初稿(書き直しなし)
元来真面目には生まれてこなかったくせに、何故だか放っておくとかしこくもないのに真っ当な道を行こうとしてすぐにつまづく人生でした。真面目に、間違わないように生きていれば、冬に酔いすぎて眠ってしまい、ビルとビルの数十センチの隙間に挟まって目を覚まし、なぜかと見渡せば室外機の隣であった、なるほどこれは寒かったのだな、などと納得するような経験を人生で一度たりとも経験することはないからです。
名乗り遅れましたが私「冗談」と申します。
映画か何かで「人生なんてジョークのようなもんさ」というセリフがあったようななかったような気がします、よね?...そんな確信無さを含んだ着想の、滑り出しの初速のままこんな名前を思いつき、結果としていくつ考えてもいいアイデアが出ません故、そのままこの名前で行くことにしました。
気に入らなければ変えればいいし、思えばnoteといういちプラットフォームに使用する名前に数時間も悩んだり、1日寝かせるなんてそれこそ時間の無...贅沢な時間の使い方でしょう。僕はサラリーマンですのでそんな時間はないです。平日一生懸命に、やりすぎて精神を病まないよう適度に頻繁にサボりながら働き、会社が納得する程度の成果もしくはムードメイクをして駆け抜けた5日間のしめくくりに、冷たいビールを飲みサウナに入り酒場でくだらない会話をするために生きているのです。そんな時間なんてひとかけらもないんです。そう、なので僕の名前は今日から「冗談」でございます。
とも考えましたが、少し思いを巡らせてみれば好きな映画が「ビッグフィッシュ(お話好きな父親と息子の邂逅を描くドラマ)」でした。
これは使えそうですね、いつか万が一このアカウントが何かで取り上げられる時が来たら、満を辞してこの初稿は書き直し(もちろんタイトル以外)、あたかも初めから素敵な映画が由来ですみたいな文章に書き直し、僕をその時点から知った人がなぜだかオシャレなカルチャー消費で生きている人だった場合それに完全に寄せて媚びるのもいいかもしれない。だって人は見たいものを見るし、知りたいことしか頭に入れないし、情報の好みにはうるさいから...
こんな調子で永遠になんの意味もない情報を垂れ流すことに長けているし、そもそもそんなふうに世界を見ているので現実人間社会のビジネスにおいて世界の変革も出来なさそうなので、自分が自由にいじくりまわせる思考や音楽や酒場での会話でクリエイトしながら生き生きとやっています。34歳ながらいずれ会社を辞める自分が容易に想像できる、社会人は基本的に、飲みの帰りの電車で酔いつぶれ、東京から国府津や宇都宮に行って絶望したりしないのである。(国府津の話はとっておきのホラーなので、おいおい語りましょう)
というわけでこれから、皆さんの脳のリソースを一ミリも消費しない駄話中心に書き綴ってまいります。日常に浮かんだクソしょうもない妄想だって話す相手とディスタンスのある2020年末、なぜ今日から書き始めたかなんでどうでもいいくらい理由がない、くだらないことをただひたすらお届けしようと思います。
ということでみなみなさま、よろしくお願い申し上げます。
2020.12.08 joedann