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組織・マネジメント

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仕事でも仕事以外でも、組織改革、組織課題、マネジメント関連をまとめていきます
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#仕事

【仕事】データ整理と分析の威力

最初はライトに、そして徐々に仕組み化していく。 最初の頃はExcelでもよい私のチームではあることを社内の部署やチーム向けに支援をしていますが、その内容や状況(継続しているか中止しているかなど)を顧客管理のように整理しています。これは実績がチームの成果になるためまとめているのですが、最初の頃は件数も少なく、Excelでとりあえずまとめておく感じでした。 数も少なくアクセス頻度も少ないものをデータベース化したり、情報を可視化するためにダッシュボードにしたりするのは逆にコスト

【仕事】適度に忙しい方が良い

暇だと嬉しいですか?僕は忙しい方が好きです(できればほどほどで)… あまり忙しいという言葉を使うのは良くないなと思いつつ、本気でやることが多すぎて私自身はどうにかなりそうです(笑)。 まあ、これも修行かもしれません。これまで後ろ盾があってハイコンテキストなレベルで概ねオールOK!のような立場だったのが、ローコンテクストできっちり説明してロジックも組まないと対話をしてもらえないような状況となっただけで… その分調べたり議論したりちゃんとドキュメント揃えたりという旧来の日本

【仕事】言われたまま素直に聞くと危ないときもある

最近痛感させられました。 4月に異動してようやく上位にある方針や戦略と自分たちのミッションとの関係性が自分で構造化したり言語化できるようになってきました。 ともかく一つの罠としては「やるのはこういうものだから」「上の方針は気にせず、この目標を達成しよう!」という上の方の話で聞いたものを信じて進めていたところです。 もちろんずっとそう言ってくれる人が守ってくれるのなら問題ありません。 大変なのはその人がいなくなり、別の人が自分たちの上司になったときです。 新しくきた上司

【仕事】分かりやすいものをやるべきか?

今色々悩んでいるところです。 自分の今やっている仕事は、これまでのように直接事業貢献するようなプロジェクトテーマやそれを支援する立場というところより、長期的に会社を良くしてサスティナブルな経営に繋げていくところになっています。 しかしこれを短期で経営陣に分かりやすいもので成果を見せることはなかなか難ししく、かつ中長期でも事業貢献という切り口で示すにも直接的な利益で表現しにくいのでいくらロジックを積み上げてもピンときてもらえません。 作っている私本人たちからしても、利益ま

【仕事】自分は「自分以外」にはなれない

最近、ダメな方向に自分が行ってましたね… 全てを答えられるようになりたかったここ最近、マネジメントになってこれまで把握しきれてなかったことを何とか把握できるように色々情報収集していました。 情報収集していくと今やっている内容や設定されている目標について「それはなんでそうなったか?」「そもそもそれはどういう経緯で出てきたか?」など過去の検討結果が気になってきます。 最新の決まった状態だけではなく、それが前はどうなっていて、どういう検討を経て今の施策や目標値になっているのか

【仕事】どこまで仕事は見せるべきか

本来は任せたいところですが… マイクロマネジメントしたいわけじゃない最近マネジャーになって思うのですが、マイクロマネジメントをしたいわけじゃないんです。なので組織アジャイルのスクラムでタスクボードを使ってチームマネジメントとしてそれぞれがタスクをちゃんとマネージできるようにはしたわけなんです。 しかしまだまだ慣れていない間はみんなタスクを更新しません。何を持って完了であるか?も言語化がされていなかったりします。といってもこれはいきなりできるものではなく、常にやって見せ、言

【仕事・マネジメント】吸収する側・される側

どっちにいても大変ですよね… 4月に大きく体制が変わって、その後3ヶ月を使って色々整理が進んだようで、7月の第一四半期が終わった節目で組織体制も変わりました。 色々ここでは書けないこともありますが、私が居た組織はある組織に吸収(統合)されることになったわけです。 しかし吸収する側もされる側もなかなか大変ですよね… 予算管理どうするか?元々予算に紐付けている部門IDなどどうするのか? 吸収する側はされる側の業務を全把握 いろんな定例や会議の枠があるけど、どうするのか

