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子育てはだれも一様にして同じ生活

・テレビにいつも写ってる
小さい頃から知ってるあのタレントも、
世界の大舞台で活躍するあのスポーツ選手も、
1万人の大観衆を虜にして歌い上げるあの歌手も、
名作と呼ばれる作品に出続ける憧れのあの女優も、
漫才大会で優勝して一世を風靡したあの芸人も、
おしゃれな服を着ておしゃれなカフェで
優雅な昼下がりを過ごしてそうなあのモデルも、
西麻布や三宿界隈で飲み歩いてそうなあの俳優も、
朝の満員電車とは無縁で、
運転手付きの車で移動してそうなあのキャスターも、
「こどもが産まれました」となると、
とたんに生活が想像できてしまうのだ。

終わらない夜泣きや、
せっかく作っても食べてくれない食事、
おもちゃが散らかっていっこうに片付かない部屋、
食べこぼしでシミだらけになるこども服、
何千回何万回と繰り返すおむつ替え、
思っとおりにいかない寝かしつけ、
お菓子ばっかりで心配になる食生活、
何にも言うことを聞いてくれないイヤイヤ期、
武蔵小杉のグランツーや、後楽園のあそぼーの、
横浜アンパンマンミュージアムに、
上野動物園、東京ディズニーランド。

どんなに華やかな表舞台で活躍していようが、
高級な住宅に住んでいようが、
すごい良い洋を身に纏っていようが、
すごい立派だろうが、
家に帰って子育てとなれば一様にして同じ生活。

デジタルや文明がいくら発達しても
こどもを育てることはずっと原始的なこと。

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