シャーペンだけ持っててノートがなかったから買った

銀座に用があって（映画を観る），予定まで時間があったので昼くらいにぶらぶら歩いていたんだけれど，久々の東京と言った感じでとても良かった．人の量は多くはなっていたけれど以前ほどではなかった．でも歩き疲れてどこかで休もうと思ったんだけど，休むにしてもスマホで時間をつぶすのはなぁと思って，詩を書こうと思った，がノートを持ってきていなく仕方なくノートを探すためにまたフラフラ歩いたのだった．

給付金が入ったので，今までほとんどなかった物欲が一気に爆発しており，木軸のシャーペン（工房 楔 のバーズアイメープルという杢目のシャーペン）を手に入れて，本当にお気に入りで，それ専用の筆入れに一本だけ入れて持っていくレベル．木軸は使うごとに使う人に馴染んでいき，とても良い感じに経年劣化していくから本当に良き．というか木でできたものは大体経年劣化していく．ギターもそう．だから長く使ってめっちゃ良いギターにしたい．話がそれた．

ちゃんとしたシャーペンを買ったので，おそらく十年レベルで使える代物だと思っているし，壊れたら修理してもらえる．とても丁寧な作りでペン先が全然ブレなくて重さや重心もちょうどよくずっと触っていたいので，ずっと触っている．

そうそう，それでそのペンだけ持ってきていて肝心のノートを持ってきていなかったんで，Itoyaに寄ってLIFEの無地ノートを購入したんだけれど，このノートも素晴らしくて最高だった．

まず開くとちゃんと見開きで開くようになっている．そして紙の素材が良くて，手触りが最高．ペンを走らせた時に適度な摩擦感があって，ずっと文字を書いていたくなる．色味も完全な白というよりかはクリーム色っていうのも，紙感があって逆に良い．（ちなみに万年筆で書いてみたけど，ちゃんと裏写りはしなくて，とても良い感じに滲んで万年筆の書き味やインクの良さを最大限に発揮するめっちゃ良いノートだった．）

もともと，ノート形式のものではなく，一枚一枚バラで取れる紙を購入する予定だったんだけれど，見た目からすぐ買っちゃった．めっちゃ良い本当に．

カフェだと僕はTULLY'Sが一番好きなので，迷わずTULLY'Sに進み，朝から何も食べていなかったからホットドッグとコーヒーを頼んで，買ったばかりのノートに文字を連ねてた．正直場に酔ってた 笑．でもそれくらいじゃないと良いもの作れない気がするし，現実よりも虚構に生きていたい．ずっと中二病が良いんだ．突然空に手をかざしたりしていたい．それが許されるような人間でずっといたい．

（実はこの他にクロッキー帳を買って少しだけ勉強したりしていたのだけど，ノートが増えすぎていて困っている．紙にもこだわりだしたらまじでキリガナイぞ．僕よ．）