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人体の作画【目の構造について】

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人間の目の構造についてまとめています。

目の構造

人間の目はカメラに例えると次のような構造になっています。

・角膜:フィルター
・虹彩:しぼり(光量の調節)
・水晶体:レンズ

また、虹彩によって囲まれた孔(あな)を瞳孔といいます。

目の構造_構造

目を簡単に表すと、お椀がかぶさった「すり鉢」のような構造です。

目の構造_すり鉢 1

瞳孔には「奥行き」がある

 目はすり鉢状になっているため、瞳孔(鉢の底)には奥行きがあります。そのため、目に角度がついても、瞳孔(水晶体)の位置はあまり変化しません。

 このことを意識すると、角度が付いたときでも目線を合わせることができます。下の図の右例でいうと、上は目線がちぐはぐでどこを見てるかわかりにくいと思います。これはこちらからみて左の目の瞳孔の位置が左に寄りすぎており、奥行きを感じにくいためです。「目はすり鉢状」であることを意識して、左目の瞳孔を顔の中心側に寄せたのが下の目です。目線が合い、ちゃんとこちらを見ていることがわかると思います。

目の構造_目の奥行き

参考:ダテナオト, 弐藤潔著,「イラスト解体新書」

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