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#1 フリーランスが持続化給付金を受け取るためにしておくこと・4/30改

みなさん、こんにちは!
フリーランスで映像制作をしておりますJoと申します。☺️
コロナの影響により多くの個人事業主が打撃を受けているようですが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
かくいう僕も3、4月に予定していたイベントや舞台の撮影・編集のお仕事がすべて飛んでしまいました。
ただいま絶賛ニート中です。🙋🏻‍♂️
そんな個人事業主にとって頼みの綱である持続化給付金について、今わかっていることをお伝えします!
申請開始は5月上旬からですが、あらかじめ必要なものを用意しておくと申請がスムーズに行えると思います。
特に『確定申告書の控え』が手元にない場合は税務署に再発行をお願いしなければなりません。
入手するのに最短で7日ほどかかるようなので、あとから慌てないよう今のうちに準備しておきましょう!

■持続化給付金とは

経済産業省が創設した給付金制度です。
事業継続のために幅広く使え、返済の必要もありません。
フリーランスの場合、最大100万円もらえる可能性があります。

■誰が、いくらもらえるのか

確定申告を青色申告でしていたか、白色申告の場合でしていたかによって計算方法が変わります。
▶︎青色申告の場合
前年同月比で50%以上の売上げ減がある方が対象となります。
また、おいくら万円もらえるかは経済産業省から計算方法が発表されています。

【2019年の総売上(事業収入)】−【前年同月比▲50%月の売上げ × 12ヶ月】

わかりやすく図解すると以下のようになります。

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上記の場合、140万円となるので上限の100万円が満額もらえます。
また、半減した月が複数ある場合はどの月を採用して計算しても良いのですが、場合によっては損してしまうこともあるので気をつけましょう!
上記の場合、2月分を採用してしまうと20万円しか貰えないことになってしまいます。
また、法人の場合は上限200万円なので4月分を採用したほうがお得です。(フリーランス場合はどのみち上限100万円なので関係ありませんが)

▶︎白色申告の場合
2019年度の総売上を12で割り、平均月収を算出します。
平均月収に対して半減していれば対象となります。
下記の場合平均月収41.6万円なので該当するのは4月のみとなります。
青色申告の場合と比べると同じ収入状況でも該当要件が狭まりそうですね。

持続化給付金00


【計算の際注意すべきこと】
総売上というのは昨年事業で得られた収入を合算したものです。
経費を差し引いた"所得"ではないので注意しましょう。
また、昨年途中まで会社員をやっていた方などの場合、会社員時代の給料(給与所得)は含めません。
事業の収入のみで計算します。
月の売上げも経費を引く前の金額で計算します。
フリーランスの場合、仕事を行った日やその報酬の請求日、実際に支払われる月が違ってくるので"月の売上げ"というのをどうやって計算するのか判然としないかと思いますが、会計上は明確な基準があります。
原則として、"売上げ"はそのお仕事が完了した日付で計算します。
撮影などの現場仕事の場合はその現場があった日、編集などのお仕事の場合は納品日が"売上げ発生日"となります。
実際に入金があった月ではないので、その点注意しましょう。

■申請に必要な5つのアイテム

①住所の分かる身分証明書(免許証など)
②2019年度の確定申告書の控え
③青色申告決算書の控え(白色の場合は収支内訳書の控え)
④減収を証明するもの(帳簿など)
⑤通帳のコピー(振込先の確認に使います)

②『確定申告書の控え』と③『青色申告決算書の控え』は確定申告の際にもらう書類です。
もし貰い忘れていたり、なくしてしまった場合は税務署に開示請求の手続きをしなくてはなりません。
再発行には通常1ヶ月ほどかかるとのことですが、持続化給付金申請の方には可能な限り速やかに発行してくれるとのこと。
最短7日間程度で発行してもらえます。
僕も先日手続きしてまいりましたので、開示請求の手続きの注意点を次のnoteにまとめたいと思います!

④の『減収を証明するもの』についてですが、減収となった月の売上台帳のコピーなどがあれば大丈夫です。
経産省のHPには『帳簿の形式は問いません』とありますが、これはようするに白色申告の方などで帳簿をきちんと付けていなかった場合への救済策かと思われます。
今からでも収入をまとめて、売上げとその発生日、取り引き先名をしっかり書いておけば問題なさそうです。

■いつもらえるのか

5月1日から申請受付が開始され、通常2週間程度で着金するとのこと。
お役所仕事はたいがい時間がかかるものなのですが、今回は事情もあってか非常にスピーディー。
ありがたい限りですね。

【その他留意事項】
・コロナの影響を受けて困っているものの、昨年開業したばかりで計算式上は該当にならない場合。
⇨特殊なケースにも対応できるよう検討中と、経産省のHPに明記されています。期待して続報を待ちましょう。

■おわりに

コロナの影響により多くのフリーランサーが厳しい状況にあるかと思います。
が、ピンチはチャンスです。
僕もニートだからといって家でゴロゴロしているわけではありません。😳
利用できる制度はしっかりと利用しつつ、アフターコロナの時代に大きく飛躍できるようこの自粛期間を活かしてこつこつと準備をしていきたいと思います!
コロナに負けず、頑張っていきましょう🙋🏻‍♂️

以下個人的に好きなYouTuberさんです。
持続化給付金についてもわかりやすく説明してくれているのでご参考までに。



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