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アップルビジョンプロ

・エアーポッツのゴムの部分を
買い替えなきゃいけなくなって、
Apple Storeに行きました。

目的の所用はすぐに終わり、帰ろうとしたところ、
スタッフの方が、
アップルビジョンプロ試していかれませんか?と。
待ち時間もないというのでそのお誘いに乗ることに。
地下の部屋に案内され、担当スタッフが付く。
端末の取り付け説明に始まり、操作方法、
コンテンツを実際に流してみる。と、
30分の商品説明のプレゼンテーションを受けた。

まず、頭を半分覆うあの端末を取り付けると、
アップルビジョンプロ越しに、目の前に
iPhoneのホーム画面のようなアプリのアイコンが
浮かび上がる。
それに視線を合わせると、アイコンが反応する。
で、人差し指と親指でつまむジェスチャーをとると、
そのアイコンが開くという仕様。
この時点で凄い。手には何も装着してないのに。

次に、写真アイコンを開く。
ふつうにiPhoneで撮影をした写真や動画が
いくつも並んでいる。
その中から、写真を開いてみると、
目の前の視界に写真の世界が広がる。
もっと圧巻だったのが、動画。
動画を再生すると、
再生してる動画の中にまるで自分がいるような空間が
臨場的に再現される。
この時は、アメリカのありふれた過程で、
こどもの誕生日を祝って、ケーキのロウソクを
消すという動画だったのだけれど、
この臨場感なら、これだけで泣ける。

一通り、コンテンツの試供を終えて思ったのは
音楽のライブイベントやスポーツ観戦なんかの
ライブエンターテイメントは
このアップルビジョンプロで
ますます盛り上がりそうな気配である。
今、ぼくは宇多田ヒカルの全国ツアーの争奪戦に
参加して、抽選チケットを申し込んでいるけど、
アップルビジョンプロがあれば、
自宅でライブ中継の観戦で充分じゃん。
と、なりそうな臨場感と迫力だった。

今はヘルメットみたいな端末が約60万円だけど、
早くて5年後には、もっとスマートになって、
10万円台くらいにまで価格が落ちて、
もっと端末が普及したら、仮想現実での生活が
日常の何割かを占めるような
そんな未来世界になるのだろうかね。

それにしても、
著しいテクノロジーの発達がある一方で、
ずっと、アナログなままなものもあるよなあ。
雨の日の傘とか、おむつ替えとか。

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