ランゲ1(外し編)
ランゲ1についての所感、第二弾である。
先週購入したランゲ1。買うかどうか、非常に悩んでいた時にその背中を押してくれたのが、友人との会話だった。
友人曰く「ストリートっぽいファッションにこそ、ドレスタイプの時計を合わせていくのがかっこいい」と。この言葉に、なるほどと膝を打った。
そもそもの前提の話しで、腕時計でもカジュアルなものからドレッシーなものまで幅広く種類がある。
カジュアルな時計は砕けた服装でも合わせられるような、デザイン性が高く、ベルトもステンレス製のものも多い。
一方で、ドレスタイプはどちらかというと、スーツなどに合わせる時計である。デザイン性は低く、シンプルで革製のベルトも多い。
話は変わって、私が周りの人を見ていて、いつも”惜しい”と思うファッションがある。筋トレによって肥大させた身体にピチッとしたシャツを着ている人である。その肥大した筋肉を見せたいために、洋服のサイジングが損なわれてしまうのは、非常に惜しい。
その肥大した筋肉を洋服で隠してこそが趣だろうと。この「外し」が良いんじゃないかと。
話は戻って、ランゲ1はドレス性の高いデザインであるが、カジュアルの服装に振り切って「外し」に行くのは中々、粋ではないかと、そう思った。
なんだか、「そんなことか」というこだわりに聞こえるかもしれないが、無償にそれがやってみたくなり、購入に踏み切ったというのもひとつある。
ランゲ1のベゼルはピンクゴールドであり、一般的に普及しているステンレスのものと比べると傷がつきやすい。しかし、傷がつきやすいからと使用頻度を落として、丁寧に扱うよりも、ガシガシに使い倒したランゲ1をオーバーサイズのTシャツに合わせて着けるのがかっこいいんじゃないかと。
そんなことを思った。
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