目は大事にしましょうという話。

20歳頃だっただろうか。

朝起きたら目に強烈な違和感。

瞬きをすると、何かは分からないが見えにくい。

疲れてるのかなと思ってスルーしていたが、

どうしても違和感が拭えず眼科へ行った。

「あー、水溜まってますね。」

詳しくは覚えてないが、目の奥に水が溜まり、

それにより目が圧迫されることで物が歪んで見えたり暗く見えたりする、

みたいな説明だったと思う。

その時は薬とサプリメントをもらい、1ヶ月程飲み続けた結果、症状は和らいでいった。

しかし26歳頃、この病気が再発。

再発しやすい病気だとは聞いていたので不思議はなかったが、

仕事も忙しく中々眼科に行く時間も取れなかったので、騙し騙し病気と付き合っていた。

しかし30歳を越えた頃、見え方に限界を迎える。

夕方から夜にかけて、右目がほぼ機能していなかった。

これはさすがにまずいと思い、なんとか時間を作って眼科へ。

「どうしてここまで放っておいたの?」

当たり前の結果だった。

「多少視力は下がるかもしれないけど、レーザーで治療した方がいいね。」

レーザー治療なら、仮に視力が下がっても眼鏡やコンタクトで矯正出来るので、

もう一思いにやってくれという気分だった。

しかし、先生から予想外の言葉が飛び出す。

「3日間入院になるけどいいね?」

てっきり日帰りで治療してくれるものだとばかり思っていたので、

突然人生初の入院が決定。笑

ややこしいことは割愛するが、

術後48時間は直射日光禁止になるので入院とのことだった。

まさかここまで大事になるとは…。笑

症状が出始めた頃にきちんと病院へ行けば良かった…。笑

仕事も3日間休まざるを得なくなり、

高額療養費制度があるとはいえ、

国からの給付金はこれで全て吹き飛んでいく。

今までは少し蔑ろにしてきた感はあるが、

やはり健康は大事だと気付いたのであった。

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