オタク、現実世界の推しとドライブデートする【3回目のデート、とうとう告白イベ発生か！？】

とうとうドライブデートの日がやってきた。
途中、前日に「まだこれで3回目なのにドライブとか攻めすぎでは…？どこまで行くか考えてないし知らんけど、長時間密室二人きりってもし相手が悪い人であった場合、危機管理全然できてないやん　めっちゃちょろい女やと思われてるかもしれんやばない？？」みたいな思考に陥って同僚に相談し、「この前の城とかみたいにちょっと山奥のほうとか、人気のないところとかには行かんほうがいいかもね。」「でも3回目でしょ！？そろそろ告白くるんじゃない？」「今回のドライブは急遽決まったことやから相手も心の準備できてないかもしれないけど、さすがに映画デートの4回目には来るでしょ！！むしろこれでなにもなかったら都合のいい女になってるってことだと思うからその人はやめて次やね」など言ってもらったんだけど、”都合のいい女”というパワーワードが衝撃的すぎて軽くへこみ、何が何やら何を信じればよいのかみたいな状況になっていました　落ち着け

どうしてもへこみが解消されず、母にも話したら「同僚の子はそうやっていうかもしれないけど、告白されなかったからってお母さんは連絡取るのやめるとかしないでいいと思うけどな。だってこんなに話が合う人が見つかってるだけでもすごいことなのに、もったいなくない？友達だと思って接すればいいのよ。あんまり緊張せずに、友達と遊びに行くっていう軽い気持ちで行っといで」と言ってもらい、気が晴れました。恋バナは時にただただ消費されるだけのものになるってこともあると学びましたね…不安だからって色んな人に話すのも逆に不安を助長されることもあるんだと感じました

まあでもこの時点でめっちゃいい人であることはわかっていたんだけれども、やはり超上手の結婚詐欺師とかどうにかしてお金を巻き上げようとしてる悪い人とかという可能性もぬぐい切れず、3回目まで引っ張るような丁寧なヤリモクかもしれないとか（？？？？）なんかもう考えが行き過ぎてわけわからん事考えていました　みんな笑ってくれ！！！！！！！！
なのでタートルネックの薄手のセーターにジーンズを合わせた完全防御服（？？？？？？？）で出かけました　今考えると死ぬほど草　ごめんな

まあひとまずここまで私の妄想がひとっ走りしてきた模様をお伝えしてきましたが、ここからはきちんとお相手が出てきます

まず待ち合わせ場所を決める段階で素敵ポイントがあったんだけど、待ち合わせと時間はどうしましょうと、私自身がお昼にちょっと用事が入っていたこともあり、13時以降であればいつでも大丈夫ということを伝えたうえでLINEを送りました。そうすると相手から「まめさんの家から歩いてこれる距離で、わかりやすい待ち合わせ場所ってありますか？？」って返ってきたんですよ　めっっっっっっちゃ良くない！？！？！？！？！家まで迎えに行きますよとか言う人とか絶対いるのにそうじゃなくてきちんと距離感というか線引き的なものをわきまえて気を使ってくれている感じが「良－－－－－－－－－－！」となった　家までって言われたらめっちゃ引いてたけどよかった～～～～～　待ち合わせは近所のコンビニにしました

また車が混んでたのか「5分くらい遅れます！すみません！」というLINEが来てお水買ったりしてちょっと雑誌コーナー見たりしながら待っていました　お相手の車っぽいのが駐車場に入ってきて、気が付いたから外に出てもよかったんですけど、なんかちょっと気付かないふりしてそのまま雑誌読んでおこうかなって思ってしらこいて待ってみちゃった　なんか、どうやってくるのかなって　まあなんかLINEとかで着きました！みたいなのが来るかな～と思ってたら店内に入ってきてぱっとそちらのほう向いたら

