まちと人のエネルギーをいっぱい吸い込んでこれたよ。(ぼっち旅)
今日のぼっち旅は、往復800キロ。日帰りです。ふー。
今日も、初訪問のまちに行ってみました。
先週行ってきたところに、そこそこ近いまち。
でも、その様子は、似ているようで随分異なる。
今回は、これといった目標となる行き先とか施設は、特になくって。
テキトーに、車で、街の中をちょこまか、ぐるぐる。
パックマンのように、縦横にあちこち走り回ってる。
「何がおもしろいの、それ?」と思われるかも。
まあ無理もないよね。
自分としても、方向感覚をつかみたいとか、掘り出し物の名所を発掘したいとか。
目的があるような、ないような。
なんでもない理由で走り続けてる。
確かに、テキトーといえばテキトーだ。
でも、楽しい。
これといった珍しいものでなくても、楽しい。
まちに溶け込んでいく感覚が好きなんだ。
本当は、夕暮れ時とか、しみじみできる時間を味わいたいんだけどね。
今回は時間の都合で断念。
明日は仕事なんで帰路と休養の時間を考えたら、昼すぎには出発せねば。
住むところ
今回のまちは、なんとなく下町風。
こっちの地方の大都市近郊は、結構そういう風景が多い。
なるほど、ここが好きな人たちの気持ち、わかるな。
私も、下町とか好きなので。
でも、古びた街並みばかりでもない。
大きな複合商業施設もある。
有名な外資系の食料量販店もあったなぁ。
とにかく、町に活気がとにかくある。よそよそしくない。
住んでて楽しそうだな、って印象。
工場、まちに漂うものづくりの気配
世界的に有名な家電メーカーの拠点工場があった。
通りかかった程度だけど。
他にも、メーカー系の工場は、あちこちにある。
商業とものづくりが絶妙のバランスで混在。共存しているのが、このまちの特徴。
アクティブな市民性で知られる町だが、ものづくりとか料理をはじめ、職人芸的なこだわりが強そう。
いいなぁ。私もコツコツ何かを作るのは好きな、一本気タイプだから。
あるデイサービスの小柄な事務所に、素敵なウォールアートがあった。
ああ、素敵だ!
久々に、またちょっと、絵を描こうかな、って気持ちがうずきだす。
そういえば、日本海側のあるまちも、もっと小規模だが、こんな雰囲気だった。
またそこは、全く毛色の違うまちなんだけど。
日本人って、やはりものづくりがとても似合う。性に合ってると思う。
公共施設、家族、こどもたち
私自身、こどもに関わる仕事をずっとやってきてる。今もだ。
だから、公共施設を見ると、つい自分の住むまちのそれと比べたりする。
ご年配の方々が、まちのあちこちで、ゲートボールを楽しんでる。
日曜ということもあって、さながら、ちょっとした大会のようだった。
人生、楽しんでいるんだな。いいなぁ。
自分の親も、このくらい健康でアクティブなら、もっと人生楽しいのに。
家族づれが多い。
みんな、なんだか楽しそう。とにかく、それが第一印象。
親子。そして孫と祖父母のような方々を、何組も見かけたけど。
幸せな家族の姿が垣間見える。
もちろん、当人たちは日々すったもんだなんだろうけど。
他人の私が他人事のようにいうのもなんだが、微笑ましく、そして幸せそうだ。
どんな生活の困難も乗り越えていけるであろう、家族というものの持つ温かみ。
見ているこちらまで、なんだか気持ちがほっこり、ほぐれてくる。
そしてなんだか、懐かしい気持ちすら感じてしまう。
初めて出会うまち、初めて出会う、見知らぬ人たちなのに。
ちなみに、こういう姿を見ておくのって、特に私のような仕事の場合、大事だ。
あんまり休日に仕事のことは思い出したくないんだけどね、ホントは。
でも、いつも出会う人たちの、もう一つの顔というか側面が肌感覚でわかるからね。明日からの仕事にも、また新鮮な気持ちで向き合える。
そうだ、この感覚、今思い出した!
あの、何十年も続いてる日曜夕方の国民的アニメ2本。
あの雰囲気だ。
なんで、すぐに気づかなかったんだろう?
3世代の人たちが共に住む、温かみ。
やっぱりいいよね。日本人だからかな。違うかな?
だからあのアニメも、いまだに人気が根強いんだろうな。
まさに、「ザ・日本の家族」、って感じ。
まあアメリカにもあるけどね、どんぐり目のキャラたちの、ああいうアニメ。
日本と全然違うんだけど、なんか、似ているところもあるよね。
なんだか、話がそれちゃったけど。
まとめ
といっても、全然、まとまってないんだけど。いつものごとく。
今回も、充実した時間を、ゆったり過ごせた。
帰ってきてからは忙しくなっちゃうけど、それを差し引いても、やはりこういうぼっち旅はいいな。つくづく思う。
人によっちゃ、カメラや、スケッチブックなんかも持ち出すのかもしれない。
私はめんどくさがりなので、まだその心境には至らないけど。
でも、これからどう変わるかは、わからない。
往復800キロでも、世界の広さを感じる体験は、十分に得られる。
実際に来てみて、その地に足を下ろすってのが、大事だね。つくづく思うよ。
2024.9.30
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