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50Mhz LOOPアンテナ 2

前回の50Mhzカップラ続き nanoVNAの実力は?
手の届かない給電部の状態も見てみよう

50MhzSingleQuadをタワーに設置するのに、実は
適当な長さのループ+チューナーでお終いの予定
だったが、しばらくいろいろ試してみる事にした

リメイクしたものの使いまわしの50Mhzカップラ
果たしてチューニング範囲に入るのか?
適当な長さ7.1m(2mx2+1.45mx2+0.1mx2)の給電部
の状態を見たくて河原の駐車場で車の上にセット

バラン入れて、今までの定番MFJ-259Bで見てみた
f=47.5Mhz R=22Ω jx=0 だったので
このループの共振周波数は 47.5Mhzと判断
真打nanoVNAでも見てみた。 なるほど同じよう
MFJ-259Bより直接表示されるので分かり易い

MFJ-259で給電部の状態確認
黄色S11SWR  緑S11スミスチャート

でも何かおかしい? jxが-は分かったRが低い?
この後チューナ接続するが思うように下がらない
ここでトラブルもあり一旦家に引き上げて思案。
撮った写真を眺めながら ハタ! と気が付いた
何も考えずバランとMFJ259Bを接続してる同軸
Qマッチになってないか??

という事で出直し時はバランも無しのループの
両端見てみました。同じくMFJ-259BとnanoVNA
f=46.8Mhz  R=55Ω jX=77 jx=0になる処ない
何処にいるんだ? NanoVNAで見てみると

X=0が見つからない

50.3Mhzマーカ R=118Ω 59.6pF 右下です
それっぽい アンテナを上まで上げてみよう

アンテナ上まで上げてnanoVNAで見てみた
手の届かない処を見れる
nanoVNAならでは

R=105Ω 51.1pF チョット変わった。地上高?
ではバラン入れてみよう

バラン追加

50.3Mhzマーカ R=70.3Ω 52.4pF 
上げてみよう  下の写真

バラン入れて上げてみた

さあどうしようか? 寒波襲来で寒くなってきた
カップラとLOOPを直接つないで確認までしよう
50.3Mhzマーカ R=60.0Ω 31.3nH  上げて最後

カップラ入れて上げてみた

50.3Mhzマーカ R=51.3Ω 12.4nH SWR=1.08
上げてチューニング範囲入ってきたが見直し必要
帰ってから最終構成を、写真見ながら考えよう。

今日のテストはここまで
nanoVNAの威力は抜群! 見やすい!
だが老化で記憶できないので写真とるものの
反射で上手く取れない。セーブできたかな?

おまけ
nanoVNA S11のキャリブレーションはケーブル
の先SMA-NRで取ってます。 NRが校正面
OPEN/SHORT/LOAD NPのキットを利用
NanoVNAの使い方は、仲間内からも
リクエストが多いので順次別途UPします

nanoVNA S11校正面は
ケーブル先のSMA-NR
キット左HP 右アンリツ

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