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「こんな感じの男の人」と「こんな感じの女の人」の互換装置

・これまであまり共感されてこなかった持論がある。
話すよりも書く方が説明ができそうだから、
その持論をここに書いてみる。

人の見た目の話です。ルックスです。
異性の友達に、女の子紹介してよ、とか、
男の子紹介してよ、とかってやりとり、
そこかしこで、よくあるじゃないですか。
わかりやすいのは、
合コンのセッティングの場面とかを
想像してもらえればと良いと思うんですけど。
で、「めっちゃ可愛い子たち揃えたから」とか、
「イケメン連れてくから」とかいって。
実際、会ってみると、「あれ?」みたいなシーン。
こういうのは、あるあるだと思うんですけど。
そんな時に、みな、口を衝いて出るのが、
「男が言うイケメンと、女が思うイケメンは違う」
みたいな。逆もしかりでね。こんなやりとりって、
たぶん、古今東西、古から今にいたるまで、
何回も繰り返されてきたことだと思うんだけど。

男ウケとか、女ウケって、その判断基準は
なかなか難しいもので。
特に自分的にはその人は良いルックスだと思ってても
「異性目線」で考えたときに、
果たして、かっこいいのか?可愛いのか?というのは
割り切って考えないといけない感じすらある。
でも、そんなあやふやなもの自信を持てないよねえ?
自分はその友人のことをイケメンと思ってなくても、
多くの女子が言うから、
「あれがイケメンなんだな」なんてことすらある。
でも、これってどうしても感覚的なことで。
可愛いだのイケメンだのの判断は
やっぱり直感的なものだから、
それを割り切って、あの人は女ウケとか男ウケって、
そのサンプルが多いわけでもないから、
イマイチ掴みどころがないんだよね。

で、ここからがわたしの持論なんですけど、
「こんな感じの人」が女の人からどう思われてるか
というのは、その人を男バージョンに互換できれば
なんとなく直感的な部分でわかり易いと思うんです。
で、その「互換フィルター」みたいなものは、
実はこの世の中に存在していて。
それが「広告」なんです。
どういうことかというと、
とある公共空間に広告ポスターが貼られてるとする。
そこに写ってるのは、芸能人ではないモデル。
そして、男女2人。この2人のそれぞれが
「こんな感じの女の人」の男の人バージョンは
「こんな感じの男の人」という互換関係にある。
広告というのは、
その広告を届けたい「ターゲット」が存在している。
広告ポスターのモデルは、
その「ターゲット」の「イメージ」だ。
となると、そこに写ってる男女は、
「同じ感じの男性と女性」というわけ。
で、この広告作成にいたっては、
男性だけが作ってるわけでもなく女性だけでもない。
多くの男女が制作に関わって、男から見たイメージと
女から見たイメージが統一されているはず。
だから、そんな広告ポスターを見て、
この女の人可愛いなと思ったら、
「そんな感じの女性」の男バージョンは、
その隣に写ってる男性モデルのような人なんです。

この話について共感してもらえないのは、
上手く説明ができていないからか。

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