jmsy

涼しき場所で光合成していたい🥀

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最近の記事

___Ep10.アクセサリーを大事にしたら少しだけ生活が変わった

今、私の手元にはいくつかのアクセサリーがある。 大学生の頃から人並みにアクセサリーは購入していたが、 ここ最近で手に入れたものたちは、これまでのものとどこか思い入れが違う。 店舗で買うにしてもネットで買うにしても、どんな服装やシーンで使うのか、本当に自分に似合うのか、何より自分が本当に付けたいと感じているのか、悩みに悩んで購入を決めたものたちである。 「じゃあ、これまでのものはテキトーに買ったの?」 悲しいけど、もしかしたらそうかもしれない。。 私はここでようやく気づ

    • ___Ep9.パンプス生活からの解放

      会社を辞めて変わったことはいろいろあるけど、『服装』はそのうちの一つ。 ❝会社っぽい服❞、つまりオフィスカジュアルをまったく買わなくなった。 今思えば、「あ~これなら仕事に着ていけそうかも」という基準で服選びをしていたようだ。 中でも変わって一番うれしいのが、足元。 会社員時代はおそらく、スニーカー禁止!というわけではなかったのかもしれないが、たいていの女性社員がパンプスを履いていたので、自分も無理をして合わせていた。 ヒールはなるべく低いものにしていたのだが、それ

      • ___Ep8.なにもしたくない気持ちをエッセイにしてもいいかい

        静かな寝室で一人スマホをいじる私の耳に届いた 『お風呂が沸きました』 お風呂が沸いたんだよ だから入らなきゃいけない、 それだけなのに。 今日の私の頭の中はグルグル、グルグル 今さら変えられないことや 若い気持ちが混ざり混ざる 昔よく私を褒めてくれたあの人に ふと会いたくなったりしている その人の過去の発言を見て やっぱりどこか自分に似ているような気がした なにもしたくない無気力さを その人に打ち明けたくなったりもした 実は、文章も浮かばないなぁって今日は、

        • ___Ep7.『花嫁からの手紙』は感動的じゃなくてもいい

          私は結婚式で、涙が一滴も流れない『花嫁からの手紙』を読みました。 涙涙の手紙と期待されても困るので、冒頭にそう入れておきました。 詳しい内容は割愛しますが、簡単に書くと、 ・自分の家庭は単身赴任だったもので、昔から自分の中で『将来できれば避けて通りたい出来事ランキング』の上位に❝単身赴任❞という4文字がランクインしていた。 ・私はまだまだ道に迷いながら人生を歩いているところなので、カッコいいセリフはまだ言えない。人より時間はかかるけどいつか立派に、いや、いい感じになっ

        ___Ep10.アクセサリーを大事にしたら少しだけ生活が変わった

          ___Ep6.どうやら私は何にでもなれるらしい

          手に職がある人のことを、私は羨ましく思う。 そんな私は文系出身で、ズバ抜けた特技や資格は何も持っていない。 生まれ変わったら、何とかして理系脳になれないものかとすら考えてしまう。 でもある時、知人から思いもよらない言葉を耳にしたのである。 その知人はシステムエンジニアとして何不自由なく働いていた。 フレックスも在宅勤務も可能で、柔軟な働き方。 どこの会社に行っても必要とされるポジションだろうし、未来も安定だろう。 住む世界が違いすぎて比べるにも至らないのだが、私からし

          ___Ep6.どうやら私は何にでもなれるらしい

          ___Ep5.無職だけど、次はどこ行こうってワクワクしてるの

          今日の空は雨模様。日本には台風が接近しているようだ。 私は雨より晴れが好きなタイプだけど、 会社を辞めた今、特別な用事以外は天気に合わせて予定を組めるので 正直そこまで気がかりではなくなった。 なんなら、晴れていると 「外に出ないともったいない。日光を浴びなくては。」 と思ってしまうタイプなので、 むしろ雨で外がどんより暗いと、❝家の中に引きこもっていてもいい理由❞ のような気がしてしまって、少しホッとしていることに気づいた。 無職になった今、お金を稼げていないことへ

          ___Ep5.無職だけど、次はどこ行こうってワクワクしてるの

          ___Ep4.生きていたいと思うことは時に少し厄介だ

          平日の昼間、マンションの共用スペースでシャボン玉をする親子。 コンビニへ向かう私の足元にも、そのシャボン玉が流れてきた。 普段から通る道が、少しだけドラマチックになったようだった。 しかし一方で、その光景を羨ましく思ってしまった自分もいた。 昔からシャボン玉が大好きだった私は、幼い頃よく実家のベランダからシャボン玉を吹いていた。 家の前の道を通る人たちがシャボン玉に気づいて、 「あっシャボン玉だ~!どこから来たのかな?」 と言ったところでしゃがんで隠れるという、地味

          ___Ep4.生きていたいと思うことは時に少し厄介だ

          ___Ep3.真夏のパピコ物語

          27歳が終わる年の夏 無職のわたし 外は快晴だった。 昨日の晩になんとか気力を振り絞ってつくった大量のカレーの残りを食べたあと、 そのまま一人布団へ向かい、絵に描いたように昼寝をしていた。 気づけば時刻は17時前。 「もうすぐ働く人たちが帰りだす時間じゃないか。。」 普段なら、こんな時間から絶対に外に出たりしない。ましてや、スッピン。 でもこの日は、どうしてもこの青空の下に出ないともったいない気がした。 会社帰りのサラリーマンやOLには遭遇したくないので、

          ___Ep3.真夏のパピコ物語

          ___Ep2.ポエマー女、初めてのひとりツインナイト

          コロナ禍のとある連休。 友人と遠出をする予定だったがそれが難しくなってしまい、 私は一人、ホテルステイをすることに決めた。 宿泊したのは、名古屋駅から歩いて数分の素敵なホテル。 部屋が広いという理由だけで、おひとりさまだけど贅沢にもツインルームを選択した。 言っておくが、私はお金持ちでもなんでもない。ただの平凡な、いや、それ以下の社会人である。 そんな事は自分が一番分かっているが、この日はとにかく一人でのんびり過ごしたかった。 た、たまには背伸びしたって、いいだろ、、

          ___Ep2.ポエマー女、初めてのひとりツインナイト

          ___Ep1.やりきれない日常を過ごす女がウェディングフォトを撮ってみた

          私のやりきれない日常 言葉ではどうにも表しきれないような胸のモヤモヤ。 私は常にこれを抱えて日々を生きている。 会社へ行く朝、清々しい晴れた気持ちで体を起こした事は一度もない。 学生の頃から、アルバイトなど『働く』ことが苦手だった。 人と話すのが嫌いとかじゃない。 『職場』という環境に身を置くと、必要以上に萎縮してしまうのだ。 身なりや言葉遣い、社会人としての最低限のマナーを守れるのは当然だし、 人と関わって生活をしていくうえで必須だ。 でも、そこまで自分を、個

          ___Ep1.やりきれない日常を過ごす女がウェディングフォトを撮ってみた