1枚ドローする。
②:相手がモンスターの特殊召喚に成功した場合に発動できる。その内の1体を選んで除外し、相手に1200ダメージを与える。
③:相手が魔法・罠カードの効果を発動した時に発動できる。そのカードを除外し、相手に1200ダメージを与える。

遊戯王公式データベースより引用

見れば分かる通り、このカードは決して弱いカードではありません。
しかし、様々な面で癖があるカードであることも事実です。

まずこのカードは召喚にあたり、非チューナーに幻竜族を要求します。
そのため、チューナーではない幻竜族を出力できることが七星龍淵を使う上での必須条件となります。

更に②③の効果は相手の行動に反応する誘発効果。性質上、相手が展開せざるを得ない状況になる前、例えば自分の先攻1ターン目相手の盤面全てを除去した時に七星龍淵を場に出しておきたい所です。
これを実現するため、シンクロの動きを安定してできるようなデッキにすることも重要と言えます。

また、このカードには性能以外で無視できない問題が1つあります。
それは、同レベル帯のシンクロモンスターが強いということです。
七星龍淵と同じ条件で出せるシンクロには、かの有名な《フルール・ド・バロネス》《相剣大公-承影》がいます。
この2枚を差し置いて七星龍淵を使うのであれば、七星龍淵だからこその要素、バロネスと承影にはない独自性を活かしてやる必要があるでしょう。

バロネスと承影には無くて、七星龍淵にはあるもの。

そう、非チューナーの幻竜族指定 バーンです。

七星龍淵のバーンに着目し、これを軸にしたデッキを作ったなら、バロネス承影より七星龍淵を優先するのにも説得力が出ます。

まとめると、七星龍淵を強く使うなら

先攻1ターン目に七星龍淵を出力できる
 =チューナーと幻竜族安定して出力できる
バーンを軸に立ち回る
・相手の盤面を除去できる手段
を用意する

そんなデッキを作らなければいけない訳です。

デッキリスト

前フリが長くなりました。リストをどうぞ。

動き・ギミック

七星龍淵を出すシンクロギミック

先述の通り、七星龍淵を出すには非チューナーに幻竜族を用意する必要があります。
このデッキでは、その役割を《VS 蛟龍》が担います。

星5の幻竜族である蛟龍は①の効果により、《VS ラゼン》1枚から出力まで持っていけます。

後はここに添えるチューナーが必要ですが、その役割を担うのは《焔聖騎士−リナルド》です。

イゾルデとはズッ友

炎属性・戦士族(ラゼン)がいれば手札から特殊召喚できる実質的チューナーです。ラゼンと共に星5のチューナーをシンクロ召喚すれば、星5幻竜族+星5チューナーが揃い、七星龍淵を出す準備が整います。

今回は召喚するシンクロチューナーに《焔聖騎士導-ローラン》を採用したため、七星龍淵を出す動きの中で後続の確保まで行うことができます。

このギミックの特筆すべき点は、必要パーツであるラゼンとリナルドにアクセスできるカードの多さ。

ラゼンとリナルドになれるカードをまとめると次の通り。

どちらも自身を含めて10枚以上のカードからアクセス可能となっています。
また、上の画像の通り、《聖騎士と聖剣の巨城》《聖杯の継承》《『焔聖剣-デュランダル』》《増援》は双方にアクセスできるので、この手のサーチカードにありがちな「片方のサーチカードだけたくさん引いて事故る」事象が起こりにくく、安定して七星龍淵を出す動きを取ることができます。

こんな感じで双方にアクセスできます

追加のもう1体を出力する

ここまでラゼン+リナルドによるシンクロギミックの説明をしてきましたが、実際の対戦では上記のギミックに加えて、レベル4モンスターかVSモンスター1体を出力することを目指していきます。
追加で出力があると盤面は基本的に次のようになります。

