noteが続くマイルール:「駄作」を恐れない。巨匠漫画家の実例に学ぶ。
あーあ、昨日は仕事で、嫌なことがあったよ。
まあ解決はできてるんだけどね。
ただ、ひと晩寝て起きても、どうにも気分の悪さが抜けない・・・。
「こういった、へこんでる時は、ちょっとnoteを書く気分にもならないなぁ。」
そこで、ふと気づいたこと。
そういえば昨日の「ネタ切れ対策」投稿で、そういう視点が欠けてたな・・・
「書かなくちゃって気持ちはあるんだけど、なんか乗らない」
「そもそも、書きたくない。でも投稿記録が途絶えるのがやだな」
「書かなきゃという気持ちはあるんだけど、なんか気が重い・・・」
・・・などなど、って気分の時、あるよね。
じゃあ、今日はそこんとこを補足しようかな。
ま、私の場合ってことで。今回はまず1つ。
今回の結論・・・駄作回を恐れない。
毎回、傑作を生み出そうとするから、辛い。
駄作回でも、どんどん出してしまおう、ってわけだ。
前回の投稿でも書いたけど、
「何がウケるか分からない」からね。
「反響が薄かったらどうしよう」とか、
「イメージダウンになるんじゃないかな」とか、
よけいなことを、あれこれ考えない。
それ結局、全部、自分の勝手な思い込みとか、感情だから。
・・・まあ「自分をよく見せたい」って欲求は、大抵の人にはあるからね。
無理もないんだけどさ。
でも、毎日の現実生活が全てバラ色だなんて、ありっこないでしょ、冷静に。
背伸びしたがるクセは、とっぱらった方がいいよ。
ある漫画家さんの例
ちなみに、その世界では神様とまで言われた巨匠漫画家も、そうだったらしいよ。
驚異的なくらい多作な人だったけど、全部が全部、最高傑作じゃない。
有名な作品の数って、全作品数と比べれば、割合的に、ほんのわずかなんだよね。
ご自身でも、自分の作品を3種類に分けていたらしい。
「人気作」「そこそこ知られている作品」「全く無名の作品」と。
無名の作品ってのは、実験作や、模索期・迷走期の作品。
そういうのが意外なくらい、多かったそうだよ。
当然、好不調の波や、スランプもあったらしい。
ヒットが生まれずライバルを意識して、柄にもない異色の作品を出した、なんて時も。(自他ともに不評だったらしい)
経済的に大変で、普通の人なら、創作なんてとてもできないような状況の時も。
でも、内容はともあれ、その人、とにかくキャリアが途切れた時期がない。
(体調不良による入院とかは例外として。)
常に何かを創出し続けているんだよね。
そして、ここが面白いとこなんだけど。
最高傑作を生み出した時期って、どん底の逆境下なんだよね。
この法則性は、不思議と、他の作家や創作業に関わる人たちにも、当てはまることが多い。
で、さらに私がさらに考えること。
それは、
ヒット作の陰に隠れてる、いわゆる「売れない作品」たちが、実は大ヒットの原動力というか、下地になってるんじゃないか、ってこと。
私の勝手な仮説だけどね。
無数の試行錯誤で自分の思考を整理する。実験する。そしまた失敗する。
それを繰り返す。
「それらがあってこそ、今がある」
「無数の駄作があったからこそ、その後のヒットがあった」
って、考えちゃうんだけどね、私は。
まあ都合のいい後付けの考え方だと言われてしまえばそれまでだが。
まとめ
だからさ、どんどん出しちゃえば、いいんだと思うよ。何でも。
例えば、愚痴とか不満だらけの内容とかね。
いや、口に出したら周囲に迷惑かもしれないけどさ。
文章にするくらいなら人畜無害でしょ。
だって、イヤなら読まなきゃいいだけ、スルーすりゃあいいだけなんだから。
一緒の沼にひきずりこまれない限りは、意外と、さらっと読めたりできるよ。
あと、「全くウケなさそう」な内容。
「これはわざわざ人に言うほどのことじゃないわな」って内容。
いやいや、それこそ、出してみなきゃわからない。
読んでみて明らかに支離滅裂なのは、文章として問題かもしれないけど。
そこそこ、よく分からないところがある、ってくらいなら、いいんじゃないかな。
中には、「あ、それなー」って共感してもらえる人だっているかも。
今までと違うタイプのフォロワーさんたちと、繋がっていける可能性もある。
ちなみに私も、過去の下書きを見て、
「これ、何が言いたくて書いたんだっけ?」ってのがある。
でも一応、ストックしておくんだよね。
そんなガラクタというか端切れのような素材でも、「ガラクタ箱」として下書きをストックしておくと、あとあと、何かに使えるものだよ。
最初うんざりでも、書いてるうち、まとめてるうちに、なんとなーく元気を取り戻してくる、ってこともある。
人の評価を恐れずに、まずは駄作でも1本ちゃんと仕上げてみよう。
(これまた、ある大ヒットロボットアニメの監督さんが言ってたこと。
「動け!」って、作品のキャラも本人も、叫んでる、あの人ね笑。
あの人のこと、思い出すだけで元気出てくるんだなあ、なぜか。
苦労人だし。
まあ、それはまた別の記事で。)
2024.9.12
余談。
・・・最初、「書きたくない」とか言ってながら、この文章量。
なんだ、結局、書いとるやんけ・・・・笑