エンジニアこそビジネスに1番詳しくあってほしい

joe

こんにちはjoeです。

今回はエンジニアこそビジネスに1番詳しくそして携わっているプロダクトに詳しい存在であって欲しいという思いがあってnoteを書くに至りました。

技術と稼ぎについて

エンジニアは高いコーディングスキルと常に最新の技術を追っかけてキャッチアップしていくべき存在という一つの論調はあります。

僕自身それは否定しないですし毎日この瞬間にも今まで使われていたものよりも便利で簡単に使えるものができたりしてきていてそれを追っかけていく必要はあると感じています。

しかしその技術だけを追い求めて生活が良くなるかといえばそれは疑問です。
お金じゃなくて技術を触っている楽しさを求めたいという気持ちはわかります。
僕も休日は自分の好きな技術を使って好きなことをしています。

仕事としてのエンジニア

ですが仕事になるとそれだけでは価値を見出せないのが現実です。
エンジニアとして仕事している以上何がしらのシステムを作っていることに携わっていると思うのですがそのために作っているものはどのような事で作られるのか、どのような人が使うのかなどの最低知識はみなさん持っているかも知れません。

ですがエンジニアはそのビジネスの根幹となるものを作っているのです。
なのでどの人がどのように使うのかを理解するだけでなくそのビジネス形態について営業で売っている人、実際に発注してきた人よりも詳しくある必要があります。

発注者やユーザーと同じレベルの目線で考えていてはそこまでのものが作れないと思いますなのでユーザーの期待に応えられるシステムを作れてないなどの小音聞いたりもします。

一歩先、二歩先の思考を持ってビジネスを考えそれを開発に落とし込むスキルがあればよく言われるような言われたことを実装するだけの開発だけでなくこちらからビジネス的に提案をして開発をする事でストレスがなくまたユーザーに対しても期待値を超える体験を提供することができます。

顧客行動思考で考える

まず先に言っておきたいのはユーザーの声はまず聞かなくていいです。
というかユーザーが言っていることは信用しないでください。

これは何故かと言うと本音と建前というのがあってユーザーがアンケートでこれがあると嬉しいというのはあったらいいなぐらいであってもなくていいというのがほとんどです。

もちろんユーザーの声を聞いて対応する必要のあるサービスはあるのですがソフトウェアの開発においてユーザー100人の意見よりも最初に作った1人のペルソナを大事にすることが大事だと思います。

もちろんバグを取り除くことは大事です、機能を追加する場合は顧客の行動を見てください。そこに本来ユーザーが必要だと思うものが隠されています。

人は行動には嘘がつけないのでそこに答えが眠っています。

意見を言えるエンジニアは勝手に価値が上がる

自社開発にも受託開発の人にも共通して言えますが意見、疑問に思ったら質問はすぐ躊躇なくしていいと思います。

もし否定的な部分があるのであれば大替案やもしくはやらない方がいいということを正直に伝えるのも大事なエンジニアの仕事です。

ROIを求められるのであればその機能を追加することによってどれくらい売り上げが出るのか先にビジネスサイドに要求しましょう(受託開発はここは難しいかも)。

この意見が言えるとビジネスサイドの人間とのコミュニケーションが取れて次回からのやりとりがスムーズになります。よくあるのがエンジニアから意見を言ってもそれを否定されて押し切られるというパターンがありますがそこは数字で出してもらってやることは最低限しましょう。

有限な予算を使って開発しているので売り上げ利益が出ることに投資するのは当然のことですし将来自分が独立した際にはこの売り上げとコストについての考えが出てくると役に立つので取り組みましょう。

自分で考えて意見を言う、提案すると言うのはここまで価値を出せるものなのです。

エンジニアの前に1人のビジネスマンであって欲しい

最後に、当然ですが僕たちは研究開発者でない限りは会社から給与をもらってプロダクトを作っている、または受託でお客様から発注されたものを作る、自社でサービスを立ち上げてユーザーに使ってもらって利益を出すと言うビジネスをしているので1人のビジネスマンであって欲しいです。

ビジネスマンとしての思考を持つことでより自分がしている仕事はどのような価値を出していてどのようにすれば売り上げが上がるのかと言う楽しさにつながるのでエンジニアとしてまた新しい視野ができると思います。

アメリカのエンジニアたちはみんなビジネスライクでギークでどちらも高いレベルで仕事をしています。

日本は技術では遅れているとは思わないですがビジネスへの思考が低いなと思ってたりします。エンジニアとしての自分の価値を上げるのは自分しかできないので是非今日この後から自分が開発しているプロダクトのビジネスについて思考仕手みて新しいエンジニアとしての姿を作ってみてください。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。