IC9700 1200M QRHドリフト3
追記 IC9700は手元から離れたが製作したOCXOを
使ったテストデータ頂いた。古いアナログ機でFT8
できるのだろうか? など補足
OCXOの周波数調整で 0.01Hz まで追い込んでも
経年変化や環境変化で1/100Hz台は容易に動く
何をOCXOに求めるかによるが、QRHであれば
周波数がずれても変動に関しては同じ。
1Hzずれれば1200Mhzでの表示は概ね100Hz
FT8であれば100Hz分右か左にずれて見えるだけ
何なら設定周波数を100Hzずらせば良い。
製作したOCXOを使って貴重なレポートを頂いた
電源投入1時間程度でほぼ安定し、エージング開始
3Hzずれた処から徐々に動いて10日程経過
部屋のエアコンを入れたまま恒温槽状態の部屋に
テスト環境を置いてみた 周波数カウンターが
10,000,000.0Hzを表示して3日経過した
IC9700に外部基準接続、ダミーをつないで出力を
80%、10%に設定し、送信しながらQRH具合確認
IC9700背面ファン後ろに同サイズのファンを増設
常時ゆるゆると回しているとの事
2台目のリグ+別PCでモニターしながら外部基準
でQRHが発生しにくくなる事を確認
特に10%位に設定すると、ほとんど動かない
古いアナログ機、FT8使用時のQRHは大丈夫?
自分はTS-790GとIC-970という30年以上前のリグ
Icomはオプションだった高安定水晶を装着
Kenwoodは他機種のTCXOを実装してFT8で使用中
1日400~500Hzは動きますが、電源投入直後に
急激に動いた後はゆっく~りとしか動かないので
5分10分の短時間でみると殆ど動かない
安定後上下数10Hzで動くので基準信号を出して
定期的にダイヤル動かして周波数補正してます
TS-790Gは20Hz,IC-970は10HzStepでしか補正
できないのは、FT8ならではの悩み。(笑)
家に居る時はGPS基準があるので良いが移動時
など基準が無い上に、IC910というアナログ機
幸い箱根とか富士山であれば2エリアの伊勢
ビーコンが見えます。 山の上に設置されて
いるので環境変化あるだろうが常時運用なので
短期的には安定してる筈。2エリアの協力を
得てJTDXのワイドビューで見たのがこちら
縦線が同じ処に見えるようにダイヤルを調整
していれば自分のQRH分を補正できますね。
伊勢ビーコンの見える2エリアでは周波数の
羅針盤として有効な方法ですね。
自分の家では基準信号並みに安定したノイズ!
ノイズでも安定してれば、大切な信号源
今回はここまで。