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【仕事】フレッシュ・アイ

慣れない講師仕事で疲れたのと、仕事やnoteで文字打ちすぎ・スマホ触りすぎて指と腕に痛みがあるので、ちょっと軽めの記事にします。

新鮮な目で見てもらう

今日も会社のアカデミアで講師をしていたのですが、どのように講義やワークショップを進めているのかを見たいということでオブザーバーの方が何名か入ってくれていました。
実際の講義を受ける人ではない、オブザーブだけの人がいると、自分の言動や行動が逐一見られているようで、ちょっと緊張します。

講義も無事終わりました。
私は講義が終わる度にすぐに反省会をして次の講義のカイゼンポイントなどを一緒にサブで入ってくれている他の講師とともに行います。
今回、オブザーバーに入ってもらっていた方にも反省会に出てもらいました。

いつものメンバーでもそれなりに課題が出て、次回に繋げるアクションを決めていくことはできるのですが、オブザーバーの方からもフィードバックやアイディアを伺ったのですが、思った以上に良い気づきと提案をもらうことができました。

おそらくいつものメンバーで反省会をしていても出ない切り口と観点であり、たまには新鮮な目(フレッシュ・アイ)で見てもらうことが必要だなと感じました。

転職してきた人たちのフレッシュ・アイ

このフレッシュ・アイという言葉、自分で使っておいてなんですが、別の機会にも聞いたことがあるなと思いました。

それは転職組でうちの会社の上位マネジャーとして入ってきたときに、彼らは会社の中で起きていることなどを見回って、中に居る人では気づけない新鮮な観点(フレッシュ・アイ)で、会社の問題点やその問題点に対して新しく来た人ならどう解決に取り組むか?をまとめてさらに彼らの上位職にレポートをするようなことをしていました。

長年同じ所にいると、どうしても新しい気づきや学びというものを得にくくなります。問題が起きていてもそれが常態化していると、それを問題とは感じにくくなります。

そんなときに、外から濁っていない目で、率直に会社や組織の問題点を見いだし、改善点を打ち出すというタイミングはとても大事な機会だなと思います。

そしてそのフレッシュ・アイはほんの少しの時期しか発動できません。
結局、中の人として時間を過ごしてくると、元々から中に居た人と同じように目に映る物に新鮮味がなくなり、濁ってきてしまいます。

フレッシュなうちに話を聞こう

もし自分の周りに、異動や転職してきた人がいたら、是非とも目が濁らないフレッシュ・アイのうちに、忖度無く問題点や改善点を聞いてみるとよいでしょう。

きっとこれまで意識もしていなかった角度で指摘をしてくれると思います。
新鮮な指摘であればあるほど、実は痛いところを突かれています。これまで何とか見逃そうと思っていたところを切り開こうとしてくるわけなので、正直気持ちが良いものではないかもしれません。

しかし、カイゼンできる機会やタイミングは重要です。しかもそれが本質的であればあるほど価値が高いです。

耳を塞ぎたくなることもあるかもしれませんが、フレッシュ・アイによってもたらされる問題の突破口を「宝」だと感謝し、真摯に受け止めていきましょう。

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