絶世のイケメンがそこにおってめちゃくちゃに死んだ

かっこいい！！！！！！！！！待って！！！！！！！！！！めちゃかっこいい待ってくれかっこよすぎる！！！！！！！
「すみませんお待たせしました！ちょっとお手洗い行ってきていいですか？」とお手洗いに旅立っていったんですけど、全然気が気じゃない！！！！！！！！！ま～～～～めちゃくちゃ後悔したよね、ジーンズで来たこと！！！！！！！！！かわいい恰好してくればよかった！！！！！！！！！いや、綺麗めなマニッシュ感のあるファッションにはしていたけれども、まさかそんなにかっこいいなんて思わないじゃん！！！！！！！！！！！あと過去2回とはちょっと雰囲気が違ってすごくかっこよかったんよ！！！！！！！！！！！死んだ！！！！！！！！！！！！！！！！！！！これが恋の魔法！？！？！？！？！？！？！？！？！？！？！？！

その後私の分のお茶まで買ってくれてえーーーーーーーん好きとなりつつ、車に乗車しました　初回は全然見られなかったんだけど、ちょっと車内を見てみたらどこもかしこも清潔感しかなくて無理だった　うっっ
あと運転の仕方も穏やかだし、乗り心地が良すぎるのね　我々3回目だし、車に乗っけてもらうのなんて2回目とかなのになぜこんなにしっくりくるの？？？？？これ本当にずっと謎なんだけど、一緒にいたらドキドキよりも居心地の良さの方が勝つんよ　他人の車って結構そわそわすると思うんだけど、それが全くなくて本当にびっくりする

お相手が車の中で音楽を流してくれてたんだけど、流れ始めた音楽が星野源さんで、そのあとはお相手が好きなアーティストで私が好きって言った曲で、進撃のサントラも流れたり、なんか私の好きな曲しか流れてこなくて、（ああ、これたぶん私のためにプレイリスト作ってくれたんだな）と気づいてめちゃくちゃうれしい気持ちになりました　直接そのプレイリストにありがとうを言えなくて、LINEで『私の好きな曲ばっかりで、ありがとう』と伝えたら「気付いてくれましたか！どんな曲が好きかなって考える時間も楽しかったですよ」って返ってきてもうなんか爆発するかと思った

ひとまず車で20分くらいのいちごフェアしてるところに遊びに行きました　でね、ここで私その日もらったイヤーカフをつけていってたの　で私から言えばいいのに私も言うの忘れて相手に「あ！！！今気づいたけど着けてくれてる！！！」と言われそうだった！！！！みたいな　『そうなんです！』って言ったらまじまじと見られながら「かわいい。うん、かわいい」って言われてまじで無理だった　その直後なんて返したか記憶がない　ファンサもらった後のオタク？？？？？？

フリマみたいなのしてたからあーだこーだ言いながら見て、いちごのパフェをテイクアウトし、車の中で食べようとなったので車内へ
その前にいちごのパフェ買う直前にまあまあでかくて一人一個は無理だねとなったあとに半分こしようとなったんですけど「このご時世的に大丈夫ですか？」って聞かれて『大丈夫です』って答えたのはいいものの、5拍くらい遅れて（待て、はんぶんこだって！？！？！？！？！？！？！！一つを！？！？！分け合う！？！？！付き合ってもない我々が！？！？！？！）とちょっとパニックになったのはここだけの内緒

車内で食べ物食べられるの嫌じゃないですか？って聞いたら「大丈夫ですよ、えっ、そんな飛び散るくらい食べ方汚いんですか！？」って言われてそうじゃなくてーーー！！となったけど、相手なりの気使わせないためのジョークだと思ってる

次はパワースポットに行ってみようということになり、乗ったら「食べていいですからね」と言われたんですけど、半分こするって聞いてたし、相手にお金多く払ってもらってるから食べづらいじゃないですか
だから『え、〇〇さんはいつ食べるんですか』って聞いたら「そりゃ信号で止まったときとかに……あ、あーんしてくれてもいいですよ」って言われたので『それはしません』って言った　人の心臓をなんだと思ってる？？？？
でもなんか途中で流れで結局あーんしなければならなくなり、あーんしましたよ　「甘い！なんかさっき自分で食べた時より甘い！おいしい！」って言われた　もう助けてくれよ　だれか
信号で赤になったら食べるって言ってたから、赤になるたびにわたしがわざと抱え込んで独り占めするっていう遊びを繰り返してたんだけどそのたびに「こらーー！よこせー！！」ってつっこんでくれてちょーーーーおもしろかった　なんかたぶん、相手は一番上のお兄ちゃんだから、関わり方もお兄ちゃん感あるんだよな　年齢は一個下なのに……

