
あなたはなぜプロサッカークラブで働きたいですか?
Jリーグをはじめとするプロサッカークラブで働きたいと考えている人はその業界で働いている身としては嬉しい事に非常に多いです。そしてその現場で働いているとモチベーションを高く保ち、日々精力的に働いている方をたくさんみかけます。その源になっているモチベーションとして、スタッフ一人一人がいろいろな思いを持って仕事に臨んでいることが背景にあります。
ある意味好きな仕事、やりたい仕事をしているのだから当然じゃないかと指摘されるかもしれません。
ただ、プロサッカークラブはクラブだけでは本当に無力な存在です。
社外の人を巻き込んでいく上で、情熱を持ってプロサッカークラブに関わる人を増やしていくことが求められます。
「あなた」の「思い」が「誰か」の「心」を「動かす」
より良いクラブにするために、表現はどうであれプロサッカークラブで働くスタッフにはこの考え方が求められます。
今回はプロサッカークラブで働くための16個の質問を用意しました。
それぞれの質問に正答はありません。
本当にあなたが、Jリーグのチームで働きたいと思っているのか、
それに相応しい努力をしてきたのか考えるヒントとして参考にしてください。
具体的な質問に移る前に、サッカークラブが採用活動を行う上で
下記の観点を大切にしています。
・あなたが「やりたい」こと=夢や想いなどのモチベーション
・あなたが「できる」こと=サッカークラブの新しいチカラ
プロサッカークラブがあなたを雇うことで得る事ができるメリットを判断しています。
その中で、上記の2項目は車の両輪のようにどちらかだけではダメです。
2つがバランスよく存在していることが大切です。バランスが悪いと右や左に傾きます。
また、一見すると車輪が大きければ大きいほど良いように見えますが、大きな車輪ばかり集まっても小回りがきかないときもあるので小さな車輪のような人も組織には必要です。
もちろん大きな車輪、小さな車輪が同じ方向に進めば良いのですが、ハンドルとなる経営層がきちんと制御できなければ意味もありません。
みんなが同じ方向に進むようにハンドリングするためにクラブの方針を掲げる事が経営者に求められることです。
そしてクラブの方針に合う人を採用する事も経営者の仕事のひとつです。
求人に応募される際は、あなたがやりたい事が、クラブの考えにあっているかは事前に確認するべきです。
入社してから方針が合わないと双方にとって残念なことになりますので。
【プロサッカークラブで働くための16個の質問】
★今後3年間くらいで、あなたがこのクラブでやりたいことについて
1)我が社に入社したら何をしたいですか?
例:試合前の選手紹介をプロジェクションマッピングを使いピッチで表現したい
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