【仕事・アジャイル】小さな成功から仕事は楽しくなる

小さくても、少しでも、成果を出して前に進むと楽しくなる。 自己肯定感とメタ認知こんな記事を読みました。 書かれていることは以前からよく知っていることですが、端的にまとめてあって改めて気づかされました。大きな事をするための小さな積み重ね、そしてそれをできるようにする2つの能力、それが「自己肯定感」と「メタ認知」です。 私は昔から比較的、自己肯定感が低いタイプでした。 人と自分を比較していかに自分の方が有能であることを示せるかという気持ちがありました。ただ、そこを頑張っても

【仕事】勉強することは業務内か業務外が

これに決着が着くことはなさそうですが… シンアジャイベントでちょっと話題になった先日書いたシンアジャイベントの最終日に小泉さん・佐々木さんの社内勉強会についての発表時にDiscordで少し盛り上がったのは「仕事に使いそうな勉強は、業務内か業務外か?」でした。 アジャイルだけではないですが、社内勉強会や社内コミュニティイベントなどを実施する場合、それが運営主催者側にしても参加する側にしても、それを業務時間の中としてカウントするのか否かというものです。 ありがちなのは、業務

【仕事】人事情報はセンシティブ?

そう言われ続けて何も考えず取り扱い注意なんですが、果たしてそうなのか? いつもギリギリの人事発表3月ともなると4月からの次の年度に向けて、組織変更や人事異動がバタバタと始まります。トップ層が一番先にあり、徐々にその下の階層やポジションが明らかになってきますが、担当レベルの末端となると1〜2週間前だったりする場合もあります。 そもそもトップレベルでも3月に入ってからとなると、個人的にはなかなか遅い要にも感じられ、ちゃんと引き継がれるのか?4月からロケットスタートできるような

【アジャイル】「見える化」が結構難しい

タスクを洗い出し、見える化するのが得意でない人は多い。 アジャイルの基本、見える化アジャイルに仕事を進める場合、まずやるべきは「見える化」です。 (アジャイルに限らず、仕事を見える化する必要があるとは思いますが…) アジャイルのスクラムガイドを見ても、スクラムの原則として出てくる「透明性」「検査」「適応」のうち、「透明性」が真っ先に必要で重要です。 「透明性」とは「見える化」されていることであり、見える化されていなければどのようなタスクがあるか?そのタスクがどういう状態で

【仕事・アジャイル】「むきなおる」勇気

なかなか決められた目標や計画は変えられないものです。 見込みの薄いプロジェクト私の部署で支援していたプロジェクトがあったのですが、色々と仮説構築検証をしてニーズはありそうだったのですが、より安価な代替品もあり、またその領域を実際シェアが取れたとしてもかなり事業規模が小さいことがわかったため、コストやパワーをかけてもあまり筋が良くないという見解になりました。 実際のプロジェクトの担当者もその内容には納得し、検討をクローズする方向で調整をしていたようですが、その担当者の直属の

【仕事・マネジメント】対話とは?

ただ、お喋りするだけが対話ではない。 対話とは新しい関係性をつくること最近読んでいる本があります。(まだ読了できてない…) 一緒にアジャイル活動している市谷さんから読んでおくと良いですとおすすめいただいた本です。 アジャイルの価値観の中でも「対話」を重視するとあり、一緒に仕事をするメンバーとはもちろんのこと、マネジャーや周りの関係者とは対話することによって調整をしたり交渉をしたりと、仕事や物事を進めていく上では必須です。 この本に「対話」とはどういうことか、を以下のよう

【マネジメント】ポジティブな旅立ち

メンバー自ら見つけたキャリアをマネジメントは応援すべき。 いきなり知るメンバーの異動数年前に私はマネジャーをしている時期があったのですが、突然自分の組織のメンバーが異動になることがありました(仮にそのメンバーをAさんとします)。これは私のいる会社で、社内で公募を出し、それに応募して面接を経て合格すると元々の組織の意思に関係なく異動が可能になる制度があり、Aさんはその制度を使って異動することになりました。 この制度は条件が合えば上司が知らないところで応募可能で、異動が決まれ