で、パワースポットに行ったんですけど、私何系のパワースポットなのか聞かなかったんですよ　いや、厳密にいえばどんな感じなんですか？とか道が狭いって聞いてたから、岩と岩の間を通り抜けるみたいな、通り抜けられたらオッケーみたいなそういう感じのパワースポット？みたいな感じで聞いたら「あーそうそう、そんな感じかな！」って言われたの　そしたらところがどっこい、ふたを開けてみたら大きなハートの形が自然にできた恋愛系のパワースポットだった話する？？？？？？（もうしてる）
なんかもう、すごいよね　すごい　
で、なんか恋愛系にいい鐘鳴らすところがあってせっかくだから鳴らしとくか？となって鳴らそうと思ったら向こうも鐘の紐を一緒に持って二人で結果鳴らすっていう　その瞬間まで一人ずつ鳴らすのかなーと思ってたから普通にしんどかった

私も相手も自然に囲まれたところが好きだから少しの間回ってたんだけど、山々や桜の花びらや空を見つめる相手の表情にドキドキして、私この人のことすごい好きだと思ったのはフォロワーにだけ教えておくね

寒かったので車に戻り、帰路につくわけですが、帰りの車内で「どうします？恋愛の話でもします？」って言われたからこういう類の話は苦手だな～と思いつつ、ぽつぽつ話しました　でもあんまり話せなくて「話したくなかったら話さなくていいですよ　恋人をとっかえひっかえしてたとかじゃなかったら大丈夫」って言われたから『とっかえひっかえはしてません、そんな時間なかったし』って答えたけどこれ今考えるとどういう答えの返し方？？？

お互いの恋愛の話をして、少しの沈黙があったあとに「我々、付き合いませんか？」と言われました　なんかうまく返せなくて黙ってたら「おいしそうなご飯食べてる人見ると幸せな気持ちになるじゃないですか　道で幸せそうに笑ってる人がいるとこっちも幸せになるじゃないですか　そういうちょっとした幸せの積み重ねで、少しずつ平和になっていくと思うんです　世界も平和になっていくと思うんです　僕たちが一緒になったら、幸せになれると思いませんか？」と言われ、もうどう頑張っても顔を見れなくて、顔を覆ってしまって　今思えば相手の顔を見ながら話を聞くべきだと思ったんだけどあのときの私には『そう思います』とお返事することが精いっぱいで　でも私はこういう一般的にくさいセリフだと言われるものがだいすきなのであまりにも大きすぎる矢が刺さりましたね　『よろしくお願いします』とお返事をしました

彼からすると「思ったよりあっさり言ってしまった、真面目な話ですよ？本当にいい？」という感じだったらしく、改めてお付き合いしたいことをお伝えしました　「本当はもっとロマンチックに言おうと思ってたんだけどな～！全然緊張せずにさらっと言ってしまったな…」っていうからロマンチックな告白ってなんだったのって聞いたら「和歌を贈ろうと思ってた」と言われて和歌！？！？！？！？！？！？！？！？！となりました　本当に面白い人である　『ごめんけど、和歌とかもらってたら理解するまでに時間がかかって次の日職場で「ねえ…和歌もらったんやけどどうしたらいいと思う？なんか茶化されてんのかな？？」ってさらしあげしてると思う』って伝えたら「あぶねーーー！和歌じゃなくてよかったーーー！」って言われた　でもごめん、結果的に和歌じゃなかったけど職場のみならず家族とフォロワーにまでさらしあげてる　ほんまにおもろい　でも和歌の中身めっちゃ考えてたんだって　その気持ちはうれしかったなあ　和歌の中身もちらっと聞いたけどそれは私と彼の秘密です

そのあとは恋人同士になるにあたっての、されたらいやなこととか、何で怒るのかとか、なにがしたいかとか、LINEの頻度は今のままでいいかとか、改めて自己紹介したりとか、デート費用は折半させてほしいってお願いしたりとかいろいろすり合わせをしました　なんかこういう話し合いができるのっていいなって思いました