七星龍淵と合わせて《闘神の虚像》を出力でき、次の相手ターンのVS展開を保証できます。
追加の1体を出力できるカードは以下の通り。

VSカードかそうでないかで途中の動き方がやや変わりますが、最終的な盤面は同じです。

VSカード…ラゼンの代わりに召喚・特殊召喚。虚像に変換して②の効果で手札のラゼンを出力。以降は先述の通り。
VS以外のカード…出力したのち通常展開出しているラゼンを虚像に変換。リナルドと共に騎士導ローランを出力。以降は先述の通り。

バーンと除去

展開を終えれば後はバーンを交えて戦えばいい訳ですが、ここでもVSが活躍します。
《VS ヘヴィ・ボーガー》がフリーチェーンかつ高倍率のバーン効果を持っており、相手に圧をかけることができます。
また条件こそありますが《VS 裏螺旋流雪風》によってバーンをしながらフリーチェーンで全体除去を放つことができます。

これらのカードと七星龍淵を駆使してコントロールしながら相手のライフを詰め、最終的に勝利までこぎつけるのがこのデッキの終着点です。

その他のカード

大まかな動きは説明できたので、ここからは拾い切れていないカードをいくつかご紹介します。

改めてデッキレシピをどうぞ。

メインデッキ

《焔聖騎士−ローラン》
巨城によって場に置かれる《円卓の聖騎士》から墓地に送ることで、騎士導ローランのサーチを別のカードに充てながら後続のラゼンを確保できます。
円卓の墓地送りを使うには円卓を含めて3種類の聖騎士が必要になりますが、このデッキでは初動でほぼ3種類が揃います。

《D・HERO ダイナマイトガイ》《タタカワナイト》
面白カード枠です。初動で余裕があれば騎士導ローランからサーチします。
どちらも特定の条件で手札からバーンを発生させることができ、VSでちらつかせることで相手の行動を制限できます。
タイミングが限定的すぎるので手札でダブつくのですが、VS的には手札にいてくれた方がかえって都合がいいです。

《『焔聖剣−ジョワユーズ』》
リナルドと相互に回収し合える聖剣です。
リナルドの特殊召喚時効果でジョワユーズ回収→ジョワユーズ効果でリナルド回収を繰り返す事で毎ターンリナルドを出力できます。

エクストラデッキ

《テセウスの魔棲物》《炎の剣士》《カルボナーラ戦士》《無の畢竟 オールヴェイン》
《簡易融合》
《簡素融合》で特殊召喚します。それぞれの役割は以下の通り。
・テセウス…リナルド枠。ラゼン&簡易簡素で目標盤面の構築が可能。
・炎の剣士…炎戦士枠。リナルドの特殊召喚のトリガーになる。
・カルボナーラ…追加1体のレベル4枠。
・オールヴェイン…リナルド枠。七星龍淵の出力以外に上級VSと合わせて高レベルシンクロにも。

《熾天の騎士ガイアプロミネンス》
七星龍淵を出す動きを応用して《ドロドロゴン》経由で融合できます。
七星龍淵が干渉できない手札・墓地のモンスター効果を咎めてくれるだけでなく、モンスターを戦闘破壊すれば炎属性を蘇生できます。
七星龍淵を蘇生して最後の一押し、ラゼンを蘇生してVS展開に繋げるなど、1枚でかなりできることが多いです。

《相剣大公-承影》《焔聖騎士帝-シャルル》
七星龍淵を出す動きを応用して出せます。単体のカードパワーが高いので置いておくだけで強いです。

《金雲獣-馬龍》
2枚目のシンクロチューナー枠。バウンス効果が七星龍淵と相性がいいです。

《賜炎の咎姫》《転生炎獣レイジング・フェニックス》
調整枠です。咎姫の相性があまり良くないので変えてもいいかもしれません。

最後に

最後までご覧いただきありがとうございました。後半はかなり駆け足になってしまい申し訳ありません。だってデッキの中身半分VSなんですもん…
VSは今回初めて触りましたが、選択肢が多くてとても楽しいテーマですね。

デッキパワーが異常に高くなってしまうのが珠に傷ですが……


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