デート費用に関しては私がずっと気にしてたんだけど、男の人だから多く払うとかは嫌だから…って言ったら「そんなつもりで払ってたわけじゃないよ、家族とかにプレゼントするときってお金全然惜しくないでしょ？それと一緒で、楽しい時間を過ごさせてもらったお返しで払ってたんだよね　でもこれからは1円たりともぴったりになるように割り勘にしようか（笑）」と冗談も交えながら言っていました　ええ人…

あとは前回の事もあるので、ゆっくり関係性を作っていきたいって話をしたら「それはもちろん！でもお互いのペースそんな変わらなさそうじゃないですか？」等話しつつ、不安だった部分も大丈夫そうです

そのあとは超健全に18時30分に待ち合わせ場所に送ってもらい、帰りました　安心と信頼…！！！！まじのいい人だった
あと帰りながら西陽が強い時があったんですけど、すごくスマートに私の分のサンバイザーまで下げてくれてそういうところが好きなんだよな〜！と思いました

はあ～めっちゃ好きだな～
こっから余談なんですけど、昨日の夜、なんか好きがあふれてどうしようもなくなって、私基本的に自分の伝えたい思いはきちんと伝えないと嫌なんですよ　友達に対しても、家族に対しても　嬉しかったこととか相手の言動で自分がどんな風に嬉しいって思ってるのかとか　きちんと言葉にして伝えたくて　言わないで後悔するのは絶対嫌だからこの部分は私が誰かと人間関係を構築していくうえで譲れない部分なんですね
で、昨日の夜、『「急に何？重た！」って思われるかもしれないけど』っていう前置きをしたうえで『今日も一日ずっとあなたのことが好きでした！ふとした瞬間に好きだなって思って心がぽかぽかになります！私にこんな気持ちをありがとう！〇〇さんのおかげで私毎日元気！』って送り、重たかったら言ってくださいってLINEをしたんですよ
そしたら3分後くらいに電話かかってきて「ごめんなさい、通知欄見てどうしても電話したくなって　全然重たくないです　すごくうれしい　僕もまめさんのこと好きです」って大好きな声でお返事がきました

そのあとLINEで「僕も今日一日ずっと好きでしたよ　明日も明後日もこの先も」って来て好きすぎて体中が粉々になるかと思いました　私は彼のこういうロマンチックなところが本当に好きです

私たちはまだまだこれからで、ここからが始まりだと思うんですけど、自分のことも相手のことも大切にしながら、思いやりながら長く関係を作っていけたらと思っています　本当に好きです
私は私に関わってくれる全ての人に幸せになってほしい　私がたくさんの幸せをもらっている分、私も同じだけの幸せをたくさん返していきたい

恋は盲目っていうし、恋愛感情に支配されることは少し怖いけど、恋のパワーをうまく利用しながら自分の毎日を頑張っていけたらそれはとても素敵なことなんじゃないかと思うのです

こんなこと本人には恥ずかしくて言えないけど、私が好きなものに打ち込んできた日々は今日この日の出会いのためにあったのではないかと割と本気で思っています　こんなこと言ってこの先どうなっていくのかなんてわからないのに、でもこの出会いは今までの私がいろんなことを頑張ってきたすべての集大成なんじゃないかと　だってそうじゃないと色々辻褄が合わないことがたくさんありすぎるんだよね　進撃好きじゃなかったら、アイドル好きじゃなかったら、月一カフェ巡りを始めてなかったら、お化粧品について詳しくなかったら、私が仕事でしんどかったあのとき、あの場所に行ってなかったら　考えるときりがない　
もしかしたら運命って考えるためのこじつけにもとれるかもしれないけど、なんかこう、この短い間でこんなにも気持ちが膨れ上がって、でもただ膨れ上がってるだけじゃなくてある側面ではきちんと冷静でいられてる自分を鑑みるとなんか不思議でね

あとはなんかこう、恋愛における新しい自分との出会いや学びを深めていくフェーズなんだろうなって勝手に思ってる　これからどんな自分と出会えるのか楽しみな部分も大きいです

なんかただのポエムになっちゃったな　ここまで読んでくれてありがとう！！！！！！！今後もどうぞよろしくお願い致します！！！！！！！とにかく、相手を大切にしながら楽しんでいきます！！！！！！！！